とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

SPACE EXPO 2014が今日から開催

2014-07-19 19:25:12 | サイエンス
まったく知らなかったのだが、たまたま見たメールマガジンに「宇宙博2014」が開催されるという記事が載っていたので紹介したい。面白そうな博覧会だ。

名称:宇宙博2014―NASA・JAXAの挑戦
SPACE EXPO 2014―The Great challenge of NASA/JAXA
期間:2014年7月19日(土)~9月23日(火・祝) ※会期中無休
開場時間:午前9時30分~午後5時(入場は閉場の30分前まで)
会場:幕張メッセ 国際展示場10・11ホール
入場料:一般2500円、高校・大学1500円、小・中学生900円

この宇宙博2014は、アメリカのNASAと日本のJAXAの有名な宇宙モノが一同に見られるのが最大の魅力だという。細部まで作り込んだリアリティが高い実物大モデルを数多く展示していて、過去最大級の規模だというから垂涎ものだ。

NASAのコーナーでは、NASAの有人宇宙開発の始まりからスペースシャトルまでを展示している。展示物は、「マーキュリー宇宙船」の実物大モデル、アポロ計画の月着陸ミッションで使用された月着陸船や乗員室の実物大モデル、アポロ17号が地球に帰還して着水した際の本物のパラシュートなどが展示されているそうだ。また、スペースシャトル「アトランティス」の先頭部分の実物大モデルもあるようだ。

JAXAのコーナーでは、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の実物大モデルや国際宇宙ステーションの10分の1の模型が展示される。また、「はやぶさ」実物大のモデルの展示と、「はやぶさ」が持ち帰った小惑星イトカワの微粒子に含まれたカンラン石の結晶の微粒子も見られるようだ。

その他、NASAと民間企業が開発を進めている民間宇宙船の模型も展示されるという。今、日本とアメリカの宇宙開発の技術がどこまで進んでいるのか知るいい機会になりそうだ。SPACE EXPO 2014、何としても行ってみたくなった。

詳細はこちらから。
http://www.space-expo2014.jp/


「山女日記」湊かなえ/著

2014-07-18 20:32:59 | 読書
山女日記
クリエーター情報なし
幻冬舎


山岳小説というと、まず浮かんでくるのが新田次郎だ。「孤高の人」「銀嶺の人」「劒岳 点の記」等の一般の人ではとても付いていけないような体力の限界に挑んでいく人たちの話が多い。それぞれ、手に汗握る内容で凄い人がいたんだなあと思うし感動する内容ではある。だが、とてもそんな人たちの真似はできない。また、井上靖の「氷壁」といった山岳ミステリー物もあるが、こちらも上級登山家という人たちが主人公で、ごく一般の登山者視線に立った小説は数少なかった。

最近読んだ本では、笹本稜平の「春を背負って」が、我々の一般登山愛好家が読んでも共感できる内容で映画化もされ読みやすかった本だ。こんな山岳小説がもっとあればいいと思っていたら、なんと”湊かなえ”が山岳小説を書いたというので、どんな内容かと興味をひいた。いつもだったら図書館で借りられるまで待っているのだが、どうしてもすぐ読みたくて、本屋で買ってしまった。まだ、出たばっかりのホカホカの最新刊である。

”湊かなえ”というと、「告白」「往復書簡」(北のカナリアたちで映画化)「白ゆき姫殺人事件」「夜行観覧車」等の作品があり、映画化やドラマにもなって今では超売れっ子の作家だ。ただ、その作風は、ショッキングな題材を扱いおどろおどろしいイメージの内容が多い。何冊か読んではいるが、新しい作品を読み始めるには勇気がいりそうな気がして、なかなか手が出なかった。しかし、この「山女日記」は、作者自身が自分で登った山を題材にしたもので、今までの作風とは全く違う内容だった。

作者が、過去に登った妙高山、火打山、槍ヶ岳、利尻岳、白馬岳、金時山、そしてニュージーランドのトンガリロが舞台となる7つの短編の連作集だ。トンガリロ以外は、私も登った山ばかりであり、それらの山をどんなふうに味付けして描いたのかすごく興味があった。湊かなえも山好きだったのかと、嬉しい気持ちもあった。それぞれの章で、いろんな女性がいろんな悩みを抱えながら山に登って、人生の次の一歩を歩みだそうとしている様子が女性視線で描かれている。ある意味、山はそれぞれの思いの背景の一つでしかないが、苦しくても素晴らしい景色を眺めながら一歩一歩高い山を登っていく間に、いろんなことを思い決断することが出来るのも山ならではの事である。山好きとしては、人気作家が山を題材にした小説を書いてくれたのは非常に嬉しい。この作品を読めば、山初心者でも、きっと山に登ってもみたくなるはずだ。

