とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

国会図書館、書籍をネット配信

2009-08-22 20:28:04 | 呟き
6月に著作権法が改正され、国立国会図書館が図書館内の資料をデジタル化できるようになったそうである。最近はAmazonでも書籍の中身がネット上で一部閲覧できるようになっている。やはり、これからは書籍のデジタル化がいっそう進むようである。

書籍のデジタル化の最大のメリットは、いつでも、どこからでも書籍が閲覧できることであり、必要な情報を簡単に探せるようになることである。ネット上の情報もGoogle等で探せば結構簡単にわかるが、信頼できる情報となると、出版元や作者がわかる書籍のほうがさらに信頼できる。そんなわけで、書籍のデジタル化は大いに期待したい。

ただ、誰でもインターネットで書籍の内容が読めるようになれば、本の売り上げが減り、出版社のビジネスに悪影響がでる恐れがある。そこでデジタル化した書籍のデータを国会図書館や公共図書館内では無料で公開する一方、館外に配信する場合は一定のアクセス料金を課す案になるそうである。料金については、「交通費に相当する適当な金額」といい、数百円程度となる見込みだ。徴収した代金は、電子出版物流通センターが出版社などの権利者に分配することになる。

このように、著作権者の権利が守られるようになれば、ネットでの配信もスムーズにできるようになるだろう。ただ、自分としてはお金を払ってまでしてデジタル書籍を購入するのは躊躇しそうだ。やはり気にいった本は、形が残るもので手元に置いておきたいものだ。一部の情報だけを得たい時や読みたい本のさわりだけを見て現物を購入するかを決めるためにデジタル書籍を見ることはあるかもしれない。何れにせよ、デジタルとアナログをうまく使い分けていきたいと思っている。