とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2010湖西連峰トレイルラン

2010-01-10 23:03:27 | マラソン
今年も昨年に引き続き「湖西連峰トレイルラン」に参加してきた。天気も晴れでいいランニング日和であった。東海道線の二川駅を降りスタート地点の岩屋緑地公園に向かった。スタートまでは、まだ余裕があったが既に大勢のランナーが集まっていた。ほぼ全員が集まったところで。呼びかけ人のヒロボーさんより挨拶があって、集合写真を撮り終えると約50人ほどのランナーが走り始めた。

                  (しんしんさん提供)

車道を少しだけ走ると、直ぐに登山道に入る。このコースは、平坦な場所等まったくないといってもいい。全て傾斜がある道ばかりだ。最初のチェックポイントへ行くまでいくつものアップダウンを繰り返す。

                  (しんしんさん提供)

最初は前のほうにいたので比較的先頭集団に混ざっていた。しかも、カメラのバッテリーがなくなっていて写真もとれず、ひたすらランに徹していたのだ。ブログにも写真がないと物足らないなと思っていたら、うっちゃんがカメラを貸してくれたので以後借りたカメラで写真を撮りながら走った。このコースは、浜名湖が見えたり山の稜線が連なり展望がいいコースである。



CP2の神石山では、大勢のハイカーの横を抜け先に進んだ。

ハイキングの皆さんからもたくさん応援の言葉をかけてもらった。雨宿りが出来る雨やどり岩では、最上部まで登って展望を楽しんだ。

ほとんどのランナーは気付かずそのまま行ってしまったようだが、この岩の上に上がると気分がいいものだ。この登山道は、地元の人たちによってかなり整備されているのだが、昨年の秋にこのあたりに上陸した台風18号は猛烈な風で山の木々をなぎ倒していた。コース上にはその爪あとがいたるところに残っており、改めてその凄さを思い起こさせてくれた。


倒木の酷いところを抜けると、何か工事をやっている現場を通り過ぎた。なんだろうと思って上を見上げると鉄塔の建設工事中だった。見上げるほど上空で数名の作業員が鉄塔の組み立て工事を行っていたのだ。

あんな高いところから落ちたら恐ろしいだろうなと思いながら先に進んだ。

その先には、待ちに待ったエイドが開設されている。昨年同様、美味しいカレーがふるまわれていた。早速カレーを頂き腹ごしらえだ。

ついでにビールも頂き元気を貰った。この先もアップダウンの激しいコースだ。腹は膨れたが、脹脛がだんだん張ってきた。無理すると攣りそうなのでかげんをしながら走った。いつの間にか先頭集団とは離れ、後方グループの仲間入りだ。やがて、CP5の廃寺跡につく。去年はここで道を間違え、そのままゴール方向に向かってしまった苦い思い出があるので、今日はしっかりコースを確認して正規コースに向かった。

富士見岩という大きな岩からは天気がよければ富士山が見えるそうだが、富士山方向には雲がかかり遠望は無理だった。

浜名湖方面だけはよく見えた。

これから先もまだまだきつい坂道が続く。ただ、上を見上げた時、青空がくっきり見えたので気分は良かった。

そうこうしている内に早いランナーが前のほうから続々とやってきた。エイドまでもう少しだよと何度も言われたが、そう言われても意外と遠い。まだかまだかと思いながらやっと着いたところで、お汁粉を2杯頂く。

去年は最後のお汁粉で後続の人にはなかったらしいので、2杯貰ってもいいのか気になったが、今回は充分ありますよといわれたので遠慮なく食べた。

そして、行きに降りてきた坂を登り返し廃寺跡まで戻った。これがなかなか長いのだ。この頃になると登り坂を上がるのがかなり辛くなっていた。それでも下り坂は頑張って走る。残り3キロからは、一緒になった女性ランナーと話しながら行けたので意外と楽にゴールできた。一人で黙々と走るより、同じペースの人と話しながら走ると時間も気にならなくなるものである。22.42kmのコースを4時間40分でゴールした。5時間30分の制限時間なので、自分としてはまあ納得できるタイムだった。

その後は、民宿のお風呂に入り、宴会である。スタッフを入れると50名以上の仲間が集まり賑やかだった。例によって、一人ひとりの自己紹介やら今年の目標等の話が次々に飛び出し宴会も最高潮に盛り上がった。終了時間も延長となり、ランニング仲間たちとの楽しい時間が過ぎていった。

                  (しんしんさん提供)
              
こういった集まりは、普通の大会で味わえることはまったくない。企画してくれた呼びかけ人のヒロボーさんや運営協力してくれた豊橋RCの皆さんには大いに感謝したい。今年もありがとう。