因みに、同様の山岳小説が他にも出ていたのも知った。直木賞作家の北村薫の「八月の六日間」という作品である。北村薫は男性であるが、こちらもごく普通の女性登山者が槍ヶ岳、裏磐梯、常念山脈縦走、天狗岳などの山を登った話のようである。こちらも、私が登ったことのある山が題材となっており、図書館の予約をさっそく入れた。早く順番が来てほしいものだ。

「アナと雪の女王」のブルーレイ、発売初日で66万枚

2014-07-17 20:20:44 | 映画
『アナと雪の女王』主題歌MV (日本語字幕入り)


昨日16日から、映画「アナと雪の女王」のブルーレイ&DVDが発売されたようだが、初日で66万1000枚に達し、初日分だけで歴代1位になったそうだ。映画館でも、未だに公開が続いており、その人気は衰えることがない。映画は、2D、3D、吹替え版、字幕版等さまざまなバリエーションもあり、いろんなバリエーションを楽しみに見に行くリピーターも多いらしい。

かくいう私も、遅ればせながら吹替え版をしばらく前に見に行った。ネットや映画館の予告編で何度も見ていた主題歌「Let It Go~ありのままで~」が歌われるシーンは、映画館で見るとやはり凄く良かった。どうしても“ありのままに~♪”のフレーズが耳にこびりついて離れない。この映画が、これほどまでにヒットした要因は、音楽が映像にうまくマッチしていたことと、女性心理をうまく描写したことであろう。女性監督ならではの女性の心理描写を現実的に描いた作品として、今までのディズニー映画とは一味もふた味も違う作品となった。

日本でも大ヒットした要因は、吹替え版を担当した松たか子と神田沙也加の存在は大きい。洋画となると、字幕版しか見ない私ではあったが、この作品だけは吹替え版で見たいと思った。やはり松たか子の「Let It Go~ありのままで~」を聞きたかったからだ。エンディングで歌うmayjのLet It Go~ありのままで~」よりも、松たか子のほうがいい。何故かと言われると良く分からないが、映像とともに流れてきた歌声のほうがどうしてもインパクトが大きいのかもしれない。

ご多分に漏れず、私もブルーレイ&DVDを買っておきたくなった。ブルーレイとDVDの両方のセット販売しかなくちょっと高めだというのが気になるが、ブルーレイは家用、DVDは車でという使い方ができそうだ。それにしても、世界中の女性が、“ありのまま”になりすぎてカミングアウトしてしまわないかと気になってしまう。

セミの抜け殻

2014-07-16 19:29:38 | 呟き




昨日の夜、お盆という事で先祖の霊を見送るため送り火を玄関先で焚いた。
毎年この時期は、送り火と呼応するようにセミの抜け殻が玄関先にくっ付いていた。
今年もどうかなあと思っていたら、今朝数匹の抜け殻が玄関のブロックにくっ付いていた。
送り火を焚いた時はなかったのだが、その後夜から早朝にかけて幼虫がブロックから脱皮して飛び立っていったようだ。
セミの抜け殻を玄関先で見かけると、お盆が終わりいよいよ夏が始まるというのが定番になってきた。
脱皮した直後のセミの羽は、薄いグリーンで感動するほど美しい。
今回は、飛び立ったあとでセミを見る事はなかったが、お盆とセミの脱皮が不思議なめぐりあわせのように思える。

2014白馬ジャンプ競技場見学と周辺観光

2014-07-15 21:33:45 | 観光
ペンションでの朝食は、焼きパンと卵焼き、ウインナ、サラダ、スープ等だ。ものすごく手がかかっている訳ではないと思うが、盛り付けやお皿、カップなどがお洒落で気が利いているので見た目だけでも美味しく感じる。食べてみれば、もちろん美味しい。久しぶりにsaoriさんの朝食を食べることができ、ここまで来た甲斐があった。




