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もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

ミニクラス会・関東支部

2018年02月11日 | 展覧会


 ここ3年ほど、2月中旬にはある絵画展に出品している高校時代の同級生Aさんが、その展覧会に合わせて東京に来るのを機会に、町田市のSさん、草加市のKさん、それに海老名市の私と合計4人が集まるのが恒例化して、ミニクラス会になってきた。

 しかし、好事魔多しとでもいうのか、その直前になって草加のKさんの御亭主が突然亡くなり、昨日は出席できなくなったが・・・

 ともあれ、今年も展覧会を見た後はどこかで食事でもしながら話に花をさけせようと、本郷3丁目にある江戸時代からの金魚屋さんに併設された「金魚坂」で食事とおしゃべりをすることになった。



ところで、金魚坂の金魚の方はというと冬場ということもあって、期待をしていたほどの数も居なかったが、おもしろかったのは夢中になって*ポイを操る小学生の女の子の様子・・・
*ポイ・・・丸い輪に薄い紙を貼った金魚すくいの道具。

            
  
ポイの紙が破れて、3分の1くらいになっても黙々と金魚をすくいあげ、手元の容器に金魚がいっぱいになると、新しい容器に取り換え、金魚の入った容器を足元に並べるさまは、まるでパチンコ屋で足元にドル箱を積み上げてパチンコを打っているオヤジの姿に似ていた。
        
 
そのあとさらに、東京らしいところは近くにないかと尋ねるから、金魚坂からほど近い東大の赤門の話をすると、そこに行ってみたいということになった。

東大のキャンパスは元加賀藩、前田家の下屋敷の跡で、将軍家の姫君を迎えた大名家では門を朱色に塗るという習わしにしたがって、建てられた門なのです。
             
 この赤門まで来ると、ちょっと構内も散歩を・・・と言うことになり、安田講堂、三四郎池などなどを散策。

            

 東大を後に「本郷もかねやすまでが江戸の内」と川柳にうたわれたウンチクなどをたれながら再び本郷3丁目の地下鉄の駅をに向かう。          現存するかねやすビルに記されたプレート

 今日は良く歩いた。
 家に帰りついたときは万歩計は1万6千歩を示していて、フクラハギが痛い!


キラキラアートで遊ぼ!

2017年12月16日 | 展覧会

「キラキラアートで遊ぼ!」というのは、この12月3日(日)に近所のコミセンまつりのワークショップのタイトルである。
    
写真ではこのキラキラ感を充分に味わっていただけないのは残念だが、一応写真をクリックして大きなサイズでご覧いただきたい。

 このキラキラ感のアイデアはすでにこの夏には一応出来ていて、海老名市の文化会館での私のミニ展覧会で作品の展示だけはしていたのだが、作り方の公開、またワークショップは行わなかった。

 というのも、この時点ではキラキラアートの色材と接着剤の使い方に難点があって、子どもに出来る工作ではなかった。

 その作り方に改良の工夫を凝らし、11月になってようやくアイデアが完成し、毎年地元の小学校から依頼されている親子での工作教室で初公開。

 作り方の簡略化とその完成度には自信はあったが、私の感性が子どもたちにウケるかどうかの心配はあった。

        

結果、子どもたちのみならず、父母、あるいは同伴のお年寄りも笑顔で下さっている様子に、かってガチャポンのカプセルで作る小鳥のアイデアがやはり小学生から、かなりの年配者にまで人気になったときの記憶がよみがえってきた。

           ガチャポンバード 
これならいける・・・という確かな手ごたえに、それまで何をしようかと迷っていた12月のコミセンまつりでのワークショップの迷いは吹っ切れて、ここでもキラキラアート作りと決まった。
 コミセンまつりへの参加は今年で4度目だが、ここは少し参加者の年齢が高く、小学生高学年から中学生、大人も私と同年代の60~70歳台となる。

       
 会議用の長机2台に8脚の席はすぐ埋まり、空き席待ちが続く人気ぶり。
 お昼時間になって少し客足の減ったところで「午後は1時15分から始めます」と書いた札をテーブルに貼って、休憩室で弁当を食べて戻ってみると、何と息子の家族が来ていて、時間前にワークショップを再開していてくれていて・・・・

  ワークショップの手伝いにやって来てくれた息子の家族と。
この日用意をしていた50人分の材料が切れかかっていた。

 急きょ家に戻って追加の20人分ほどの材料整えて会場に復帰。
     
 
追加の材料がなくなるころ、コミセンまつりの終了時間になった。
 営業?時間中はハイテンションになっているからもっているが、終了時間ともなって緊張の糸が緩むと、もうアキマヘン、家に帰るとドット疲れが出てバタンQだが、息子の家族はやはり若いだけあって、それから家族で買い物に出かけて行った。

