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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ラムネにボート

2023-08-26 06:29:10 | 

 

 

長かった夏休みも明け、
きのうは一月ぶりに
山の学校に初出勤してきた。

そしたら、
全校生5名なのに
二人もコロナ感染で
欠席していた。

 

連絡ボックスには
例によって
ウェルカムお菓子が
山のように袋詰めされていた。

先生方も
夏休み明けで
それぞれ土産を持ち寄って
分け合っていたのだろう。

那須の珍しい
『鮎もなか』は
なかなか風趣ある
茶菓であった。

*

給食も一か月ぶりだったが、
なんでも、献立のポテトに
異物が混入していたとかで、
給食センターで差し止められ、
オカズが一品減って
さびしい皿になっていた。

袋麺は
給食ならではの
腰なしフニャフニャ麺である(笑)。

*

リク坊の
夏祭りでの
ラムネ初体験の動画で
「飲みずら~い・・・」
というのに
笑ってしまった。

自分も子どもの頃、
瓶の中のビー玉と格闘し、
どの角度で飲むといいか・・・と、
煩悶したものである(笑)。

そしたら、
家族で嵐山に行って
また、ラムネに挑戦していた。

渡月橋のたもとで
ラムネをやるリク坊も
なかなか絵になっていた。

 

そして、
裏磐梯で初体験したボートに
また保津川でも挑戦してきたようだ。

住まいの摂津からは、
嵐山はクルマで1時間ほどなので、
何度も訪れているようだ。

フミパパも幼児の頃、
リク坊のジイジとバアバに連れられ
何度も訪れているから、
潜在記憶にその居心地の良さが
残っているのかもしれない。

 


若さと老い

2023-08-25 07:18:53 | 

 

連日の猛暑日で
きのうも
36℃にもなった。

学校に到着して
カウンセリング室に入ると
すでに32℃ほどあった。

エアコンを入れるも
なかなか下がってくれず、
首筋が凝りだしたので、
(やばい!!  熱中症の前駆症状だ・・・)
と、すぐに、水分を補給し、
尚且つ、持参している
クーラーボックスから
アイスパックを取り出して
脇の下に挟んだ。

猛暑によって
エアコンの効きが悪いのか・・・と
思っていたが、
コロナ対策の習慣で
グランド側の窓を2㎝ばかり
明けていた処から
熱風が流入していたのに気づいた。

コロナの換気対策よりも
まずは、熱中症対策が優先なので
廊下側の隙間も閉鎖して
完全密封状態にした。

未だに、コロナ禍が未収束なので、
本来は、時折、換気が必要だが、
昨日はそのまんま
退勤まで締め切り状態だった。

今日も今日とて、
よりにもよって38℃の予報である。

そして、
9月中旬まで
残暑が続くというから、
カラダや自律神経も
そうとう疲弊してきていそうだ。

 

一か月ぶりで、
ベント作りしての出勤だった。

前夜に作った
ちらし鮨で余った
黒酢を用いた酢飯をつめた。

 

*

Amazonで
ハングルの廉価なテキストを
2冊購入したが、
1冊が先に届いて
パラパラと眺めてみたら、
構成や解説が下手で、
初学者には不親切な内容だった。

もう一冊は
漫画「入門」にしたが、
はたして、そちらは
砂漠に水が沁み込むように、
理解しやすい内容か・・・
期待と不安が半々である。

*

シリーズを愛読している
『おせん』の最新刊が届いた。

シーズン3の2冊目だが、
いつものように、
充実しており、
小一時間を楽しませてくれた。

*

ミカママから
リク坊の平和な寝姿と、
起きてからのヤンチャぶりの
写真が送られてきた。

つい先週まで
我が家の中で
歩き回っては
しゃべくり廻ってたので、
カミさんと居間にいると、
「今にも、リク坊が
ガラリと開けて
出てきそうだねい・・・」
と笑い合っていた。

