とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2013知多半島一周ウルトラ遠足

2013-04-29 23:06:56 | マラソン
先週のチャレンジ富士五湖に続いて、2週連続のウルトラマラソンに参加した。知多半島でウルトラマラソンがあったなんて全く知らなかったが、たまたま、大会が開催されてることを知り、ラン友を誘って参加することにしたのだ。今年で第7回になるそうで、結構歴史がある大会だった。

この大会のいいところは、20代、30代、40代、50代、60代、70代、75歳以上と細かく年代が分けられているうえ、それぞれの年代別で表彰がある。しかも制限時間が17時間と余裕の設定で、途中関門時間もない。距離も、100キロ、80キロ、70キロ、50キロ、40キロと選択の幅も広く、ウルトラマラソンの登竜門としてはちょうどいい大会だ。また、参加費も100キロで9000円というのは安い。ただ、安いだけあってエイドの内容や、案内板の表示は今一つだった。

さて、顔なじみのラン友と待ち合わせてスタート会場の「ホテルAU」に、土曜日の午後5時過ぎに到着する。名鉄常滑線の常滑駅前のホテルで、アクセスは非常に便利だ。その先には、中部国際空港がある。受付で、ゼッケンと夕食の弁当をもらってチェックインを済ませた。受付会場横のホールで前夜祭が行われていたようだが、コース説明のようなものが行われていただけでもう終わりに近かったので、そのまま部屋に入ってみんなで夕食にした。もらった夕食弁当だけでは物足らないので、コンビニで飲み物やつまみを調達し、仲間内での前夜祭となった。


翌日、日曜日は4時頃起床する。朝食も弁当だったが、急いで食べて午前5時のスタートに間に合うようホテル玄関前に集合した。天気は快晴で、走るには最高の条件だ。


スタート前のチェックもなく、マラニックみたいな気分での気楽なスタートだ。




朝のすがすがしい空気の中、ゆっくり走りだす。


1時間ほど走ると、海が見えてきた。これからずっと海岸線沿いを走る。


後ろを振り返ると、中部国際空港の建物が見えている。


11キロ付近で、最初のエイドに到着する。


20キロ付近には、野間埼灯台がある。愛知県最古の灯台で恋愛成就のジンクスで知られているという。


さらに海岸線を南下する。


2番目のエイドに到着する。


途中で見かけた民家の花がきれいだった。


30キロ地点を通過する。キロ表示は、10キロごとにあるが、行きのみで、帰りは見当たらなかった。


峠の地蔵さん前を通過する。


岩場に波が打ち寄せている。


沖に見えるのは、渥美湾にある日間賀島だろうか。たくさんの島々が見える。


40キロ地点を通過。


海岸線を離れ、内陸部に向かう。


50キロの折り返し地点である大宝寺に到着する。スタートして、ほぼ6時間半が経過していた。


折り返し前後で、ラン友たちとすれ違う。まだまだみんな元気で走っていた。
 

 

50キロのエイドでも、腹の足しになるような食べ物があまりなく、ガス欠状態になっていた。エントリー料が安いからやむを得ないのかもしれない。仕方なく、折り返してすぐに喫茶店があったので、中に入ってランチを食べる。制限時間に余裕があるから、しばらく落ち着いて食事をした。以後、エイドの食べ物はあまり期待できなくて、途中のコンビニでビールやアイスを調達して走った。まさに、マラニックである。

ゴールデンウィーク幕開けの日曜日ということもあって、潮干狩りの人々で海岸沿いは大賑わいだった。


行きに通った道をひたすら戻る。




太陽が西に傾き、海面がきらきら光ってきた。


午後6時半近くとなり、日没間近となった。


午後7時を回ると、もう真っ暗だ。前後を走るランナーもまばらとなり、見失うと道もわかりにくい。二か所ほど誘導員がいたので、しばらくは迷わなかったのだが、残り1キロあたりで、道を間違えてしまう。このあたりは、夜間になると歩行者もほとんどいないので、道を尋ねることもできない。こまったなあと思っていたら、たまたま若い女性がジョギングで走ってきた。渡りに船とはこのことで、声をかけた。聞いてみると、やはり曲がり角を曲がらず、ずっと遠くまで来てしまっていたようだ。美人で若い女性だったのでラッキーと思いながら、ゴールまで伴走してもらい無事ゴールできた。タイムは、14時間41分とだいぶ時間がかかってしまったが、関門時間までは十分余裕があった。


ゴール後は、ホテルのお風呂に入ってから、そのまま常滑駅から帰宅する。アクセスが良すぎるので、当日帰れるのがいい。ただ、帰りの電車のなかでは、立っているのが辛く眠たかった。

こちらが、完走Tシャツと完走金メダル。金メダルには名前入りだ。名前入りの金メダルがもらえただけで嬉しい。何といっても、今年3度目の正直で、100キロ完走できたのが一番嬉しい。


こちらは、完走にために準備したグッズ。McDavid(マクダビッド)の膝サポーターとドイツ製のスポーツソックス「CEP」。おかげで、ひざ痛がほとんどなく走ることができ、足の疲れが思ったよりなかった。


ちなみに、同行したうっちゃんは年代別優勝、N山さんも年代別準優勝とのことで、素晴らしい成績だった。よっぴーさんも余裕の完走。モコさんもほぼ完走。みんな楽しんで走ったようだ。

おまけ:今回のコースマップ。残り1キロほどでGPSのバッテリー切れとなってしまった。