            
 このキラキラアートの作り方の紹介もせねばならないが、このブログをアップしたあと、毎年恒例の年賀状用の木版を彫らねばならず(これから彫りはじめて間に合うのかナ・・・と不安ながら
)、キラキラアートの作り方投稿は年明けになりそうです。 


スマホ

2017年12月06日 | 展覧会


 スマホってすごいね。

 ワンタッチで自分の住んでいるところの、今日一日の天気も気温も判っちゃうし、歩いた距離や歩数までわかっちゃうんだヨ。
 その上写真も撮れるってんだから、あとは電話とメールが出来れば最高なんだけどね・・・。

 先月息子が相談があると我が家に来て、中学生になった孫がいつまでもキッズ携帯というわけにもいかないので、この際、G-3、BA-3(爺さん、婆さん)も含めて5台まとめて家族割引で購入したいと言ってきた。

 私がこれまでガラケイにこだわってきたのには、スマホに切り替えることで通信費がかさみそうなことと、進化した機器に自分の頭が対応できるのかという不安があると告げると、息子はこれからの電話代はすべて俺が持つし、俺と同じ機種にすれば使い方は教える・・・と言ってくれた。

 ありがたい話で、断る理由はない。
 そんな経緯があって、私の携帯も周囲より遅れてスマホに代わったが、使い慣れたガラケイとは大きく形式も異なるので、電話一つとってもなかなか思うようにはいかない。

 例えば、ガラケイの場合はそれまでの固定式の電話の受話器に似た形態をしていたから、相手の音声を聞く部分を耳元に持って行くという基本動作に違和感はなかったが、スマホの場合は電話がかかって来ても、つい画面を見つめてしまっていて相手の声が聞こえない。

 電話の向こうで息子が大声で「スマホを耳にあてて・・・」と叫んでいる・・・万事このありさまで、なかなか新しい文明に慣れるには苦労が付きまとい、これまで通りに電話とメールという基本操作に慣れるにはまだまだ半月やそこらはかかりそうだ。



夏野菜から秋冬野菜

2017年10月14日 | 展覧会

 家庭菜園の景色も、今は夏野菜が終わり秋冬野菜へと衣替えの季節で、これと言った収穫物はなくなったが、今年の夏もキュウリの収穫量は半端ではなかった。

 こ
の上下の写真も、特に多く収穫した日の写真ではなく、ほぼ連日この状態だった。
  
 
では、苗を植える数を減らせば・・・と言うことになるが、昨年3株の植え付けでやはり多すぎたので、今年は2株に減らしたのに・・・
 では、1株にしたらと思われるであろうが、1株だけでは、その1株が不調で枯れてしまったらと思うと、やはり保険的にもう1株植えておかないと・・・と言うことで連日このありさまだった。

 しかし、好調なのはスイカとキュウリだけで、私の大好きなトマトは不順な天候のせいか、キュウリの数に比べてごらんのように少なかった。
*スイカは小玉だが、1株から16個を収穫し、どれも甘くておいしかった。

 季節の変わり目を迎え、まずは秋冬野菜の代表的な大根のタネを蒔くことにした。
 青首大根に加えて聖護院大根、さらに昔は神奈川の特産であった三浦大根のタネも蒔いてみた。


 さらに、小ぶりな丸大根だが、中国大根の紅心大根
 紅心大根を薄くスライスして甘酢漬けにしたものは、お正月の餅疲れをした胃袋には欠かせない。


 そして、2種の辛み大根
 これは、ソバの薬味としてワサビに代えて使うもので、もちろん私も使うが最近になってソバ打ちを始めた二人の友達へのプレゼント用だ。

 こうして、タネの他に白菜、キャベツ、ブロッコリーの苗も植えて、畑の景色は一変した。


   
 そんなほとんど収穫物のないときの菜園の副産物に長芋のムカゴがある。
 このムカゴは、関東地方ではそのまま茹でるだけで、オヤツ代わりにつまむか、ムカゴご飯として食べていたが、信州出身の野良友が「私たちはゴマ味噌和えで食べていましたよ」と教えてくれて、さっそく真似てみた。

 炊きたての新米のご飯の上にのせて食するムカゴのゴマ味噌和えは格別の美味だった。


つい、うかうかと2ヵ月が・・・

2017年08月11日 | 展覧会

「ゴトー孟ミニ作品展」会場風景

 いやいやいやいや、ついうかうかとしている間に、「ひとりごと」の更新は早くも60日という日々が過ぎ去ってしまっていました。

 もーさんはすでに他界をしてしまっているのでは・・・とお線香をあげてくださった皆さんごめんなさい。
 
 これは私の臨終の姿ではなく、疲労のあまり、不覚にもつい居眠りをした姿を撮られてしまったときのものです。

 言い訳がましいというより、言い訳そのものですが、毎年夏休み期間は忙しいのですが、今年の夏の日程の早いところは5月からワークショップの依頼が入り、予約のほとんど7月に集中してしまっていました。

