とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2020春・九州二百名山&三百名山登山ツアー:2日目湯布院観光

2020-04-01 18:03:39 | 観光
15時。2日目の宿となる湯布院温泉に到着する。山側の宿で、湯布院温泉を上から眺める位置にある。雨は降っているものの、まだ時間はあるので傘をさして、湯布院温泉街に歩いて向かう。


しばらく進むと、相撲七福神の看板があり、何だろうと立ち寄ってみる。相撲ミュージアムとの記載もあり、相撲に絡んだ施設らしい。あいにく、休館中だったらしく中には入ることが出来なかった。後で調べたら、大相撲の九重親方(元大関・千代大海)の優勝額等を展示する相撲ミュージアムが入った観光施設との事だった。




菜の花が咲き、桜もチラホラ咲き出していて、のどかな里の風景がうかがえた。


龍峩山 佛山寺。金鱗湖からほど近くにある佛山寺は、杉と竹林に囲まれた臨済宗の古刹だ。約1,000年前、日向国(宮崎県)霧島神社での神のお告げにより、由布岳の山腹にて庵を結び観音像を刻し、祀ったのが始まりと言われている。古くより由布岳の山岳信仰の場として親しまれてきたという。昔ながらの茅葺き屋根の山門がなかなかいい感じだ。


さらに下っていくと、山裾に湯けむりが上がっているのが見える。温泉の町らしい風景だ。


湯布院を代表する観光スポットである金鱗湖(きんりんこ)に到着する。湖の周りには散策路が整備されており、魚や水鳥が泳ぐ姿が眺められ、散策するにはピッタリの場所である。


秋から冬の早朝には、朝霧に包まれた幻想的な金鱗湖の姿を見ることができるという。


金鱗湖の名前の由来。由布岳の下にある池ということで、大分なまりで「岳ん下ん池(=岳の下にある池)」と呼ばれていた湖は、1884年(明治17年)に儒学者の毛利空桑(もうりくうそう)が、湖の魚の鱗(うろこ)が夕日に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたと伝えられているそうだ。


湯布院のメインストリートに入ると、女性観光客が喜びそうなお店が沢山立ち並んでいる。




湯布院夢美術館では、山下清原画展をやっていたので、入ってみたかったが、帰りに寄るつもりで後にしたら宿に戻るのが遅くなってしまい、寄ることが出来なかった。


休憩に寄った喫茶店の入り口からは、由布岳が大きく見えた。午前中はあの頂にいたと思うと感慨深い。


金鱗湖の湖底からは湧水と一緒に温泉がわき出している。その水が、川となって大分川の源流の一つとなっている。水温が若干高い為、色の綺麗な魚もいるようで、美しい清流だ。


湯布院温泉を歩き回り宿に戻ると2時間以上も経っていた。温泉に入り出てくるとちょうど夕食となるいい時間だった。


「2020春・九州二百名山&三百名山登山ツアー:3日目大分マリーンパレス水族館うみたまご」に続く。