『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

激務の翌日

2023-11-15 08:32:54 | 仕事

 

きのうは
フルタイムのカウンセリングに加え、
自殺未遂のヒヤリ・ハット・インシデントがあり、
クライシス・インターベンション(危機介入)の
ケースカンファがあって
残業となった。

久しぶりに
遅くに帰ったら
カミさんが先に帰っていて、
いつもは真っ暗な玄関先に
門灯が点いていた。

定時を過ぎた時は、
何かあったんだろう・・・
というのが、学校人として
暗黙の了解なので、
「大変だった・・・」
と嘆息を漏らしたら、
カミさんは帰宅後に眩暈がしたようで
夕食の支度が出来そうにもなかった。

部屋着に着替えると
テンションが駄々下がりして、
一気に疲れが出るから、
ブレザーを着たまま
仕事の延長のつもりで
緊張感が切れないままで
夕餉の支度を代行した。

ぼっちランチに
手作りベントを
しょっちゅう作っているし、
料理も趣味の範疇だから、
買い置きの素材を使って
パパッとすぐに
クイズィーヌ・スポンタネ
(即興料理)を創り上げた。

カミさんの買い物袋からは
まだ、食材が出されてなかったので、
それも、スタタッと冷蔵庫に
“仕事モード”で仕舞い、
什器セッティングも済ませた。

仕事から帰って
即・台所仕事というのも初めてなら、
ブレザー・スラックス姿で
料理するのも初めてであり、
ペルソナ(外的人格)を為す仕事着は
緊張を切らさないアイテムになることを
よくよく実感した(笑)。

してみれば、それは、
「着グルミ」も同様なのかもしれない。

**

三つの勤務校と自宅を含めると
4か所のカウンセリング室を持つが、
それぞれに、この27年間で
出逢ったクライエントたちの
JC・JK・JDや小学生たちの
置き土産が飾られている。

中には、古すぎて
当人の顔を
思い出せないものもある(笑)。

窓辺に近い壁の絵は、
永年の日光に晒されて
色が飛んでしまったものもある。

美術部だった子がくれた切り絵は
さすがに、その原型を
長らく留めている。

**

きょうはオフ日なので、
Amazonから配送された
テーブルソーを組み立てようと
予定していたが、
きのうの激務の疲れが
残っているので、
また、ダラダラ過ごすかもだなぁ・・・
とも思わないでもなかった。

ま、それはそれで、よし・・・
と思うことにしている。

ゆんべの
カミさんの買い物してきた
食材がそっくりあるので、
夕飯当番の買い出しには
行く必要ないのが幸いである。

*


街出をするたびに、
老舗の看板や暖簾を撮っては
臨書の手本にしている。

旧4号線沿いにある
羊羹屋も老舗なので、
その看板と暖簾には
なかなかの味わいがあった。






 

 

 

 

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偽りの『女帝』

2023-11-14 08:51:59 | 社会問題

きのうも
朝方はグッと冷え込んで、
出勤時に車に乗り込むと
温度計が9℃を示していた。

そろそろ、
車内では膝掛け毛布が
要るようになってきた。

それと、
ベント持参の日は、
温かい汁類をマグボトルに入れて、
ヒーターで温まるまで
体内から温めるシーズンの到来である。

*

きのうは、
予約生徒が一人欠席し、
尚且つ、午後からは
三者面談期間のために
予約生徒が入らず、
けっきょく一人のみの
カウンセリングとなり、
空き時間が5時間もできてしまった。

未読のジャーナル(学会誌)を読んで
最新論文の勉強をしようかとも思ったが、
それよりも「音楽療法」の研究として
バッハの『リュート組曲E-mol』の
『プレリュード』のアナリーゼをした。