 私の工作教室はキットを使用するのではなく、材料はすべて私が用意をするために、一日の工作教室に要する材料の準備と加工には2~3日、数が多いと4日かかることもあります。
*材料の加工というのは、紙皿、紙コップなどに千枚通し、キリなどで穴を開けたり、カッターを使用してカットする部分はあらかじめ私が作業をしておきます。
 その理由は、①ケガの危険性がある。②道具を人数分用意しなければならない。③その作業の分だけ当日の作業時間を省略できる。
 したがって、1日の参加者が80名を超えるイベントはお引き受けをしないことにしています。
 
  所沢市(埼玉県)でのワークショップ

 それでも紙コップ、紙皿、洗濯バサミなどのように買ってこれる材料はまだいいのですが、空き箱、コーヒーミルクなどのポーション、缶飲料のプルタブ、食パンのクロージャー、アイスのスプーンなどなどの素材は日ごろから集めておかねばならない。

 これらのガラクタは宇宙船作りには欠かせないパーツになります。 

 で、7月の日程はというと、すでに6月の末から月末に海老名市の文化会館で開催「ゴトー孟・ミニ作品展」の準備に入っていて、それに加えてまずは夏休みとは関係はないが、7月10日に東京都内で複数の幼稚園と学童保育を運営している目黒区内の会社から先生方の研修を依頼され、そこでの講演の原稿書きと実習内容の組み立てなどが始まる。

 そのあとは23日から嵐の夏休み期間に入り、初っ端は所沢(埼玉県)で美魔女たちの運営するアート集団「でこぼこの実」が主催するもーさんと遊ぼうというイベント企画。
 トンボ返りで海老名に帰り、明くる24日は朝から海老名市文化会館で始まる作品展の飾りつけ25日と26日は海老名市内の二つの小学校で工作教室、そして作品展の最終29日は午前と午後の2回・宇宙船作りのワークショップ。
  所沢のこどもたち
 それらの参加者数の合計は260名となって、個人商店の私にとってはキャパシティーの限界を越えている。
 前述のように、材料の準備に追われ、睡眠不足と精神的には半ばパニック状態に近い。

  一日が終わって「でこぼこの実」のスタッフと記念撮影

 冒頭の居眠りの写真は、所沢でのワークショップを終え、展示の恐竜他の作品を帰りの車に積み込んで・・・先ずは初日の大仕事を終えたという気のゆるみによる油断の一瞬でした。

 

  

 いよいよ過密期間の第2弾、今では気楽に「第2弾・・・」なんて言っているが、渦中にいるときにはピリピリと神経が張り詰めてきっと怖い顔をしていたに違いない。
  
 今回の展示は、最終日に宇宙船作りのワークショップもあることから、主催者側からなるべく壁面を飾る作品をという依頼があり、
と段ボール箱の断面の面白さに注目をした段ボールザウルスを中心とした展示をすることにした。

  
 
実をいうと、これらの作品は私が作った物ではなく、3年前から海老名市内で始めたおとなの工作教室の仲間たちの作品である。

 当初は各作品の下に作者の名前だけを書いていたが、今回の展示のタイトルは「ゴトー孟のミニ作品展」となっていることに気が付き、急きょ名札を作り直し、作者の名前の前にゴトー孟とその一味という所属を表記させてもらい、タイトルとの辻褄あわせをした。
            
 
むろん、この段ボールザウルスもステンドグラス風の蝶や鳥たちの作り方・デザインも私のオリジナルで、特殊な道具を使わず・日常の家の中にある材料で・小学生程度の技量があれば作れる・・・という我がB級アートの基本路線に沿った工作である。
                
・・・とここまではまだまだ、ミニ作品展の飾りつけの日までで、話はまだまだ続きますが・・・・・、やはり、次回にとなるとまた遅れてしまいそうなので、ここは多少細部は省いてトントントンと一気に終わらせてしまいましょう。
                
* 

 続いて作品展の飾りつけを終えたあくる25日26日は、市内の小学校でのサマースクール。
 
 ここまでくると、気はかなり楽になる。
 ・・・というのも、工作教室というのはやはり準備期間の方が重要かつ手間がかかるが、準備がすでに終わっているから、あとは消化試合のようなもので、一つ終わるたびに肩の荷をひとつづつ下ろすように気が楽になって来て、子どもたちの前に立つときにはすっかり穏やかな爺さんの顔に戻れていた。
 難なく二つの学校の工作教室を済ませて、再度文化会館の作品展に戻る。
          
 私が会場に居ないときは、一味の仲間?が作品の説明などお客さんの対応をしてくれていて、B級アートは小学生を対象にした工作ではあるが、やはり大人の人の反応もかなりあったようだ。
               
 そして、最終日の宇宙船作りも大盛況のうちに終わりました。

 日を追って気は楽になって行ったが、やはり準備期間の体力的な負担が大きく、体内時計の狂いは10日経ってもまだ戻らず、時差ボケがまだ続いています。