写真①:「鍋島家の雛祭り」が開催されている「徴古館」
=佐賀市松原2丁目で、2017年2月15日午前11時50分撮影
「佐賀城下ひなまつり」を楽しみました
2月15日、佐賀市で開催中の「佐賀城下ひなまつり」(3月31日まで)を見物に行ってきました。旧佐賀藩第12代当主・鍋島直映(なおみつ)公が創建した佐賀県初の博物館の「徴古館」=写真①=では、鍋島家伝来のお雛様を飾った「鍋島家の雛祭り」が開かれていますが、館内は撮影禁止なので展示されたお雛様の写真を披露できないのが残念です。
2階建て洋風建築で、漆喰の外壁が煉瓦のタイル張りという大正ロマンの雰囲気を伝える「旧古賀銀行」(両替商の古賀善平氏が明治18年設立、昭和8年解散)では、「日本とヨーロッパのからくり人形展」が開かれており、酒呑童子のからくり人形=写真②=の大きさが目立ちます。
写真②:酒呑童子のからくり人形
=佐賀市柳町の「旧古賀銀行」で撮影
明治17年に建てられた古賀善平氏の和風住宅で、「旧古賀銀行」の隣にある「旧古賀家」では、仏間に飾られたお雛様=写真③=や、佐賀藩の裃の紋様である鍋島小紋のお召し物を着せた雛人形が楽しめる「鍋島小紋のひなまつり」が開催されていました。
写真③:「旧古賀家」の仏間に飾られたお雛様