朝食の後、初めてペンション前で全員の記念写真を撮る。


さて、白馬乗鞍岳トレッキングの翌日は、白馬村周辺の観光に行く。まず最初に向かったのが、1998年の長野オリンピックで、日本ジャンプチームが団体で金メダルを取った記念すべき白馬ジャンプ競技場だ。八方尾根スキー場横に併設され、ペンションからも近い場所にある。ここへ来るのは2回目だが、メンバーが変われば新たな発見がある。入り口で入場料を払い、リフトでジャンプ施設の上部に向かう。


ジャンプ施設は、ラージヒルとノーマルヒルの2種類があり、まずラージヒルの最上部まで行く。ラージヒルは、全長:385m、標高差:138m、最大斜度:37.5°であり、バッケンレコードは、冬季で岡部孝信の140mという記録がある。最上部から下を覗くと恐ろしいほどの高さと傾斜だというのがわかる。ジャンプ競技はまさしく恐怖との戦いなのだという事をまざまざと感じさせられた。


ラージヒルを見終わったころ、ノーマルヒルのほうに選手たちが移動してくるのが見えた。ひょっとしたら、これからジャンプを始めるのかと期待が高まり、急いでノーマルヒルに向かった。ノーマルヒルは、全長:318m、標高差:107m、最大斜度:36.5°であり、バッケンレコードは、夏季では原田雅彦の98.5mという記録があるそうだ。選手は、どうやら高校生らしく練習で何度も滑るようであった。我々は、スタート地点のすぐ上で、選手たちが滑っていく様子を見学する。ジャンプを間近で見るのは初めてなので、その迫力に感動する。








一通り全部の選手が滑り終わったので、我々も下に降りた。選手たちは、リフトを乗り継いで再びスタート地点に上がっていったので、今度は下から見る事にした。上から見るのもいいが、下からは、ジャンプの高さが良く分かるのでこちらも迫力がある。






ジャンプ場の着地点の前には、観光用の記念写真ボードがあり、ジャンプ選手の気分に浸る。


すぐ横では、団体の外人さん観光客が、表彰台で記念写真を撮っていた。みんなモデル並みにスタイルがいいので、おもわず写真を撮ってしまう。


続いて、我々も表彰台に上りメダリストの気分を味わう。


ジャンプ競技場を後にして向かったのは、隣にある五竜とおみスキー場の高山植物園である。ゴンドラで一気に標高1515mの白馬五竜高山植物園に到着する。ここには、300種以上、約200万株の高山植物が植えられている。まず最初に見たのが、ヒマラヤの4000mの高地に自生しているという「青いケシ」である。


植物園の上のほうは、高山植物の女王「コマクサ」の大群落がある。


ピンクのコマクサの中には、僅かだが白いコマクサも見られる。白いコマクサは、なかなか見られない貴重な花だ。


植物園には、なんと白馬五竜岳(1560m)の標識が立っていた。もちろんこれは偽物であり、本当の白馬五竜岳は2814mである。


ニッコウキスゲも雨に濡れながらも、瑞々しく咲き誇っていた。




これは、日本のエーデルワイスとも呼ばれているウスユキソウだ。


丁度お昼近くになったので、白馬村では有名なお蕎麦屋さんに向かった。そば工房「林檎舎」というお店で、「くるみだれそば」が一番のお勧めだという。


そばを食べた後、食後のデザートということで、ジェラートショップ花彩(はないろ)という店に寄る。白馬村では、超有名なジェラート店で、休日ともなると店に寄るための車で大渋滞を起こしていたという。あまりにも渋滞がひどいということで、最近店舗を引っ越したばかりらしい。旧店舗からかなり山のほうへ車を走らせた場所にあり、近くには家はほとんどない。それでも、我々が店でジェラートを食べていると、ひっきりなしにお客さんが来ていた。白馬に行ったら、ここのジェラートはお勧めである。




白馬村観光は、これで終わりとし、3台の車で帰路についた。出発前日は台風襲来でどうなる事かと思っていたが、意外と早く消滅して翌日は台風一過の好天に恵まれ、素晴らしい天気の元、北アルプスの山並みを楽しむことが出来た。最後の日は、再び梅雨空に戻ってしまったが雨でも楽しめる場所ばかりだったので、よき仲間たちと楽しめた二日間だった。

