1日目と打って変わって朝から大雨だ。宿の駐車場は、まるでプールのように水溜りができている。前日に二つの山を登ることにして大正解だった。この日は、島内観光と温泉巡りに費やすことになった。
まずは、八丈島地熱発電所の見学に行く。現在、日本の離島で地熱発電を行っているのは、八丈島だけだという。八丈島の電力需要の1/4をこの地熱発電所の供給でまかない、夜間は地熱発電でほぼ対応しており、昼間は、ディーゼル発電で供給を調整しているとのことだ。
地熱発電所の内部までは入ることはできないが、その概要を紹介する八丈島地熱館に入る。開館時間の9:30になったばかりで、22名の団体だということで職員が張り切って対応してくれた。まず、案内されたのがシアタースタジオだ。八丈島の誕生にまつわるCGのDVD、地熱についての解説DVDなどを上映しながら職員の解説を聞く。
映像を見た後は、展示物の見学だ。地下の圧力を体感するコーナーでは、プレス機を操作できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/b3/51fed88f77028dba2119194063aeb2d4.jpg)
プレス機に来館時にもらったメダルを入れると、強力な圧力で八丈島の姿が浮き上がっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/d7/0c18b87078200d0999c60d0caba4f26f.jpg)
これは、地熱があると思われる場所を掘削するドリルだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/82/4643c73971e74c650544198d5d0c3bc7.jpg)
ドリルの刃先を下から撮影してみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/7a/dac2c4f3c27654bb9a121c03125006dd.jpg)
展示物には、地下の圧力体感コーナー以外に、地下の温度、圧力と沸騰の関係などを体感するコーナーもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/d2/0c7baf29f15f6e9f1f80f1f37a4abd60.jpg)
八丈島の姿を紹介するコーナー。
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2階の窓から地熱発電所の建物が見える。
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その後、三つ目の温泉「やすらぎの湯」に寄って体を温める。八丈島では、4つの温泉を2日間入り放題のBU・S・PAという入浴券が1000円で売られている。今回のツアーでは、無料の裏見ケ滝温泉を含んだ5つの温泉すべて回る予定だ。
お昼は、「宝亭」という活魚料理の店で、八丈島特産のとこぶし、くさや、明日葉などの素材を使った天婦羅、海草料理などいただく。
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お腹が一杯になったところで、お土産屋に立ち寄る。女性陣は、しこたまお土産を買いこみ、車の中は荷物で溢れかえっていた。
午後は、八丈島資料民族資料館に寄っていく。ここの建物は、もと東京都八丈支庁舎だったもので、現在は、八丈島の歴史や民俗についての理解を多くの人々に深めてほしいということから開設されたものだ。
中に入ると、地元の解説員が懇切丁寧に地形図の解説を始めてくれた。以後、解説員と共に展示物を見て回る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/3f/53ed596d138a369c43973cb6d6cef91c.jpg)
南海の孤島「八丈島」に、いつごろから人間が住み始めたのであろうかという疑問の答えが、発掘された人体の骨格だ。この誰でもが知りたがる問いに答えられる成果が、ここ十数年に亘る東京都教育委員会を中心にした考古学調査によって判明してきた。それによると、八丈島最古の住人は、7,000~ 6,500年前から存在していたらしい。まだ、噴火が続き八丈富士がまだ形成途上にあった時代だ。
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天皇陛下が来島した時の写真が展示されているコーナーもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/e0/05c6b2d6be5c818144c2b34198ff0d9d.jpg)
八丈島の産業を展示したコーナー。黄八丈、養蚕、くさや、島酒等。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/42/a80f7af2aea81a8a337bfcfd911072c8.jpg)
八丈島と言ったら、島流しという言葉が頭に浮かんでくる。流人コーナーは、2ヶ所に渡って詳しく紹介されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/4f/ec0314dc82279343f5776b2fabe4048d.jpg)
