
写真①:草地に降りたクロウタドリ
=フィレンツエ市で、2011年5月24日午前6時35分撮影
世界遺産の旅
〈イタリア・町歩き〉 13
:イタリアの野鳥
イタリアで見た代表的な野鳥は、5月24日にフィレンツエ市で撮影したクロウタドリ(ツグミ科)=写真①=でしょうか。体長28㌢。日本に渡来する冬鳥のツグミ(同科、体長約24㌢)より大きい。ポンペイ市の古代遺跡近くの木の枝にも止まっており、イタリア人女性ガイドのセレーナさんに聞いたら、「ブラックバード」という通称の呼び名で答えが返ってきました。全身黒い体で、嘴は黄色。
「ポンペイ遺跡」にある住宅の壁の穴を〝お宿〟にしたスズメ(ハタオリドリ科)=写真②=は、日本のスズメと似ていました。

写真②:「ポンペイ遺跡」にある住宅の壁の穴をお宿にしたスズメ
=ポンペイ市で、5月26日午前11時35分撮影
ローマ市のホテル近くの上空には5月27日朝、多くのアマツバメ(アマツバメ科、体長約20㌢)=写真③=が飛び回っていました。日本に渡ってくるツバメ(ツバメ科、体長約17㌢)より一周り大きい。

写真③:ホテル近くの上空を飛び回るアマツバメたち
=ローマ市で、5月27日午前6時55分撮影
ベネチア市で5月23日、「サン・マルコ寺院」横の広場の水たまりに降りたセグロカモメ(カモメ科)に似た野鳥=写真④=を撮影しました。セグロカモメの足は赤いのですが、このカモメの足は黄色です。

写真④:「サン・マルコ寺院」横の広場の水たまりに降りたセグロカモメに似たカモメ
=ベネチア市で、5月23日午後1時10分撮影