とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

衆院選、結果が出た

2009-08-31 21:44:04 | 政治
日曜日夜は、選挙結果の報道一色だったが、まさに怒涛のような民主党の大躍進と目を覆いたくなるような自民党の大敗の結果だった。

選挙前から、民主党大躍進の予想は出ていたが、まさかこんなにも大差が出てしまうとは驚きだった。歴史に残る大転換となる選挙結果である。まさしく、長く続いた自民党政治に国民が失望しNOを下した結果であろう。アメリカでもオバマ大統領がチェンジを訴えて当選したことからも判るが、日本国民も今の社会の閉塞状況に不満を持ち変革を望んだのが大きな要因と思う。

どんな、いい政権でも長きに渡ると腐敗を招き、自己保身に陥っていくだけで国民のためという視点がなくなっていくはずである。そういった意味からも、二大政党が相互に監視、牽制しあい政治を研鑽していく過程が大いに望まれる。今回は、民主党が大躍進したのは、自民党にお灸をすえるという意味合いがあるかもしれない。ただ、民主党が大躍進したからといって、永久にこの政権でいいのかというのは疑問だ。いずれは、自民党又は別の政党が力をつけ、相互に政策を競い合うような政治になることを期待したい。ただ、当面は民主党のお手並み拝見といったところで、しばらくは様子を見て行きと思っている。

それにしても、日本人は一度流れができてしまうと、それに乗っかっていく人が多いのかなという感じも持った。4年前の衆院選では、郵政民営化という流れに国民のほとんどが乗っかってしまい、今度は政権選択という流れに乗っかってしまった人が多いのだろう。国民の総意ということは重要だが、集団心理という現象は無視できない。今一度、冷静な観点も失わないということも肝に銘じておきたい。