2014白馬乗鞍岳トレッキング(後半)

2014-07-14 22:08:04 | 山登り
天狗原から、白馬乗鞍岳の山頂までは、さらに急な大雪渓を一登りしなければならない。トレランのつもりで参加したメンバーもおり、いささか心もとない装備で心配だったが、好天に恵まれたので滑りながらも雪山を楽しんで登っていった。


この雪渓を登り終えれば、白馬乗鞍岳の山頂はすぐだ。5年前の春、栂池高原からヘリコプターで天狗原まで飛び、乗鞍岳の山頂までスキーを担いで登ったことを思い出した。3月だったから雪の量ももっと多く山頂まで雪で覆われていた。その時は、もっと急峻な斜面だったのでそれを思えばまだ楽である。


山頂は、だだっ広く岩だらけであるが、雪は解けており11:30頃無事到着する。標高2436.7mの標識がしっかり立てられている。


山頂のケルン前では、先着組がおにぎりなどを食べていた。ケルンの向こうには小蓮華山、さらにその向こうには白馬岳の一部が見えている。北アルプスは、ロープウェイやゴンドラが整備されているところが多く、こんな景色を比較的簡単に見に行くことができるから本当にありがたい。しかも、風がほとんどなく山並みもくっきり見えているから凄いラッキーな日に登られたといえる。


山頂では、コーヒーやお茶を飲んでのんびりしたかったが、先着組が早々に出発してしまったので、コーヒーを流しこむように飲んで白馬大池方面に向かった。


白馬大池は、北アルプス山中の標高2,379mにある池である。大昔の火山活動によって堰き止められたくぼ地に水が溜まってできた池だ。周辺に降る雪や雨と、夏場でも残る大きな雪渓からの雪解け水が池の水を湛えている。


白馬大池の水面の一部には、まだ多くの残雪があった。氷となってひび割れ、まるで流氷が流れ着いたかのような景観である。7月の早い時期に白馬大池に来たのは初めてだが、これだけの雪が残っているというのは、珍しい。やはり今冬の積雪量は、平年より多かったのかもしれない。


最後に雪の斜面をトラバースして、白馬大池山荘前に到着する。


山荘前には、ハクサンコザクラの群落があり、ちょっと嬉しくなる。高山植物の中では特に好きな花だ。




山荘前でも、先発隊は待っておらずそのまま行ってしまったらしい。どうもせっかちな人たちが多い。白馬大池は、小蓮華山・三国境を経て白馬岳方面に向かう稜線上の縦走路と蓮華温泉へ下るルートの分岐点である。今回は、日帰りトレッキングということで、そのまま蓮華温泉へと下って行く。1時間ほど下ると「天狗の庭」に出た。開けた見晴らしいがいい場所で、正面にはたっぷり残雪を蓄えた雪倉岳が見える。大きな松が立ち並び岩もゴロゴロして、まるで天狗が作った庭と思わせる場所だ。




この辺りで、先行して歩いていたI藤さんと、逆行して白馬大池まで行って戻ってきたsaoriさんとも出会いメンバーが増えた。しばらく展望を楽しみ、この日のゴール地点である蓮華温泉までさらに下って行く。




天狗の庭から蓮華温泉までは、意外と長かった。1時間15分くらいはかかったであろうか。蓮華温泉には、4つの露天風呂がある。そのすべてが、仕切りも何もない混浴露天風呂である。登山道のすぐ脇にあるのが1番目の「黄金の湯」だ。


さらに斜面を上がっていくと2つ目の露天風呂があり、「仙気ノ湯」と呼ばれている。4つの中では、いちばん大きな湯船で北アルプスの山々を展望しながらのんびりお湯に浸かることが出来る景色バツグンのお風呂だ。今回のツアーでは、この露天風呂に入るのが一番の目的だったと言ってもいい。女性陣は、水着持参で準備もバッチリと一番楽しんでいたようだ。


一番高い場所にある「薬師湯」に入った後、「仙気ノ湯」まで戻っていく。ここまで来ると露天風呂のハシゴである。


4番目は、「三国一ノ湯」だ。一番小さい湯船だが、こんなに入っていいのかなあ!


