昨日の棋聖戦「第二局」。
現棋界「最高峰」どうしの闘いは、
まさに手に汗握る
シーソーゲームとなり、
第一局目の二度の
「千日手」というレアケースが、
その実力が伯仲している事を
示していた。
第一局目まで、
ソーちゃんに三連勝している
永瀬ッチが、昨日、勝てば、
五番勝負の0-2となり、
圧倒的優位になったが、
最終盤の局面で
ソーちゃんが大逆転した。

並のプロである
解説者が思いもつかない手を
AIが示し、その通りに
ソーちゃんがピシリ、ピシリと
妙手・奇手を連発した。
そして、
『9七銀』という
必殺の一撃が放たれ、
ネットでは
「神手」と大騒ぎになった。

序盤・中盤と
評価値が「35対65」くらいで
永瀬ッチが常にリードして、
終盤あたりからは
「50対50」に引き戻し、
ソーちゃんファンは
やっと安心した。
そして、
大詰めの最終盤では、
「王手飛車」という大技を
相手にかけさせ、
相手が飛車をゲットした
まさにその瞬間に
必殺技の「神手」が出た。
見方によっては、
飛車というエサを罠にして、
相手がシメシメと喰らいついた隙に
トドメを刺したのである。
その時の最善手は、
大駒に飛びつくのではなく、
自分の王様が
【玉の早逃げ八手の特』
という格言どおりに
実行していれば
負けはなかった。
因みに、プロの間では、
シロートが大好きな
【王手飛車】という
大技をかけさせられた方が
負けやすい・・・
とも言われている。
解説の
戸部ッチは
「鳥肌がたちました・・・」
飯島八段は
「怖ろしいものを見ました・・・」
と、両者、絶句した。
きのうは、
最初こそ、持ち時間で
大いに優勢を誇っていた
相手側が、最終盤では
逆に時間切れとなって
先に「一分将棋」となり
時間に追われた中で
指し手の決断を迫られた。
そして、
ソーちゃんの方は、
残り2分・・・。
ただし、
【藤井の2分は永久に減らない】
と言われるほど、
「ストップウォッチ方式」だと
55秒で指しても1分は保たれるので、
言われる通りに2分を残したまま
勝ち切った。
これで、1-1となり、
残り三番勝負を
先に2勝した方が勝ちになる。
来月の第三局は、
ソーちゃんの「先手」なので、
タイトル戦「先手勝率」
9割5分という確率からいけば
勝機が十分にあるが、
なにせ、相手は「鬼」と言われる
永瀬ッチなので、
油断はできない。
普段は礼儀正しく
温厚な好青年で、
ソーちゃんの長年の
二人研究会の先輩棋士だが、
他の棋士からは「鬼軍曹」という
あだ名があるほどに、
将棋に対しては厳しさがある。
きのうの扇子の揮毫には
「鬼」という字が
二つ書いてあったという。
まさに、
「棋神に愛されし棋士」に勝つには
自らが「鬼神」とならねば
「三連勝」など出来るものでは
ないのだろう。

きのうは
正午過ぎに
珍しくカミさんが早引けしてきて、
吐き気がしてフラフラすると言うので、
帰宅してすぐに
近所の「胃腸科」に行かせた。
やはり、
梅雨寒やら寒暖差で
自律神経が失調気味なのだろう。
東北もきのう、
ようやく「梅雨入り宣言」が出されたが、
なんと、今日から、一週間は
30℃を超す日々が続くと言う。
梅雨入りと言ったその口で、
まるで、梅雨明けのような
真夏日が続くって・・・。
「ジジイころすに刃物はいらぬ」
である(笑)。
健康優良児の代表みたいなカミさんが
ガオる(具合悪くなる)んだから、
まさに、物価や円安のような
乱高下のジェットコースター気象で
「気象病」を誘発しやすい。
スーパーで
「富山特産品フェア」をやってたので、
鱒寿司や白エビの天婦羅を買ってきて、
懐石盆に仕立てたのに、
伏せっていたカミさんは
ほんのちょいと摘まんだだけだった。
さすがに、
今日も欠勤するみたいなので、
晩には、消化のよい
海鮮粥でも作ってやろうかと思う。