*

50年来の
ギター練習の酷使により
指が変形性関節症の悪化で
年々、硬化して
動きずらくなっている。

録画して見ると、
本来は、きちんと
フレットの際を
押さえなきゃならないのに、
フレット間の真ん中あたりを
押さえている。

レッスンにくる
初学者には、
それを改めるように指導もするが、
自分では、指が拡がらず
このざまである。

それでも、
フレット楽器は有難く、
これが、ヴァイオリンやチェロなら
確実に音程がずれてしまう。

その点では、
フレット楽器は、
フレット間にさえ
押弦できれば
音程が保てるのである。

 

 

 

 

 


『王位』四連覇!!

2023-08-24 07:38:20 | 藤井 聡太

 

きのうの『王位戦』
第五局は、
今季「先手」勝率100%の
確率どおりにソーちゃんが勝って
「4-1」で防衛を果たした。

これで、4連覇となり、
来季、5連覇となれば、
早くも『棋聖』と並び
ふたつの「永世」号となる。

31日には、
いよいよ「八冠」への
トライアルとなる
『王座』戦が開幕する。

きのうの「王位戦」防衛後には、
コメント欄に
「八冠までマジック3」
というのまであった。

たしかに、
永瀬ッチとの五番勝負で
三勝すれば、八冠達成となる。

ここまで、
17ものタイトル戦が無敗なので、
勝率10割ということになり、
その確率から
同じ相手に三敗するのは
ありえない事象になる。

きのうのコメント欄には
「生きてるうちに
八冠達成を見れるとは
思わなかった・・・」
というのもあり、
我が意を得たり・・・
という思いがした。

*

いつも紹介患者さんを
診て頂いているドクターから
お中元が届いた。

沖縄の銘菓
『琉球酥』というが、
「酥」の字が読めず、
袋をみたら「すー」と
平仮名がふってあった。

たしか、
本土では「酥」は
「そ」と読み、
今でいう練乳のようなもの、
というのを白土 三平の漫画で
読んだ記憶がある。

*

フミパパが休日に
リク坊を連れて
ふたりで箕面温泉に
行ってきたようである。

ここは、かつて、
金光第一高校時代に
生徒を連れて
テニス合宿をした処でもある。

当時、まだ20代だったが、
その時の三年生は18才だったので、
彼らも今や「アラ還(暦)」の
歳だろう。

*

高校野球には
感心がなかったが、
優勝した慶応高校というのが、
坊主頭でなく
自由な雰囲気を貫いた
「エンジョイ野球」で
107年ぶりに優勝した、
と朝刊で知った。

中高の部活では、
未だにスパルタ式や軍体調で
指導者による
暴力沙汰が絶えないが、
そんな中で、自分たちで
創意工夫して、楽しくやる、
という部活が実を結んだのは
喜ばしきことである。

これに対して、
「長髪はケシカラン」
とか、学校にクレーム電話をする
馬鹿野郎がいる・・・というから、
情けない。

【馬鹿は、自分が馬鹿だという事を
 認識できない。
 それ故に、馬鹿なのである】
という箴言どおりである。

*

朝刊の『トラウマ改善特集』に
毎朝、目をやっているが、
今朝は、心理臨床系ジャーナルには
掲載されないような
認知症薬が奏効するという
臨床研究を見て、希望を抱いた。

トラウマと向き合って
辛い思いを何度も味わうような
エクスポージャー(暴露)療法より
クスリで済むなら
それに越したことはないからである。

薬が効く・・・という事は、
脳内の物質的・生化学的な変化が
トラウマを形成している
という事に他ならない。

 

 

 

 

 

 

 


クライシス・インターベンション

2023-08-23 06:33:45 | 仕事

 

きのうは
夏休み明けの初出勤日だったので、
勤務校の近所にある
Tちゃん先生の教会に寄らせて頂き、
夏休みを無事に楽しく
過ごさせて頂いた御礼と、
二学期も無事に務まるようにと
お届けさせて頂いた。

