この季節は晩秋なのか、初冬なのか、暖かい日と寒い日が入り混じっていて、今日は何を着て出かけたらいいのか迷います。
ところで、 英語で秋というとオータムとフォールという表現があるというが、その使い分けは・・・・?
暖かさより寒さが強くなってきた晩秋のことをオータムと言うんだ。
どうして?
昔から♫オータム コタム 山から小僧が飛んできた・・・♫ とわらべ歌でも言っているじゃあないか。
冗談はそれくらいにして、小雨の降る寒い昨日は小学校のふれあい教室でクリスマス工作の第一弾を行ってきました。
1・2・3年生の低学年クラスの親子50名、4・5・6年生の高学年クラスの親子28名プラス幼児数名・・・。
それぞれ80分の中で仕上げ、工作教室は午前中で終るが、実はこの半日のための準備に 楽屋?ではその4倍くらいの時間がかかっている。
材料の紙皿に丸い窓を開ける・糸を通す穴を開けておく・カットする位置の線を記入する・発泡スチロールの板を手ごろなサイズにカットしておく・・・・などなど、私の工作は市販のキットではないから、その都度参加者の人数に合わせて素材の加工をしなければならない。
それらの作業も参加者たちにさせれば・・・・というご意見もあるが、それが出来ない理由がある。
●その一番の理由は、その準備作業までさせていると時間が足りなくなる。
●カッター、千枚通しなどの道具を人数分揃えなければならない。
●怪我の危険性がある。
*小学校ではカッターナイフを使っていないので、子どもたちはカッターの使い方を知らず、黙ってみていると、カッターの背のほうで紙を切ろうとして、刃の側に指を当てていてびっくりさせられるなど、危険だけではなくカッターの扱い方から教えている時間はない。
また工作教室は、学校だけではなく企業のイベントとしてもしばしば行われ、その会場でもし子どもに怪我などをさせようものなら・・・。
実際に怪我をさせたことはないが、接着剤のニオイが健康によくないのでは、とクレームがついたことがあった。
こういうクレームは、指導をしている私のところに来るのではなく、必ずクライアントのところに行く。
クレーマーの告げ口が恐いのではなく、クライアントの企業に迷惑をかけてしまうことがあってはならないというのが私の基本的な姿勢である。
・・・・などなどの理由で、やはり下準備に時間をかける。
で、ふれあい教室での様子はどうだったかと言えば、子どもたちからは参考に見せた他の工作も「みな作りたい」、子どもと一緒に童心に帰って久々に工作を作ってみたお父さんお母さん方からも「家に帰ってからまた家族で作ってみたい」「家の中にある材料で作れるのが楽しい」「アイデア次第でおもしろい工作が簡単に出来て発想がおもしろい」などなどの声をいただきました。
こうしてクリスマス中心の工作教室は大大好評でしたが、工作教室の終った後は、次回以降の工作教室に備えて身体のメンテナンスのために整骨院に直行。
19日(木)・コミセン講座「おとなのための工作教室」
21日(土)・別の小学校での工作教室と作品の展示
25日(水)・はまぎん子ども宇宙科学館で、幼稚園の先生方の工作研修
29日(日)・下北沢のボーイスカウトが私の菜園にやって来て、里芋と長芋の収穫体験
そして12月6日(日)は地域のコミセンまつりでワークショップ
・・・と予定が続き、その準備中の楽屋(仕事部屋は)どれがどこの材料だか・・・混乱の中で作業をしていて、眠れぬ夜が続いています。
*但したっぷり昼寝をしていますが。
◎宇都宮市でもオピニオンリーダー会のお姉さま方がこのクリスマス工作を指導してくださるようです。