福島県、会津地方頑張れ！

福島県の会津は母の実家や親戚があり、今もおば＆おじ、イトコたちが住んでいます。

福島県は海側の「浜通り」、真ん中の「中通り」、西の「会津」と大きく３つに分かれていますが、同じ「福島県」ということで全域が危険と思う人が多いようですね。

会津地方は今回の原発事故を起こした浜通りから約100km離れています。

にもかかわらず、特定の野菜の出荷停止制限が福島県全域に出されました。
これにより、福島の野菜はすべて危険、という風評被害が起きてしまったのが残念です。

先週、喜多方の叔母と電話で話しましたが、
「もうそろそろ米の苗の準備の時期になるし、野菜の種まきもあるし、どうするのか相当もめてる」とのこと。

そんなことから、出荷停止を受けている各県から「同じ県内でも地方ごとに設定してくれ」と申し入れがあり、それがようやく認められたようですが、最初から地方ごとに細かくやっていれば農家の打撃は最小限に抑えることができたのに、後手後手の対応にガッカリです・・・



農業だけでなく、観光も大打撃で、観光都市でもある会津若松はこの春休みは閑散とし、市内の温泉街もキャンセルが相次いでいます。
原発からは本当に遠いのに・・・

イトコ2人が会津若松市役所に勤めていますが、原発から避難している人たちを市内の施設で受け入れているため市職員たちは非常に忙しいようで、「土日も出勤している」と、会津若松の叔母の談。 本当にお疲れさま。

原発の近くはさすがに難しいかもしれませんが、西の会津地方をはじめ、他にも大丈夫なところが色々ありますので、みなさん、ぜひ福島に出かけて復興に協力してください。



これからの季節で私のイチオシは、
栃木県の鬼怒川から会津若松まで会津西街道を北上するドライブルート。

会津に行く時は、いつもこの道を通っています。
自然の中のドライブは本当に気持ちよく、春は桜や藤などの花々が、秋は見事な紅葉が目を楽しませてくれます。

このルートは電車も通っているので（今はだいぶ本数が制限されているようですが）、
電車の旅もオススメです。

ＧＷの旅行先を考えている方は、ぜひ会津地方も候補に入れてみてくださいね