5頁あるので、
演奏すると6分弱かかるが、
有名な曲でもあり、
非常によく書かれた
見事な作品で、
楽譜を読んでも
音出ししても
感心することしきりだった。

先日のカウンセリングでは、
社内の低俗な会話に付き合わされて
辟易させられている方に、
そういう時には「高尚」なものに
触れる事をお奨めした。

そして、自分は
バッハの曲に回帰すると
心が浄化されるということを
例にもあげた。

**

前夜の夕食に
ベントの分も見込んで作った
残り物を、レンチンして
熱々にして持参するも
昼食時には「室温」にまで
冷めている。

レンジを持ち込んだT中なら
再加熱して熱々をやれるのだが、
それも叶わない。

カミさんが揚げた
春巻きも1本だけ
ベント用に残しといてくれた(笑)。

***

帰宅して
ひと風呂浴びてから
工房に入るも、
前日に到着した
テーブルソーの梱包を解いて
組み立てる気力もなく、
オフ日にでもゆっくりやろう
と思った。

12畳ある工房だが、
電動工具類が増えて
段々と手狭になってきた。

***

今回は、初の試みとして、
一挙に大量製作をしようと、
まず、ネック・ヘッド・ヒール加工を
集中してやっている。

ルネッサンスギターが4本に
ビウエラが3本だが、
すでに2本は下塗りまで
仕上がった。

同一パーツを連続してやっていると、
作業手順やら、効率やら、手技が
やるたびに洗練されていくことにも
気が付いた。

なので、今は、バイオリンなどでもある
「ネック職人」の時期だと
心して製作に取り組んでいる。

***

きのうは寝しなに
YouTubeサーフィンをしてたら、
『女帝 小池百合子』の文庫本が
出たのを機に、実名公開した
告発者の動画を視聴して、
驚いてしまった。

コイケと2年間
カイロでルームシェアしていた
同居人がインタヴューに応じて、
「彼女は進級試験に落第し
卒業なんてしていません・・・」
と明言していた。

そして、
日本のサンケイ新聞の取材に
「カイロ大学主席卒業」と答えて、
「そういう事にしちゃったの?」
と呆れて問うたら
「うん」
と平然としていたという。

真珠のブローチをくれて
口止めもされたようだが、
彼女が国会議員、大臣、都知事にまで
成りあがって、自民党つながりで、
エジプト大使館に依頼したのか
カイロ大学に「卒業」を
認めさせた辺りから、
元・同居人の告発者は
「自分は消されるのではないか・・・」
と恐怖を覚えるようになったという。

さるジャーナリストの調べでは、
コイケの父親が現地で
オイル関係の仕事をしていて
エジプト政界にも通じており、
当時、軍事政権だったこともあり、
コネとゴリ押しで
通常では有り得ない
2年から編入したという。

その父子が
さる財界のフィクサーに
資金をタカる様や
恩を仇で返す非道なやり口は
聞いていて反吐がでそうな所業だった。

彼女も間違いなく
「今だけ、金だけ、自分だけ」の
あっち側のDSサイド人間なのだろう。

国民と都民を欺いて、
ウソ尽くしと口先だけで
権力を得た人物だが、
この著者や告発人、出版社を
未だに名誉棄損で訴えないのは
それが事実であることを
当人が認めているようなものである。

それでも、
キシダはじめ偽悪醜邪サイドの連中は、
今、『カサンドラクロス』の列車に
乗り合わせ、谷底に向かって
真っ逆さまに転落してゆくのだろう
と予想している。

今回の実名告発は、
ジャニー喜多川を告発した人たちの
「勇気」と「正義」に
後押しされたといもいう。

この文庫本の再販でも、
既存のメディアが騒ぎもせず、
採り上げもしないとすれば、
明らかに、DS側に抑えられているか
忖度しているかのどちらかだろう。
















 

 

 

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淑女の溜息

2023-11-13 09:26:05 | まんが

「私的三連休」を終え、
今週は月・火・木の
三日勤務の週である。

カミさんは
定年後も再任用で5年勤め、
今は、常勤講師として
担任を続けているが、
「来年は、やめようかな・・・」
と、先日、洩らしていた。

大学の同級生が
定年やそれ以前で退職し、
悠々自適に暮らしたり
専業主婦になってるのを見て、
そろそろ自分も・・・と、
思ったのかもしれない。

でも、40年以上も傍で見てきて、
家でジッとなんかしてられない人だし、
何より、教員不足の学校現場では、
ベテランで優秀な教員だから
「需要度」は高いはずである。

