写真①:「金属器と大陸文化の伝来」などの解説パネルや古墳出土品が展示された「企画展」会場
=福津市・「カメリアステージ歴史資料館」で、2018年2月1日午後2時25分・許可を得て撮影
「カメリアステージ歴史資料館」で1日、企画展が開幕しました
『宗像地域の海を越えた交流~弥生時代から古墳時代にかけて~』
福津市津屋崎1丁目の市複合文化センター「カメリアステージ」の歴史資料館で2月1日、平成29年度企画展『宗像地域の海を越えた交流~弥生時代から古墳時代にかけて~』が開幕。入場無料で、26日(月)まで(火曜の6・13・20日は休館)。
この企画展は、「カメリアステージ」1階の「歴史資料館」が弥生時代から古墳時代にかけて福津市と宗像市で出土した、海外との活発な交流をうかがえる考古資料を「通史展示コーナー」付近に展示=写真①=。「金属器と大陸文化の伝来」の解説パネル前の陳列ガラスには、日本列島へ青銅器が伝わった最初期の例で、朝鮮半島で使われた遼寧式銅剣を再加工した銅鑿(どうのみ)・銅鏃(どうぞく)=福津市・「今川遺跡」(弥生時代前期、紀元前3世紀)から出土=が収納展示されています。
また、上空から見た福津市・「勝浦峯ノ畑古墳」(墳長100㍍の前方後円墳。5世紀築造)のイラスト地図入りの解説パネル「対外交流を伝える古墳」前の陳列ガラスでは、副葬品の金銅製の冠帽(かんぼう)や耳飾りが観覧者の目を引いていました。