校内で
子どもたちの
はじけるような姿を見たら、
いいなぁ・・・と感じ、
背筋がピンと伸びるようだった。

さっそく
いつものルーティンに戻り、
一月ぶりのカウンセリング室で、
執務に就いた。

早速、緊急案件が入って、
数日前に、
自死を留まったケースがあり、
別室登校していた当人と
初対面することになった。

 

朝、朝刊で
「子どもの自殺」特集を
見てきたばかりだったので、
未然に済んで安堵するも、
心中御祈念をさせて頂き、
全人的な関与を要する
真剣勝負の面接となった。

幸いにして、
知的レベルの高い子だったので、
共感的に受容し、
積極的に傾聴することによって、
自身の葛藤について
よく言語化することが出来て、
面接後に希死念慮を
スケーリング(数値化)させたら
安全値まで低下してくれた。

このようなケースは
「クライシス・インターベンション」
(危機介入/Crisis intervention)
といって、
学校カウンセリングでは
しばしばある。

セラピスト側にとっては
最も緊張を強いられながらも
クライエントには
「安全感・安心感・大丈夫感」を
提供すべく
リラックスしていなくてはならない、
という二律背反の技量が求められる。

さながら、
大舞台のコンサートで
いい演奏をする時のように、
ある程度の緊張感を持ちながらも、
心身共にリラックスしていて
脱力していなくてはならない、
という状況とも同じである。

その緊張の瞬間に、
自身の全存在を
どれだけぶつけられるか・・・
全人的関与ができるか・・・
というのが「技量」なのである。

*

緊急ケースの為に、
常連の予約生徒をふたりも
ドタキャンさせてもらった。

面接を途中で中断したり、
廊下で長々と待つも、
笑顔で了解してくれて
後日に変更となった。

その後も、
緊急性のあるケースが続き、
二学期早々から
重々しいスタートとなった。

それでも、あたかも、
こころの「緊急救命医」のような
緊張と弛緩を繰り返す激務に
充実感を感じている自分を
メタ認知すると、
つくづく「コーリング(天職)」
なんだなぁ・・・と、
有難く思わせて頂いた。

かつて、
師匠からは
【腕が上がると重症患者がやってくる】
という
マーフィーの法則もどきの
箴言を教えられた事がある。

これは、
因果律では説明できないが、
縁起律という共時性では
しばしば体験することであり、
易経なぞでも
【弟子の心構えが出来ると師匠が現れる】
とも言う。

この宇宙の深淵な「神秘」とも言える
不思議な機構を
識っているかいないかで、
仕事も人生も
大いに見方や生き方が違ってくる。

それは、
大学でも院でも
教えられないことなので、
自らが多くの場数を踏んで
経験知を高めて
ようやく感得できる
この世の実相なのかもしれない。

*

きのうも
36℃もの猛暑日だったが、
さすがに、カラダのほうも
暑熱順化してきたのか、
30℃ほどでは
たいして暑くは感じないから
不思議なものである。

それでも、
熱中症予防には余念なく、
きのうも「生命維持装置」と称し、
ミニクーラーボックスを鋳込んだ
リュックを背負って出勤したら、
玄関の事務室で
女性職員の方々に笑われた(笑)。

*

毎週水曜が
オフ日なので、
きょうは、昨日の激務の労を癒し、
ソーちゃんの『王位戦』二日目を
のんびりと観戦したいと思う。

今日も今日とて
日中は36℃の予報なので、
夏休み中と同じく、
陽の入る午前は
遮光カーテンを閉めて
穴倉生活のようにTV観戦となる。

寝室内を
ひとつの大きなテントに見立てて
その非日常性を楽しむつもりで
冷房を効かせて
うす暗い午前中を
読書や勉強に当てて
インプットの充実を図るのを
夏休み中の日課としていた。

