吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2013年1月26日/〈東京・町歩き〉008・渋谷駅前・ハチ公広場

2013-01-26 05:15:07 | 東京・町歩き

 

写真①:JR山手線「渋谷駅」前の広場に建つ「忠犬ハチ公」の銅像

     =東京都渋谷区で、2013年1月16日午前11時20分撮影

〈東京・町歩きスポット〉 8 

:渋谷駅前・ハチ公広場

 1月16日午前、東京都渋谷区神南1丁目の「たばこと塩の博物館」を見学後、江東区白河1丁目にある「深川江戸資料館」に向かうため、渋谷区のJR山手線「渋谷駅」へ行きました。「渋谷駅」前広場の隅に建つ「忠犬ハチ公」の銅像=写真①=に久しぶりに対面。死去した飼い主の帰りを同駅前で待ち続けたという「ハチ公」を見て、懐かしさを感じました。

 読売新聞西部本社勤務時代の2004年9月17,18日夜、古代の迎賓館だった福岡市中央区・福岡城址内の「鴻臚館」跡で、本社と福岡市、NHKなどと組織した実行委員会が主催した伎楽、能・狂言などの古典芸能野外劇・『はかた楽劇 鴻臚館物語』の企画を担当した際、プロデューサーの狂言、野村万蔵家八代目当主・野村万之丞氏(急逝後、八世万蔵襲名。本名野村耕介)と企画協議のため、03年に渋谷区神南3丁目の「コースケ事務所」で同氏に会い、近くのNHK本部で番組制作局音楽・伝統芸能番組部の寺沢康世エグゼクティブ・プロデューサーと同野外劇の収録・番組放映の打ち合わせをした折、「忠犬ハチ公」銅像前に何度も立った記憶が蘇ったからです。

 その「ハチ公前広場」に、緑色の電車の前部に「5001」、「渋谷←→櫻木町」と表示された「電車モニュメント」=写真②=がありました。昭和29年に東京急行電鉄株式会社が超軽量電車5000系として製作、東横線で活躍した記念すべき第1号車両です。平成18年、渋谷区が渋谷にゆかりの電車を設置し、渋谷の歴史や伝統文化、区民の生活様式の変遷を後世に伝えたいと設置しました。

 
写真②:「ハチ公前広場」に設置されている「電車モニュメント」

 電車の中に入ると、「大正・昭和の渋谷」のモノクロ写真パネル=写真③=が展示されています。


写真③:電車の中に展示された「大正・昭和の渋谷」の写真パネル


    
 展示写真の中には、昭和32年に撮影された「忠犬ハチ公」銅像の後ろ姿のパネル=写真④=もありました。昭和9年に建てられた「忠犬ハチ公」銅像は、太平洋戦争の金属供出で同19年に撤去されましたが、同23年に駅前広場の中央に再建。平成元年に駅前広場が拡張された際に現在地に移設され、それまでの北向きから東向きに変えられたという。


写真④:昭和32年に撮影された「忠犬ハチ公」銅像の後ろ姿の写真

コメント
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