写真①:宮地浜「夕陽風景時計」そばで「相島」の背後に沈む夕陽を観賞する人たち
=福津市宮司4丁目の「宮地浜」で、2017年2月21日午後6時撮影
〝光の道〟絶景期待の家族連れらで賑わう
宮地浜「夕陽風景時計」前で夕陽観賞
〝光の道〟の夕陽絶景で有名になった福岡県福津市・「宮地嶽神社」参道。その1.4Km突き当たりの同市宮司浜4丁目の海辺に設置された夕陽の沈む方向と時刻が分かる宮地浜「夕陽風景時計」前は2月21日夕、玄界灘に浮かぶ「相島」(新宮町)の背後に沈む夕陽を観賞する家族連れ=写真①=や、撮影のアマチュアカメラマンら約百人で賑わいました。
宮地浜「夕陽風景時計」は、福津市の「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が2014年7月3日、市内外の約2百人から寄せられた1口千円以上の寄付金約40万円で設置。時計版はステンレス製で、縦60㎝、横100㌢。「宮地嶽神社」参道延長線上に合わせて設置されており、縦軸には日没時刻を10分毎に刻み、横軸には方位と水平線に見える「相島」や福岡市の「志賀島」など約150度のパノラマ風景が刻まれています。
時計版によると、「宮地嶽神社」後方の東側から昇る太陽は、昼の時間が最も長い「夏至」の6月21日ごろは福津市・渡半島の背後に沈み、昼の時間が最も短い「冬至」の12月21日ごろは糸島半島の背後に沈みます。2月23日ごろと10月18日ごろの数日は、「宮地嶽神社」参道延長線上の「相島」の背後に沈み、夕陽が参道を黄金色に照らし〝光の道〟が現れることが読み取れます。