本人も仕事はキライじゃなさそうだし、
年金以上の収入も入るから、
経済的に心配もいらない。

「辞めたら、リク坊や
ナッちゃんたちに、毎年、
シャインマスカットを二回も
送れなくなるよ・・・」
と言うと
「そっかぁ・・・」
と、それが、いちばんの
殺し文句になったようだった(笑)。

愛する孫や息子たちの為に、
金に糸目をつけずに
いろいろ送ってあげたい・・・という
母性性が経済的に制限される事は
ヤだなぁ・・・といった感触だった。

ついでに、
「晩飯のオカズも一品減るか、
ネギ納豆とナッパのお汁になるよ・・・」(笑)
と、楽しみにしている
トーチャン・ディナーも
なくなるのもイヤそうだった(笑)。

「トーチャンは、75の定年まで働くよ」
とも言ってみた(笑)。

言外には、ンだから、
元祖・健康優良児で
仕事大好きカーチャンも
同じ歳までやったら
いいじゃん・・・と(笑)。

そんなんで、
とりあえず、来年も
働く気になったようだ(笑)。

聞けば、壮年期世代の病休が多く、
さりとて、すぐに補充教員も来ず、
ゆんべもスケジュール帳をみながら、
明日も補充でいっぱいだ・・・と、
嘆いてもいた。

理科教員が不足してるようなので、
水曜だけオフの自分が
『更新制度』廃止により
免許復活したので、
非常勤で行ければ行ってもいいのだが、
野球みたいなワンポイント・リリーフは
できないようである。

ベテランで意欲あるシルバー世代を
もっと活用しやすいように
教育行政も改めればいいのに・・・と、
思う今日この頃である。

****

ソーちゃんの
竜王三連覇の記者会見で、
彼の座右の銘である
『盤上没我』の揮毫を示すのを見て、
ちったぁ、らしい字になってきたなぁ・・・と、
思った。

「もちっと、書道の練習すればいいのに・・・」
と、かねてから言っていたが、
そしたらTVを視てたカミさんが
「あれでいいんだよ。
 あれが彼の字なんだから・・・」
と、教師らしい
個性を尊重するようなことを言っていた。

たしかに、
書道の練習する時間があったら
少しでも将棋の研究をしたいだろうし、
教科書どおりの本寸法の書体でも
ツマラナイのは確かかもしれない。

この『盤上没我』は、
自分も使わせてもらっており、
ギターの公開演奏のたびに
『弦上没我だ!』と
自分に言い聞かせている。

最近では、
古楽器工房に籠って、
こつこつと製作に勤しんでいる時も
『机上没我』の心境になっており、
その時ばかりは
座骨神経痛も症状が出ない(笑)。

やはり、
駄々羅に過ごしてないで、
真剣に何やらを集中してやれ・・・
というのが、心身症の
訴える処なのかもしれない。

**

YouTubeでも
弦楽器製作のサイトを
多々視聴して、
「目学問」にしてるが、
きのうは、タイかベトナム辺りの
“ボンボコギター”の制作風景を視て、
その原始的な作り方に吹き出したが、
また、それゆえに斬新なアイディアにも
驚かされもした。

工房でなく屋外で
木屑や粉塵の心配もなく
バリバリ、ガリガリやる姿は
“なんちゃって”リューティエ(製作者)
にとっては、羨ましくもあり、
「物創り」の原点を見るようで、
その素朴さに感心させられた。

なので、
いくつかの手法は
自分も取り入れてみることにした(笑)。

**

2012年から、
10年以上続けていた
『グルメ日記』というサイトを
閉鎖して久しいが、
その間の記事はすべて
自分用に書籍化してあり、
時折、読み返しては、
その1年間の「食歴史」を
反芻している。

