Go The Distance!

地球が、自然が、人が、好き
走ること(Swim, Bike, Run)が大好き
ウッドキャビンの部屋にようこそ!

奇跡ってのは、自分の力で起こすもんです

2014-02-23 16:00:28 | ラン


「同じ”走り”が出来るかどうかは分からない」

股関節の手術をすると決めて言われた言葉
術後は、今までの自分の走りとはまったく違う動きになる可能性もある

これ以上悪くなることはない

だったら、
動けていた自分を
走れていた脚を
その感覚をしっかり覚えておきたい

4月からの学生生活が始まったら
学業第一でいきたいので
その前に身体に(脚に)負担がかかるのは分かってはいましたが
フルマラソン参加を決めました



とはいえ
怪我する前のような練習量も質を上げたトレーニングも出来る訳もなく
ひたすらテクテク
ひたすらイメージ

大地に触れ足を運ぶ感覚
腕降り
呼吸

ペースは上げられなくてもゆったりとした動きで一つ一つを確認
毎日ただそれだけ
それだけをひたすらに繰り返してきた



東京マラソン同日
お台場で行われた『第1回42.195km海と緑のランニング大会』



参加人数1500人ほどと決して大きなレースではないですが
前泊なしで近場で実施される大会とあってエントリー



順位とかペースとか
関係ない



走れる身体でもない自分がスタートラインに立ち
”走る”ことを選んだ
それだけでも意味がある



スタート後、



すぐに集団はばらけて
先頭集団5名と少し離れた位置に第2集団
今回のコースは距離の短い周回を2ラップしてから長い周回を8ラップというトライアスロンのランパートみたいな設定
身体の動くまま先頭集団についていく



ペースは3分30前後
さすがにキツイ

こんなペースで走ったのは、2年前のハーフ以来だ
3ラップ目あたりなっても、相変わらずペースが落ちない
さすがにこのままじゃ潰れると思い一旦集団を離れる



そのまま自分が楽に脚が動くペースで追走
概ね3分40秒前後
20㎞過ぎたあたりから股関節と腸脛靭帯に鋭い痛みが
気持ちでカバーしようにも痛みで徐々にペースが落ちてくる
4分前後で30㎞までは走れたが
痛みで頭がボーとしてくる



YOMEの応援とエイドの水をかぶり、その都度、気持ちを切り替える
35㎞過ぎあたりから
ハムとふくらはぎを攣り何度かストップ
それでも頭は妙にクリアで一番苦しいところだと思うのだが、冷静でいられた



脚の動き
体重のかけ方
腕降り
そして、リズム

ペースは4分15秒前後まで落ちたが
頭の中でリズムが軽快に流れる

あぁ、コレだ

と思えた瞬間
この感じ…忘れないようにしよう
そう思えた瞬間
ラスト2ラップで前から落ちてきた走者を二人かわす
自分のリズムで前へ前へ
そして、ゴール



2時間40分28秒
総合3位



ありがとう
俺の脚
最後まで走らせてくれて
オマエのおかげでしっかりと感じることが出来たよ



この感覚
このリズム
絶対、忘れないから

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