とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2022沖永良部島うとぅるしゃマラソンツアー:2日目マラソン前半

2022-11-24 17:12:24 | マラソン
マラソンのスタートは、午前6時。20分前におきえらぶフローラルホテル前にあるメントマリ公園に向かう。


スタート5分前、参加者全員で記念写真。参加者は、全部で45人。ボランティアスタッフは70人との事で、選手よりはるかに多い。因みに、「うとぅるしゃ」は、沖永良部島の方言で「ものすごい」などの意味だという。


スタートは一人ずつ順番に、チップをセンサーにタッチしてから走り出す。


幾分空が白み始めたころ、ランナーが公園の中を走りだしていく。


すぐに赤鳥居の中を駆け上がり、はみやま神社に参拝してから道路に出ていく。


雲が赤みを帯び、すばらしい日の出になってきた。


最初のエイド。甘酒が出て美味しかった。


沖永良部島唯一の高校である沖永良部高校の前を通る。エイサー部があるなんて、南の島らしい。


タラソおきのえらぶのエイドを過ぎ、浜の方に向かう。


東屋の前で海を眺めてから、コースに戻る。


タラソ沖永良部は、海水を用いた「海洋療法」と呼ばれることもあるタラソテラピーを受ける事のできる施設らしい。沖永良部島唯一の風車が目立つ。


海岸沿いを走ると、奇岩がいくつも見える。これは間違いなくゴジラだ。


和泊町に入ると西郷南洲記念館がある。西郷隆盛は島津久光公の怒りにふれ、薩摩藩の重罪人として沖永良部島に流刑となった。1年6ヵ月あまりを過ごしたこの地での過酷な牢生活を経て、「敬天愛人」の思想を悟ったと言われている。西郷南洲記念館には西郷が過ごした格子牢が当時の場所に再現されており、記念館の館長が中に入らせてくれた。


痩せこけてはいるが凛とたたずむ西郷隆盛の像と一緒に記念写真を撮ってもらう。


南洲神社。沖永良部島は、西郷隆盛が遠島刑を受けた地としても知られているが、この神社は西郷隆盛を祀っており、西郷隆盛と愛犬のツンの銅像がある。


国頭小学校の校庭に大きく枝葉を広げたこのガジュマルは、1898年に同校の第一回卒業生たちにより植樹され、樹齢は120年を超えるという。


地域住民や子どもたちに大切に手入れされながら共生してきた歴史が評価され、新日本銘木百選にも選ばれたことから、「日本一のガジュマル」の呼び名で親しまれている。和泊町指定天然記念物でもある。


国頭岬からの海岸の様子。


島の反対側のコースに入ると、フーチャという場所に出る。


フーチャとは『潮吹き上げ洞窟』を意味する島の呼び名で、海岸線付近の断崖には隆起サンゴ礁が荒波で浸食されてできた縦穴型の洞窟が口を広げている。季節風や台風のときには20~70mも潮が吹き上がることもあり、洞窟を覗き込むと吸い込まれそうな深い青色の海が渦を巻く迫力ある光景に出会えるそうだ。


沖永良部島北海岸特有の切り立った断崖絶壁と、無数の棘のような岩場が広がる。独特の荒涼感ある地形が特徴的だ。


西郷隆盛上陸の地に着いた。


西郷さんはこの辺りから上陸したのだろうか。


西郷さんは、この辺りから馬を断り、歩いて4キロほど先にある牢屋まで歩いたという。


ソテツジャングル。自生ソテツの群生地で遊歩道が約600mある。


入口と出口が異なり、県道620号線沿いの入り口から進むと、出口となるワンジョビーチそばまで一本道のジャングルロードが続いている。


「2022沖永良部島うとぅるしゃマラソンツアー:2日目マラソン後半」に続く。