吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2010年7月15日/〈津屋崎の四季〉604:梅雨開け前ハマボウ見ごろ

2010-07-15 12:19:37 | 風物
写真①:黄色の美しい花を開いたハマボウ
     =福津市津屋崎末広で、2010年7月15日午前11時10分撮影

 梅雨開けまで、もうしばらくの辛抱ですよ――。朝方までの雨が降り止んだ15日、福津市津屋崎末広では、見ごろになった並木のハマボウ(アオイ科)の花が、こんな明るい声で呼びかけているようです=写真①=。

 ハマボウは、樹高約3㍍の落葉低木。南方系植物で、神奈川県三浦半島が自生北限です。かつては、津屋崎の浜辺にも多く自生していましたが、護岸工事や道路整備のため激減しました。末広にある市営津屋崎浄化センター前の「千間橋」下を流れる黒石川の西岸に、高さ約3㍍の自生樹2株がわずかに残っています。

 この日見ごろになった並木の花は、「つやざきハマボウの会」の方たちが04年8月8日、種から育てた1~2年生の苗木を黒石川東岸延長150㍍にボランティアで植えたものです。高さ約1-2㍍に育っており、直径約5㌢・㍍の花がびっしりと付いています。

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写真②:多くの花を付けたハマボウの並木
     =黒石川の東岸で、15日午前11時10分撮影
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