写真①:大勢の家族客や観光町歩きの人でにぎわうイベント広場
=福津市津屋崎3丁目の「福津市まちおこしセンター」で、2016年4月23日午前10時50分撮影
〈津屋崎千軒よっちゃん祭〉24日まで開催
初日の町歩きグラフ・レポート
福津市の恒例イベント・〈津屋崎千軒よっちゃん祭〉=写真①=が4月23日開幕。午前中、「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の観光ガイド拠点事務所から〈津屋崎千軒通り〉を津屋崎漁港まで歩いて楽しみました。
津屋崎3丁目の「福津市まちおこしセンター」のイベント広場では、市立津屋崎中学校生徒らのブラスバンド演奏=写真②=が、ステージを盛り上げ。
写真②:ブラスバンド演奏を披露する福津市立津屋崎中学校生徒たち
イベント広場前の「しおさい通り」を渡って向かいにある「力丸洋品店」に、抹茶サービスのお店がお目見え=写真③=しており、着物姿の女性に柏餅とよもぎ餅を注文、店内のベンチでおいしくいただきました。
写真③:抹茶サービスのお店に変身した「力丸洋品店」
「力丸洋品店」前の〈津屋崎千軒通り〉近くの家のシャッターや塀などには、津屋崎小学校児童が描いた「波折神社」や「津屋崎漁港」などの絵画が展示されています=写真④=。
写真④:シャッターに展示されている津屋崎小学校児童の絵画
さらに、〈津屋崎千軒通り〉を歩いていくと、左手に元燃料店だった「王丸屋」の2階建て町家がリフォームされ、津屋崎の郷土料理・「だぶ」とおにぎり提供の「みんなの縁側」のお店になっていました=写真⑤=。
写真⑤:津屋崎の郷土料理・「だぶ」とおにぎり提供の「みんなの縁側」
津屋崎4丁目の「豊村酒造」=写真⑥=では、清酒「豊盛」の試飲即売や「豊村酒造百年史」、「山笠の子どもたち」などの写真を展示。
写真⑥:清酒「豊盛」の試飲即売や写真展が開かれている「豊村酒造」
「豊村酒造」隣りの「津屋崎千軒民俗館『藍の家』」では、1階座敷で藍染め作品や日本の和歌集から貝に因んだ藤原定家、西行法師などの名吟を選び、それに相応する小貝36個を箱に入れた貝の標本・「三十六歌仙貝」=写真⑦=、『藍の家』を舞台に撮影されたNHK福岡放送局制作で総合テレビで全国放送された2014年度福岡発地域ドラマ「ここにある幸せ」の主役・松田翔太さんと宮本信子さんの写真が展示されています。
写真⑦:『藍の家』座敷に展示されている藍染め作品や「三十六歌仙貝」(手前)
『藍の家』近くの「瀬戸鮮魚本店」では、おいしいと定評のあるてんぷらを求める人の列が出来ていました=写真⑧=。ふだんは卸販売され地元でも買えないだけに、〈津屋崎千軒よっちゃん祭〉では唯一の〝行列の出来る店〟です。揚げたてのてんぷらを土産に買いたかったのですが、「貝寄せ館」での観光ボランテイアガイド当番の時刻が迫っていたのであきらめました。
写真⑧:〝行列の出来る店〟・「瀬戸鮮魚本店」前でてんぷらを求める人たち
カレーやかるかんが味わえる「波折神社」横の「Café and Galley古小路」=写真⑨=には女性客が訪れていました。
写真⑨:女性客が訪れている「Café and Galley古小路」
〈津屋崎千軒通り〉から津屋崎漁港へ出て、「お魚センターアーケード」へ。獲れたての魚やいか焼などの露店が並び=写真⑩=、そばの駐車場の特設ステージでの楽器演奏を楽しむ家族客の姿も見られました。〈津屋崎千軒よっちゃん祭〉は最終日の24日、午前10時から午後4時まで開催されます。
写真⑩:獲れたての魚やいか焼などの露店が並ぶ「お魚センターアーケード」