今日からいよいよ11月。
これからしばらくは工作もクリスマスバージョンの出番です。
まず最初は、11月14日に海老名市内の小学校でのふれあい教室と翌週も別の小学校のもちっこ広場での工作教室。
*公立の小学校でも、もはや日本の現状ではクリスマスは宗教行事ではない・・・という考え方のようでサンタクロース工作もOKです。
しかし、そうは言っても、個々の家庭によっては、クリスマス、サンタクロースは一切ダメという家庭もあるから、工作もクリスマス物一辺倒ではなく、いろいろなデザインの中にクリスマスバージョンもあるというかたちにして、子どもたちが自分で選択できる方式にして欲しいという要請をされています。
そこで、今日は紙皿の3Dフレーム・クリスマスバージョンをお届けします。
①まず18センチの紙皿を2枚用意して、そのうち1枚に下の写真のように、丸でも、四角でも好きなように穴をあけます。
*穴のサイズは自由に、丸く切るときには、100円ショップ、ホームセンターなどで手に入る円カッターを使います。
②画用紙に描かれたサンタクロースなどの絵に色を塗ります。
③色を塗ったあとは各パーツを切り抜きますが、そのときの注意点は、絵の輪郭線ギリギリで切り抜かず、1~2ミリの余白をとって切り抜きます。
*その理由は、ひとつには子どもや介護施設などのお年寄りにも切りやすいということ。
もうひとつの理由は、背景などに色を塗ったり絵を描いたりした場合に白いラインが背景の色とサンタを分割して中心の人や物が目立ちやすくなるという、色彩学上のセパレーションの効果となります。
④切り抜いたパーツはフレームのどこに貼っても構いません。
各パーツの裏側に、それぞれに合った大きさ・厚さの発泡スチロールを貼り付けて立体にします。
*発泡スチロールがないときは、冷蔵庫やテレビなどを買い、そのパッキング材を・・・・というのは冗談で、魚屋さん、スーパーの魚売り場で訊くと無料でくれます。
接着剤によっては、発泡スチロールを溶かしてしまうものがありますから、発泡スチロール用を使いますが、乾くのに少し時間がかかるが木工用ボンドも使えます。
⑤ 最後にフレームの紙皿を重ねて出来上がりです。
*発泡スチロール用の接着剤は、紙同士の接着もできます。
裏側に吊り下げようの紐などを付ける場合も同じ接着剤でOKです。
●クリスマスバージョン・その他のデザイン
◎クリスマスバージョン以外の作品をご覧になりたい方は、本家おもしろ工作ランド➞おもしろ工作展示室➞紙皿の立体フレームをご覧ください。
http://mo-3.sakura.ne.jp/