ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

「世界料理サミット2009東京」取材裏話

2009-02-16 11:44:46 | おいしい食べもん
先週開催された「世界料理サミット」のスウィーツばかりを紹介してきましたが、メインステージのお話を少しだけ書きます。



メインステージでは、8カ国21人の世界のトップシェフが順次その技を披露し、
料理を次々と完成させていきます。

最後に、完成料理が撮影台に持ってこられ、撮影タイムとなるのですが・・・



押し合いへしあい状態で、入り込む隙間もなく、1回で懲りました 

もみくちゃになりながらも、なんとか撮った1枚がコチラ


タスマニア産ペチュナ・オーシャン・トラウトのコンフィ
りんご、大根、わさびのサラダ添え
 

オーストラリアの人気店 「Tetsuya」 の和久田哲也氏の料理です。



フレンチの巨匠 ジョエル・ロブション(このサミットの名誉顧問)は絶対に見ないと!と思い、参加してきましたが、今回のロブションは料理を披露するのではなく、新しい技術「低温濃縮法」を紹介してくれました。



中央がロブション氏、左は真空調理分野の祖ブルーノ・グソー氏

台に並んでいるのは「牛乳」ですが、こうした食品を低温で長時間処理し、どんどんそのエキス分の濃度を高めていくというもの。

実際に、この手法を用いてつくったブイヨン(ティーバッグ方式)が展示エリアの方で紹介されていて、チキン、クラム、海老の3種のテイストを試飲してみましたが、風味が強くで濃厚な味わいでした。

これを使えばすぐに超一流の味が待ちのレストランでも出せるわ、と思いました。

コメント
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