写真①:「回遊フットパス・ルート」の案内板
=福津市宮司浜四丁目の国道495号線「宮地浜」交差点横の駐車場で撮影
〈津屋崎千軒・町歩きスポット〉 57
:「夕陽風景時計」―浜山松原―「宮地嶽神社」回遊フットパス
8月10日に開催します
「夕陽風景時計」と「フットパス」夏休み体験講座
福津市津屋崎の町興しボランティア団体「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は8月10日(日)、市内宮地浜設置「夕陽風景時計」と浜山松原―「宮地嶽神社」(歩程約6Km)を回遊するフットパス(風景を楽しみながら歩ける暮らしの小道)=写真①=の夏休み体験講座(雨天決行)を開きます。
宮地浜「夕陽風景時計」=写真②=を発着点として浜山の松原を経て「宮地嶽神社」を回遊するこのフットパスは、海とまちなみ会」が市制施行10周年記念事業として平成26年度市住みよいまちづくり推進企画活動補助金を受け、市都市計画課と共働で開設した福岡県内初のフットパスです。夕陽が沈む方位と時刻、水平線の島々が描かれたパノラマ風景が分かる宮地浜「夕陽風景時計」で、玄界灘に沈む夕陽の素晴らしい海辺から、宮司松原や津屋崎浜、在自・宮司の田畑、里山、宮地嶽神社と門前町などを巡るフットパス・ルートの四季折々の景色の移ろいをお楽しみ下さい。
写真②:宮地浜「夕陽風景時計」の案内板
=福津市宮司浜四丁目の国道495号線「宮地浜」交差点横の駐車場で撮影
夏休み体験講座は参加無料で、宮司地区郷づくり推進協議会(坂根康廣会長)の人たちと小学生以上の子供たち(申し込み先着順定員30人)が午前9時に福津市宮司浜四丁目2の「海の家大阪屋」下の宮地浜「夕陽風景時計」前を出発、講師の土谷光憲氏(福津市「干潟みまもり隊・里山みまもり隊」講師)、藤井えり子氏(「宗像植物友の会」会員)、「海とまちなみの会」ガイドとともに、同11時ごろまで「回遊フットパス・ルート」を歩きます。
宮司地区郷づくり推進協議会では、松原保全部会が「みんなで美しい松原を守っていきましょう」と、毎月第一日曜日の午前8時から1時間、松葉かきや除草、清掃などのボランティアで松原再生・保全活動を続けています。同協議会役員と「津屋崎千軒 海とまちなみの会」は8月9日午後、「回遊フットパス」ルートにある「宮司・浜の松原」の標識を、土地所有者の「宮司生産森林組合」(高田晃組合長)の許可をいただいた松林の入り口=写真③=に立てます。
写真③:「宮司・浜の松原」の標識が立てられる松林の入り口
=福津市宮司浜4丁目で、2014年7月21日撮影
フットパス イギリスを発祥とする“森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くこと【Foot】ができる小径(こみち)【Path】”のこと。日本でも、北海道や東京都町田市などさまざまな地域において、各々の特徴を活かした魅力的なフットパスが整備されてきています。