吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2009年6月19日/〈東京・町歩き〉004・「亀戸天神社」

2009-06-19 19:57:54 | 東京・町歩き
写真①:「亀戸天神社」拝殿と境内
      =東京都江東区亀戸3で、2009年6月3日午前10時20分撮影


〈東京・町歩きスポット〉 4 

:「亀戸天神社」
 6月2日に東京都渋谷区の「東郷神社」と、「明治神宮」に初めて参拝しましたが、3日は江東区亀戸(かめいど)3の「亀戸天神社」=写真①=に初参拝しました。

 菅原道真を祀り、通称「亀戸天神」または「亀戸天満宮」、総本社・太宰府天満宮に対する東の宰府として「東宰府天満宮」とも呼ばれています。道真の末裔である太宰府天満宮の神官・菅原大鳥居信祐が、天神信仰を広める諸国巡りをして江戸の本所亀戸村に着き、寛文元年(1661年)に創建しました。

 境内の一角に「五歳の官公銅像」=写真②=が、建てられていました。そばにある立札には「昭和52年の御神忌1075年大祭記念として奉納される。台座に道真公の五歳の時 庭前の紅梅を詠まれた和歌を刻す。
美しや 紅の色なる 梅の花 あこが顔にも つけたくぞある」と書かれています。

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写真②:境内に建てられている「五歳の官公銅像」
     =「亀戸天神社」で、3日午前10時18分撮影

 境内社に「御嶽(みたけ)神社」=写真③=がありました。祭伸は、道真の教学の師・比叡山延暦寺第13代座主、法性坊尊意僧正。知徳優れた高僧で、天慶3年(930年)2月の卯日の卯の刻に亡くなったことから、春の陽気を迎える「卯の神」として知られ、月毎の卯日には卯の神札を求め、福徳・才智を願い、除病・延命を折る参拝客に信仰されています。

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写真③:道真の教学上の師・法性坊尊意僧正を祀る「御嶽神社」
     =「亀戸天神社」で、3日午前10時16分撮影

 また、境内にある「塩原太助奉納」と大きく書かれた立札のわきには、石灯篭=写真④=が建っています。立札の説明文によると、奉納されたのは天明元辛丑年(1781)8月17日で「太助は、本所相生町(墨田区両国)で薪炭商を営み、辛苦を重ね豪商をなした」としています。

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写真④:江戸時代の豪商・塩原太助が奉納したという石灯篭
     =「亀戸天神社」で、3日午前10時15分撮影

 「心字池」には、甲羅干し中の亀=写真⑤=が何匹もいました。学問の神様である亀戸天神で合格祈願した受験生が、合格のお礼参りで亀戸の地名にちなみ亀を池に放つことが多いという。

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写真⑤:「心字池」で甲羅干し中の亀
     =「亀戸天神社」で、3日午前10時20分撮影


「亀戸天神社」(東京都江東区亀戸3-6-1):◆交通アクセス=〔電車で〕総武線「亀戸駅」下車、北口より徒歩15分。

亀戸天神社
      「亀戸天神社」位置図
      (ピンが立っている所)
コメント
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