とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

今シーズンの初スキーは湯の丸で。

2010-01-24 22:17:46 | スキー
今シーズン初スキーは、長野県と群馬県の境にある「湯の丸スキー場」に行ってきた。2月に泊まりで行く予定があり、その前に足慣らしをしたくて急遽日帰りで行くことにした。
日帰りとはいえ、金曜日の夜浜松を出て現地に着いたのは深夜2時くらいだった。ETC割引で、どこまで行っても土日1000円はこんな時には助かる。いつもなら、下道から行くのだが今回はずっと高速利用で、運転の疲労度は少ない。

豊科あたりから結構雪が降り出し、道中どうなることかと心配だったがスキー場まではなんとか順調に着いた。「湯の丸スキー場」は初めて行くスキー場である。ちょっとしたローカルスキー場でありコースもそれほど多くないので、今まで考えたこともなかったが、無料の仮眠所があるということを知り、行ってみることにしたのだ。現地に深夜着いても車中でエンジンかけたまま寝るというのは、このご時勢ではどうかなということもあり、仮眠所があるのはありがたいことだ。

さて、スキー場に着いて仮眠所を探したのだが、なかなか場所がよく判らない。深夜のスキー場の周りをぐるぐる何度も探し回った。地図を見ても、そこへ行き着くまでの道がよく判らない。30分くらい回ってもよく判らず、最初に見た明かりが灯った建物に戻ってみたら、そこが仮眠所だった。なんのことはない、最初に見えた建物でよかったのだ。見ていた地図の表記が間違っていたようで、とんだ時間つぶしとなってしまった。

仮眠所は、自然学習センターという施設のホールを開放して使わせてくれていた。広いホールには畳が敷き詰められ、布団も充分用意されていた。早速荷物を運びいれ既に眠っている人たちの邪魔にならないよう布団を敷いて朝までぐっすり足を伸ばし眠ることが出来た。

約5時間ほどぐっすり眠り、目が覚めて外を覗くと前日の雪が嘘だったかのように晴れ上がったいい天気だった。天気予報でも曇りか雪だったので信じられないくらいの好天気に嬉しくなってしまった。


コンビニで買ってきた朝食を平らげると、急いでゲレンデに向かった。まずは第1ゲレンデを滑ることにした。見上げると、圧雪された斜面が広がり気持ちよく滑れそうな予感がした。リフト待ちのスキーヤーも少なく何度も滑れそうだ。

まずはリフトに乗ってゲレンデ上部に着いた。ここからは第2~第6ゲレンデがよく見える。

景色もいいし、気持ちも高ぶった。まずは第1ゲレンデを3回ほどすべり、最後に林間コースで別のゲレンデに向かうことにした。この日の林間コースは、ほとんど滑った人がいないようで新雪でふかふかだった。

新雪を見るとつい遊びたくなってしまう。林間コースの途中で雪遊びが始まった。雪面に自分のトレースが付くと気持ちがいいものだ。仰向けになって倒れ、手を上下に動かした。

体をどけて跡を見ると、こんな形になる。

いわゆる「スノーエンジェル」である。以前アメリカ在住の人から教えてもらった遊び方の一つだ。

第1ゲレンデのあとは第2ゲレンデに向かった。このスキー場のゲレンデマップがあった。

おおきな雪だるまを見ながらリフトに乗り、最上部に向かった。

最上部からは湯の丸山がよく見えていた。

雲は多いものの雲間から覗く空の色は、青というよりも深い藍色のように澄み切った色だった。

その後も各ゲレンデを何度もすべり全コースを滑った。上級コースでは、スキーやボードで空中にジャンプしている人たちを見物して楽しんだ。もう自分はあんな真似は出来ないが、ジャンプする人たちの勇気に感心してしまう。


日帰りということもあり、早めに帰りたかったので“もう一本”といつもなら行くところだが、すっぱりやめて温泉に向かった。温泉は「湯楽里館」という日帰り温泉施設で、高台にあり露天風呂からの景色は最高だ。スキーは早めにあがったものの温泉でついゆっくりしてしまった。湯上り後、座敷で爆睡してしまったようだ。みんなに起こされ外に出たら日没間近だった。


温泉から高速のICは近く、帰りも順調に帰路に着いた。景色も雪質もよく楽しく滑ることが出来た。来月の泊まりの温泉付きスキーツアーが楽しみである。