露天風呂を目一杯楽しんだ後、蓮華温泉の駐車場に止めてあった車でペンションに戻った。当初は、蓮華温泉から最寄りの駅まで走って下りようというプランだったようだが、温泉に入った後では走る気がしないし、登山の後20キロもある長い下りを走るなんて、とてもできない。車に揺られながら、走らなくて良かったと心底思った。

ペンションにつくと、野外でのバーベキューパーティーだ。まずはビールで乾杯し、パーティが始まった。料理長のI藤さんが全部段取りしてくれたおかげで、我々はのんきに食べたり飲んだりと、バーベキューを楽しみこの日のトレッキングと露天風呂の話題で盛り上がった。




ヒロボーさんのオカリナ演奏なども飛び出し、楽しい夜が更けていった。この日は、私もペンションの布団で眠ることが出来た。saoriさんのペンションに泊まるのは3回目だから、勝手知った部屋でぐっすり眠ることができた。

「2014白馬ジャンプ競技場見学と周辺観光」に続く。

2014白馬乗鞍岳トレッキング(前半)

2014-07-13 23:19:51 | 山登り
今週末の土日と、スーパー爺さんことN田さんのお誘いで白馬乗鞍岳トレッキングツアーに出かけてきた。宿泊先は、毎年スキーツアーでお世話になっているsaoriさんのペンションだ。金曜日昼間出発組と金曜日夜立ち組に分かれて白馬村へと向かった。夜立ち組の我々は、深夜ペンションに到着し車中泊で朝を迎えた。

朝食を急いで済ますと、栂池スキー場のゴンドラ乗り場に向かう。栂池スキー場のゴンドラ「イブ」は通年営業で動いており、スキーシーズン中、何度も乗車したことがあるゴンドラである。


ゴンドラからは、美しい白馬連峰の山並みが一望できる。


ゴンドラ、ロープウェイを乗り継ぐと栂池自然園の入り口だ。栂池自然園は、標高1829mの場所にあり、約30分で標高差800m近くの高所まで簡単に登っていく事ができてしまう。栂池自然園は、数百種類に及ぶ高山植物が咲き乱れ、雄大な北アルプスの大自然が広がる日本有数の高層湿原である。


自然園には、夏山シーズンの高山植物が所狭しと咲きだしていた。この手の黄色い花は、似たような花が多く、なかなか判別ができないのだが、リュウキンカではないだろうか?


こちらはお馴染みのイワカガミ。岩場に生えることと、光沢のある葉を鏡に見立ていることから名前がついている。


木道の先には、白馬岳や杓子岳などが見えている。


夏の高山植物を代表するチングルマ。


園内には雪解け水の沢が流れている。


木橋を渡る。


高山植物にやたらに詳しい通りがかりのオジサンが教えてくれたシラネアオイ。花のサイズが大きくて綺麗で目立つ花である。


一周すると5キロほどもある広大な湿原だ。


大きな葉の上に、小さな白い花がちょこんと乗っかっているように見えるサンカヨウ。


湿原と山並みがいい感じなので、こういう場所では記念写真を撮っておきたくなる。


ミヤマキンポウゲかな?


キヌガサソウ。放射状に広がった葉の形を衣笠に見立てて名前が付けられた。


ミズバショウも見られる。




花が終わったミズバショウの葉。かなり大きく成長する。


栂池自然園を一通り見たあと、白馬乗鞍岳への登山道に入っていく。これからが、本格的なトレッキングコースとなり本格的な山歩きが始まる。やや急な登山道を30分ほど歩くと、いきなり雪渓歩きとなる。


岩が多い登山道を進んでいくと、前方に大きな雪渓がまた見えてきた。


この雪渓は、短いから歩くのは楽だ。7月の前半では、まだまだ雪が多い。雪解け水が沢となって流れ落ちている場所がところどころに見られる。


大分高度が上がってきたのが、遠くの山並みの位置からわかる。杓子岳、白馬鑓ヶ岳、鹿島槍ヶ岳などが良く見える。


天狗原の池塘も素晴らしい。ベンチ前で、少し休憩をする。




天狗原の先には、最後の急坂があり大きな雪渓が横たわっている。雪渓の中を進んでいく登山者の姿が豆粒のように見える。


2014白馬乗鞍岳トレッキング(後半)に続く。

暑い夏が始まった

2014-07-11 18:26:48 | 呟き
昨日夜から、わが地域にも台風がやってくるという予報で戦々恐々としていたが、
夕方からほとんど雨もやみ、嘘のような天気になっていた。
何時まで経っても、風もひどくならず雨も降らなかったので肩すかしだった。