きのうも、
2013年の正月元旦から
大晦日までの
365日の「食レポ」を
一気に読んでみたら、
何やら、不思議な充足感があった。

よくも、よくも、
こんなに、いろいろ喰ったもんだ・・・
という感じである。

それを、
よくも、よくも、
毎日、飽きもせずに
書き綴ったもんだ・・・
とも思った(笑)。

まさに、これが、
『人生深生き』
という、
ライフ・ビリーフの実践なのだろう。

だからして、
普段、ゴロゴロ寝転がって
駄々羅に過ごしていても、
ブログとグルメ日記だけは
365日×10年も続けているので、
何かしらはやってるやんなぁ・・・
と、自己弁護することもある(笑)。

**

グルコミの
『クッキングパパ』は
1985年の初刊から
最新刊の167巻まで、
リアルタイムで足掛け40年近く
継続購読している。

なので、
書棚の漫画コーナーの一角は
その背表紙の統一された朱色に
染まっている。

時折は、
旧巻を取り出しては
寝床に持ち込んで
再読・再再読している。

先日も、
京都のイタリアン・リストランテに
務めているマコトが、
友人たちにシャンパンを振舞うシーンで、
ポンと抜栓せずに、
シュッとプロらしく抜いてみせ、
「淑女の溜息、って言うんだよ」
と、蘊蓄を垂れる処に
そんな風に言ってたんだ・・・と、
忘れていた事を思い出した。

尊崇する狐狸庵先生曰く。
「歳ぃとると、昔読んだものを
忘れて・・・(笑)、
また、新たに読めるから、
こりゃええわいのう・・・」(笑)








 

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芸術の「37手詰め」

2023-11-12 10:49:43 | 藤井 聡太

きのうは
札幌で初雪の便りがあったが、
吾妻山も二度目の冠雪となった。

今朝は
ぐっと気温がさがり、
寝室内も15℃と
冷えていたので
目覚めと共にヒーターをいれた。

*

きのうは
ソーちゃんが
竜王戦を「4-0」と
ストレートで勝利し、
三連覇の防衛を果たした。

そしたら、
タイトル戦「19連覇」
という歴代1位タイ記録となった。

彼が小4の頃
色紙に書いていた
「名人を超す」
という幼い野望は、
尊崇してその全集の棋譜を並べた
大山名人に並んだことで、
半ば達成したも同然である。

プロ・デヴューでは
「29連勝」で世間の注目を集めたが、
今となっては「藤井劇場」の
序章に過ぎなかったようで、
その後の「八冠」制覇も
彼には、通過点であり、
おそらくタイトル戦無敗の記録は
歴代単独1位になるものと思われる。

そして、いずれは
羽生「永世七冠」のタイトル99期を超す
『永世八冠』とタイトル100期超えを
果たすのだろう。

そんな彼自身、
デヴュー当時は、
自分のピークは26歳頃だろう、
と予言していた。

とすれば、
あと5年は、彼の天下で
「藤井一強」時代が続きそうだ。

八冠に加えて、
早指し戦も四冠で
詰将棋選手権は5連覇中である。

きのうの一戦でも、
最終盤に、彼にとっては
痛恨ともいえる「21手詰」という
最短手数の詰み筋を見逃し、
逆に「37手詰」という
超難解で全ての持ち駒を使い切る
という芸術的な「詰将棋」で
勝利し、解説者やネット雀たちを
唖然とさせた。

