「もーさんのことだから、きっと何かがあるはずだよと家族で火であぶってみたり、水につけてみたりしたのですが、あれはどうすれば絵が出てくるのですか?」
一通り電話の用件が終わった後でTさんはこう切り出した。
「・・・・?」
と言われても話が読めない。
詳しく聞いてみると、私からTさん宛てに出した年賀状の裏面が白紙だったようだが、もーさんのことだから、単なるミスではなく何か仕掛けがあるに相違ないと深読みをしてくれたようだったが、ただのプリントミスの賀状がTさんのところに届いてしまったようだ。
← 何か仕掛けのある絵ではなく、単なる白紙ですからここはクリックをしてサイズを大きくしても何も出てきません。
いや、たまたまTさんは電話でその旨を伝えてくれたが、プリントミスの賀状が一枚だけだったという保障はない。
電話をする機会もないままに、私のジョークだと思って白紙の賀状を見つめて考え込んでしまっている人が他にもいるのかも知れない。