写真①:唐津街道に明治42年(1909年)に建てられた「追分石」
=福岡県糸島市前原中央3丁目で、2010年9月24日午後零時15分撮影
〈糸島・町歩きスポット〉 5
:追分石
福岡県糸島市の旧「唐津街道」・前原宿の「西構口跡」近くの下町に、「追分石」=写真①=が明治42年(1909年)に建てられています。
交差点の北角で、「左 加布里 道」との案内文字が刻印された石柱です。前原~志摩方面と唐津方面の
唐 津
分岐点にあり、元は道路の反対側に建てられていましたが、自動車が倒すとのことで現在地に移されたという。
この「追分石」の斜め向かい南側道路沿いにあったのが、旅人の通行手形を改める「関番所」=写真②=です。今は跡地に別の建物が建てられていますが、江戸時代には福岡藩が地元採用した役人6名が、交替で勤務していました。
写真②:旅人の通行手形を改める「関番所」の跡地
=糸島市前原中央3丁目で、9月24日午後零時20分撮影