棋士だけでなく
詰将棋「作家」でもあるので、
将来、詰将棋の「手本」書に
必ずや載るだろう「傑作」を
彼はタイトル戦において
創り上げたわけである。

最強棋士だけでなく、
まさに、
天才「芸術家」でもある。

【藤井の前にフジイなし
 藤井の後にフジイなし】

・・・という、
『藤井劇場』の歴史を
我々は見せられているのである。

***

工房にあるPCで
棋戦を観戦しながら
楽器製作にも精をだしていた。

なにせ、
6本同時進行というのは
はじめての量産なので、
好きな工程であるネック創りを
嬉々としてやっている。

そのうち2本は、
実験的に極限までの薄さを
試そうとしているが、
果たして楽器として成立するか
失敗も覚悟している。

*

サンダーの目詰まり用の
クリーナーがあることを知って、
さっそくアマゾンに注文した。

ついでに、
なかなか市販では見つからない
歯間ブラシの極細も注文した。

*

Amazonブラウジングしていたら、
購読しているコミックの新刊の
予約情報を見つけて、
これらも予約した。

そしたら、
テーブルソーが届いて、
その大きくて重い梱包が
ひとりでは二階の工房に搬入できず、
カミさんに手伝ってもらい
やっとこさ運び込めた。

そしたら、
チェンバロの時以来だったので、
「もう、ひとりで
持ち運べないものは
買わないで・・・」
と言われてしまった(笑)。

そういや、
大学ギター部が廃部になって
引き取ってきたコントラバスも
一人では二階に上げられずに
手伝ってもらった。



 

 

 

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白金豚を試食す

2023-11-11 07:59:41 | 食べ物・飲み物

 

竜王戦「第四局」の初日は
ソーちゃんがいきなりの
「飛車切り」を敢行した処で
「封じ手」となった。

カド番で後がない
後手番のイーちゃんの
研究手順にハマッて、
先手番ながら「40対60」と
やや劣勢に立っている。

二日目の今日は、
いきなり終盤戦に突入するが、
必ずや劣勢を挽回し、
逆転勝利して
防衛を果たすものと信じている。

**

きのうは、
「私的三連休」でもあり、
かねてから、
気になっていた「白金豚」という
ブランド・ブーちゃんの
試食をしてみようと思って
ブラリととんかつ屋に出かけてみた。

主菜が運ばれてくるまで、
「ごはん処」という
セルフサービス・コーナーで
惣菜類をバイキングで選び、
前菜としていた。

『十八穀米』というのが、
噛み応えと旨味があった。

トン汁もサービスにある。

とんかつが出来てきたら、
「定食」で注文したらしく、
またライスと豚汁がついてきて
往生した(笑)。

どちらも、お代わりしたようになり、
豚汁は半分残してしまった。

最近のトンカツ・ブームで、
真ん中には揚げ具合を見せるために
断面を上向けるという盛り付けが
主流になっている。

なので、この真ん中から
味わってみる。

岩塩と山葵が
小皿で付いてきたが、
まずは、何も付けずに下味だけのを
味わってみた。

最初に口に当たるコロモが
厚めのためか、
白金豚の旨味はストレートに
ガツンとはこず、
後からジワジワときた。

ただ、それほどに
味が濃く、香り豊か・・・
というほどでもない。

ふつうに美味しい豚肉
といった感じである。

甘目のソースでもやってみたら、
なんだか、ふつうの
トンカツ然となってしまい、
やはり下味だけで
やったほうが繊細な旨味を
感じられた。

***

ここ数日、
古楽器製作を進めているが、
初めて、6本同時の
大量製作に挑んでいる。

用材は揃っているので、
後は、切ったり、曲げたり、
したのちに、それらのパーツを
組み立てるだけであるが、
全部完成するには、
冬休みまでかかるかもしれない。

塗装や磨きや
インレイ(象嵌)彫りなどの
装飾も施してから、
しばらく置いて乾燥させ、
試し弾きして、
音楽が出来る状態になったら
また、売りに出す。

春休み製作した4本で
15万ほどになったので、
今回、また設備投資に回し、
Amazonに廉価のテーブルソーや
工具・備品類をまとめて発注した。

年々、既製品の楽器用材が
稀少化・高騰化しているので、
国産の身近にある樹種を
実験的に用いて
製作している。

SC定年の75歳まで
無事に勤め上げれれば、
その後は、リューティエ
(古楽器職人)として
細々とやっていきたいが、
それまで、少しでも
工作技術の精度をも上げていきたい
と願っている。

敬愛していた祖父は
腕の良い木工職人だったので、
その血を誇りとして
もくもくと木と向き合いたい。




 

 

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