とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2016北海道百名山ツアー:4日目富良野観光

2016-07-24 11:53:24 | 観光
4日目は、登山の予定はなく、宿の朝食バイキングをしっかり食べて帰るだけだ。トムラウシ温泉東大雪荘は、きれいな宿で温泉も食事も良かった。


宿の裏側には沢が流れ、露天風呂のお湯が流れ落ちている。


8:00。東大雪荘を出発し、帰路に着く。


9:40。富良野に向かう途中、JR幾寅駅前まで来た。この駅は、高倉健主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地で有名な駅だ。駅名は、劇中の幌舞駅の名前が大きく掲げられているが、本当の名前は幾寅駅である。今も根室本線の駅として利用されている。私は以前寄ったことがあったが、他のメンバーは初めてなので、立ち寄っていくことにした。


駅舎の中に入ると、「鉄道員 ロケーション記念展示コーナー」がある。


主演の高倉健、大竹しのぶ、原作者の浅田次郎の色紙が飾られている。


「鉄道員」のポスター前で、健さんを偲びながら記念撮影。


ホームにも上がってみる。雪の中、このホームを健さんが歩いていたなあと、映画のワンシーンを思い出した。


駅前には、映画内で「キハ12 23」として登場したキハ40 764号気動車(ぽっぽや号)の一部分(前頭部)が、2005年(平成17年)に廃車の後に設置・保存されている。また、
駅前の食堂などのロケーションセットも残され、多くのファンが訪れる場所となっている。


10:50。富良野の「ファーム富田」に到着する。富良野のラベンダー園の見学といえば、定番の場所である。平日ながら、駐車場には、観光バス、マイカーがぎっしり停まっていた。交通整理も出ていて、大賑わいだ。


7月の富良野といえば、紫色のラベンダー園が目に浮かんでくる。まさに、ポスターやテレビで見た風景が、目の前に広がっている。




やはり絵になるラベンダー園の中に入って写真を撮る。




ラベンダー以外にも、赤、白、オレンジ、黄、ピンクなど目にも鮮やかな花々がきれいに揃えられて咲いている。どこもかしこも素晴らしくて、ついついカメラを構えてしまう。








単色ではなく、複数の色の花が並んでいる風景もカラフルでいい。




ラベンダー園の東の先には、十勝連峰の山並みがどっしり構えているはずなのだが、雲にぎっしり覆われ全く見えない。晴れていれば、富良野岳、十勝岳、美瑛岳、美瑛富士など見えるはずだ。機会があったら、十勝連峰縦走なんてのもいいなと思った。


ファーム富田でのんびりしすぎて、もう寄り道する時間もない。あとは、ひたすら新千歳空港を目指す。新千歳空港では、ラン&山友達だったH子ちゃんと再会する。昨年、北海道の人に嫁入りしたばかりだったが、今回我々が北海道に来ると知り、空港まで夫婦で見送りに来てくれたのだ。しばし、懐かしい話に花を咲かせて新千歳空港を後にし、全員無事解散となった。

北海道百名山巡りの山旅は、今ひとつの天気ながらも北海道のスケールの大きい大自然を満喫できた。百名山以外でも、すばらしい山々がところかしこに有り、何度でも行きたくなった。今年の夏山シーズンは、まだまだ始まったばかりである。当分は山三昧の日々が続きそうだ。