結局、台風は今朝熱帯低気圧になって消滅したらしい。
沖縄、九州、長野、山形では大変な被害があったようで、それらの地域の方々はお気の毒な事である。
当初、史上最強の台風なんて表現されていたが、太平洋岸を通過する間に大いに勢力を弱めたようだ。
今回の場合、東海、関東方面は思ったより被害がなくて、本当に良かった。

今日は、午前中「お施餓鬼」があって、和尚さんが我が家で法要を営んでくれた。
台風の影響が残れば、和尚さんが来れなくなるかもとも思ったが、そんな心配は無用で朝から好天である。
予定通り法要が終わり、お寺にも墓参りしてひと段落である。

今日は一日仕事も休んだので、いろいろな雑用をかたずけると一日が終わった。
とにかく、朝から暑い日となった。台風が、暑い夏を連れてきたような様相である。
今年は冷夏との予想もあったが、予想が大分変わって暑い夏になりそうな気配でもある。
今まで涼しかっただけに、ムシムシする今日の暑さは、耐え難いものだ。

肝炎ウイルス検査は問題なかった

2014-07-10 22:39:35 | 呟き
しばらく前に、市から「肝炎ウイルス」の無料検査券が送られてきた。肝炎にかかっているという心配などなかったが、無料で検査してくれるならやっておこうと思い、一週間ほど前、近所の内科医に検査を受けに行った。

内科医に行くのは、本当に久しぶりだ。2年前、東北へボランティアに行く為に破傷風の予防接種を受けに行って以来だ。破傷風の予防接種は、3回受けなければならない。1回目を受けた後、一か月後に2回目を受ける。そして、3回目は1年後というので時間がかかりすぎてしまい、実際のボランティアには3回目を受けずに参加していた。3回目を受けてなかったので、もし破傷風に罹ったら効果がなかったかもしれない。だが、幸い何事もなく東北から帰り、それっきりになっていた。

今回、肝炎ウイルス検査を受けるついでに、破傷風の予防接種3回目も一緒に受けることにして内科医に行ったのだ。破傷風の予防接種は2年後となってしまったが、効果はあるということなので、ボランティアや海外旅行で怪我をしても破傷風の心配はなくなった。そして、肝炎ウイルス検査は、血液を採取して検査するだけなので簡単である。

一週間後に検査結果が出るという事で、今日結果を聞きに行った。検査は、HBs抗原検査とC型肝炎ウイルス検査の二種類をやってもらう。結果は、HBs抗原検査が“陰性”、C型肝炎ウイルス検査が“C型肝炎ウイルスに感染している可能性は少ない”だった。とりあえずは、問題ないという事で安心した。やはり、医者に検査結果を聞きに行くというのは緊張するものだ。

横浜マラソン明日から受付開始

2014-07-09 22:54:13 | マラソン




横浜で来年3月15日に開催される『横浜マラソン2015』のエントリー受付が、明日正午から始まる。コースは、横浜市のみなとみらい大橋からスタートし、赤レンガ倉庫や山下公園といった観光名所を巡る。後半は首都高速上を走り、パシフィコ横浜がゴール地点となるそうだ。風光明媚な湾岸沿いをずっと走ることが出来て、とても楽しみなコースである。

フルマラソンの募集枠は、全部で23500人となり、うち地元枠が3000人、一般脇が19450人、その他1500人となっている。受付期間は、7月10日正午~7月31日までだ。間違いなく抽選になるはずなので、慌てて申し込むことはなく期間中に申し込めばとりあえずはいい。抽選になった場合の結果発表は、8月14日ということなので他の大会と比べると迅速でありがたい。外れても別の大会参加を考える余裕が十分ある。

制限時間は、6時間半だからほとんどの人が完走できるだろう。ただ、参加料が15000円とフルマラソンにしては結構高額である。それでも第1回の大会でもあるし、ペア・グループエントリーもできるので、やはり参加してみたい。まずは、申し込んで見るつもりだ。

詳細はこちらから。
http://www.yokohamamarathon.jp/2015/