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夕食前に4つ目の温泉「ふれあいの湯」に寄り、お腹を空かして宿に戻る。夕食の後も部屋で二次会となり大いに盛り上がったが、外では雷鳴が轟き風雨も強く、最終日の飛行機が飛ぶかどうかが心配になっていた。既に船は欠航が決まり、飛行機も天候次第で羽田から引き返すかもしれないという情報が入っていた。
「2017八丈島トレッキングツアー:3日目朝ラン編」に続く。
まずは、八丈島地熱発電所の見学に行く。現在、日本の離島で地熱発電を行っているのは、八丈島だけだという。八丈島の電力需要の1/4をこの地熱発電所の供給でまかない、夜間は地熱発電でほぼ対応しており、昼間は、ディーゼル発電で供給を調整しているとのことだ。
地熱発電所の内部までは入ることはできないが、その概要を紹介する八丈島地熱館に入る。開館時間の9:30になったばかりで、22名の団体だということで職員が張り切って対応してくれた。まず、案内されたのがシアタースタジオだ。八丈島の誕生にまつわるCGのDVD、地熱についての解説DVDなどを上映しながら職員の解説を聞く。
映像を見た後は、展示物の見学だ。地下の圧力を体感するコーナーでは、プレス機を操作できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/b3/51fed88f77028dba2119194063aeb2d4.jpg)
プレス機に来館時にもらったメダルを入れると、強力な圧力で八丈島の姿が浮き上がっていた。
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これは、地熱があると思われる場所を掘削するドリルだ。
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ドリルの刃先を下から撮影してみた。
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展示物には、地下の圧力体感コーナー以外に、地下の温度、圧力と沸騰の関係などを体感するコーナーもある。
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八丈島の姿を紹介するコーナー。
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2階の窓から地熱発電所の建物が見える。
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その後、三つ目の温泉「やすらぎの湯」に寄って体を温める。八丈島では、4つの温泉を2日間入り放題のBU・S・PAという入浴券が1000円で売られている。今回のツアーでは、無料の裏見ケ滝温泉を含んだ5つの温泉すべて回る予定だ。
お昼は、「宝亭」という活魚料理の店で、八丈島特産のとこぶし、くさや、明日葉などの素材を使った天婦羅、海草料理などいただく。
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お腹が一杯になったところで、お土産屋に立ち寄る。女性陣は、しこたまお土産を買いこみ、車の中は荷物で溢れかえっていた。
午後は、八丈島資料民族資料館に寄っていく。ここの建物は、もと東京都八丈支庁舎だったもので、現在は、八丈島の歴史や民俗についての理解を多くの人々に深めてほしいということから開設されたものだ。
中に入ると、地元の解説員が懇切丁寧に地形図の解説を始めてくれた。以後、解説員と共に展示物を見て回る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/3f/53ed596d138a369c43973cb6d6cef91c.jpg)
南海の孤島「八丈島」に、いつごろから人間が住み始めたのであろうかという疑問の答えが、発掘された人体の骨格だ。この誰でもが知りたがる問いに答えられる成果が、ここ十数年に亘る東京都教育委員会を中心にした考古学調査によって判明してきた。それによると、八丈島最古の住人は、7,000~ 6,500年前から存在していたらしい。まだ、噴火が続き八丈富士がまだ形成途上にあった時代だ。
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天皇陛下が来島した時の写真が展示されているコーナーもある。
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八丈島の産業を展示したコーナー。黄八丈、養蚕、くさや、島酒等。
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八丈島と言ったら、島流しという言葉が頭に浮かんでくる。流人コーナーは、2ヶ所に渡って詳しく紹介されていた。
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夕食前に4つ目の温泉「ふれあいの湯」に寄り、お腹を空かして宿に戻る。夕食の後も部屋で二次会となり大いに盛り上がったが、外では雷鳴が轟き風雨も強く、最終日の飛行機が飛ぶかどうかが心配になっていた。既に船は欠航が決まり、飛行機も天候次第で羽田から引き返すかもしれないという情報が入っていた。
「2017八丈島トレッキングツアー:3日目朝ラン編」に続く。