思えば、
高校入試から始まって、
大学、院、教採、国試・・・と、
ずいぶん受験勉強もしてきたが、
学生期の定期試験まで含めたら、
小中高大院の18年間で
学期ごとにやってたので
そのテスト勉強も50回近い・・・。

卒後も
ずっと勉強を続けてるので、
不勉強な輩には
負けない自信はある。

 

*

夏休みの思い出も
多くの画像や動画から
味わってもいる。

殊に、リク坊との
楽しいひと時は
このロンバケ・バカンスの
ハイライトであった。

今は亡き自分の祖父や父のように
ずっと孫と一緒にいれないのは
恨めしいことだが、
年に二度会うからこそ、
その喜びも
ひとしおなのかもしれない。

*

この夏、
戯れに勉強した
YouTubeのハングル講座の
朴 英蘭(パク・ヨンラン)先生の
プロフィールをネットで見つけた。

36歳
中国の朝鮮民族の生まれ
韓国語と中国語が母語
東京都在住
趣味 読書、旅行、料理、ショッピング
講師歴 5年10ヶ月
滞在歴 12年10ヶ月
JLPT(日本語能力試験)1級
2010年 日本に留学
2015年 名古屋大学大学院
   「言語学科」修了
   
*

YouTubeの講座では、
入門編から文法編まで
スムーズに理解できたが、
「表現編」に入ったとたん、
それまでと講義手法が変わって
グッと難しくなり、
コメント欄でも悲鳴があがっていて、
自分も「バカの壁」にぶつかった・・・
と思わされた。

せっかく、
「やさしい韓国語」
と謳ってるんだから、
最期まで、やさしい講義手法で
統一してほしかった・・・と、
いささか残念感が拭えない。

「バカの壁」を体験した
視聴者の多くは
きっと挫折したことだろう。

 

 

 

 

 

 

 


こころを解放させる

2023-08-22 07:27:42 | まんが

 

夏休み最後の日の
きのう。

Amazonから
いっきに4冊もの
新刊コミックが届き、
恰好のパスタイムができた。

10年来愛読している
『王様の仕立て屋』は、
シーズン4ともなり、
書棚には70巻ちかくも
ズラリと揃った。

これは、
自分にとっては
着道楽の教科書でもあり、
リューティエ(古楽器製作家)
としての『職人心得書』
のようなものでもある。

*

 

YouTubeサーフィンをしてたら、
『Free Bushcraft』という
マッチョで渋めの薬師丸ひろ子
といった風貌の(笑)
ベトナム女性の
スーパーレディぶりに
すっかり魅入ってしまった。

驚くべきサバイバル術と建築技術で
ジャングル内で行うソロ・キャンプや
定住用のログハウスから
小さなファームまで拡張してゆく
働きぶりも凄かった。

また、多くの契約農家から
収穫して買い出した
50㎏もの荷を担いで
青空マーケットで品物を
飛ぶように売り尽くす様も
見ていて爽快ですらあった。

案の定、
コメント欄には、
世界中から各国語で
賞賛・絶賛が寄せられていて
何十万単位のアクセスであった。

「どんな億万長者も
彼女の幸福感には
かなわないだろう・・・」
というコメントは
そのスローライフの見事さを
適格に評していた。

*

朝刊の「心理療法」コラムに
毎朝、目を通しているが、
DVの性被害の治療には
母娘ともに3か月もの
辛い認知療法を必要とし、
それには、カウンセラーの
サポーティブな暖かさによる
「安全感・安心感・大丈夫感」
が不可欠である、とあった。

実際の教育臨床では、
性被害ばかりでなく、
父親に自殺されたり、
両親に虐待されたり…
といったケースは
けっして少なくない。

なので、まずは、
カウンセリング室が
安全な心理的シェルターである事を
彼・彼女たちに認識してもらう為、
小児科の待合室のような
暖かく穏やかで柔らかい雰囲気を
醸し出すように、室内装飾にも
気を配っている。