今朝の朝刊のチラシに
『福島市の100年』という
フォトグラフの宣伝があったが、
9.990円は高過ぎるので、
懐かしい「中合」の屋上ミサイルを
見るだけで、よしとした(笑)。
「伏拝」の坂は、
今とあまり変わりがない
様子だった(笑)。

自然科学や芸術関連、宗教分野は
得意の守備範囲だが、
経済に関しては、
「音痴」といってもいいほど
不案内である。
大学時代には、
一般教養で経済学をとったが、
先生がテニス部の副顧問で
試験の答案用紙に
ラケットマークを書いとけば
大丈夫だから・・・(笑)
という先輩の言い伝えのまま
「単位」をもらったような有様で、
学問の内容は
さっぱり理解できなかったし
オモシロクもなかった(笑)。
シュプランガーの類型で言うと、
自分は「審美型」で
「経済型」ではない、
というのはこの頃から
感じていた。
なので、これまで、
投資や投機などにも
手を染めたことがないし、
利率を考えて預金したこともない。
ほんでも、
「お金」もヒト社会に定着した
ひとつのマスト・アイテムなので、
その流通について知っておくのも、
心理学的・現象学的な
社会理解に役立つかもと、
最近では経済アナリストにして
スピリチュアリストでもある
ラビ・バトラや藤原直哉らの
本やYouTubeで勉強している。
急速な「円安」になってると、
連日騒いでいるが、
インバウンド(外国人観光客)には
買い物に有利だとか、
パン屋が小麦粉を輸入するには不利だ、
くらいは理解できる(笑)。
工業製品の部品調達にも
高く仕入れなきゃならないから
企業業績が悪化するんだろう。
そして、
FRB(The Federal Reserve Board/
連邦準備理事会/
中央銀行制度の最高意思決定機関)が、
たて続けに金利をあげて
金融引き締めを図り、
ハイパー・インフレに歯止めを
かけようとしているという。
アメリカの物価指数は
8.6%の上昇らしい。
物価が一気に
一割高になったら、
こりゃ、たいへんだ。
聞く処によると、
日本でもガソリンが高騰してるが、
欧米では3倍近くになってるらしく、
まさにハイパーである。
リッター500円もしたら、
まさに「ガソリン=血液」みたいに
貴重になるよねー。
ただし、
先のアナリストたち曰く、
庶民も苦しむが、
金利上昇で「金利0時代」に栄えた
「悪徳商人たち」が
塗炭の苦しみを味わい
倫理的に正しい事業者が
取捨選択されるだろう、
といういい面もあるらしい。
**
ウイルス感染をはじめ、
ウクライナ戦争や
上海の長期ロックダウンという
外国での事変が、
バタフライ・エフェクトとなって
我われの家計を圧迫する。
いまや、
インターネットだけでなく、
人類は食料や工業製品でも
世界規模のサプライチェーン
(供給連鎖)で
「一蓮托生」の「絆」で
有機的につながっているという事を
実感させられる。
これをいい意味で、
環境を守り合い、互いに助け合い・・・
という「絆」と「ワンネス」感覚で、
この大いなる転換期を
乗り切っていかねばと思う。
現棋界「最高峰」どうしの闘いは、
まさに手に汗握る
シーソーゲームとなり、
第一局目の二度の
「千日手」というレアケースが、
その実力が伯仲している事を
示していた。
第一局目まで、
ソーちゃんに三連勝している
永瀬ッチが、昨日、勝てば、
五番勝負の0-2となり、
圧倒的優位になったが、
最終盤の局面で
ソーちゃんが大逆転した。

並のプロである
解説者が思いもつかない手を
AIが示し、その通りに
ソーちゃんがピシリ、ピシリと
妙手・奇手を連発した。
そして、
『9七銀』という
必殺の一撃が放たれ、
ネットでは
「神手」と大騒ぎになった。

序盤・中盤と
評価値が「35対65」くらいで
永瀬ッチが常にリードして、
終盤あたりからは
「50対50」に引き戻し、
ソーちゃんファンは
やっと安心した。
そして、
大詰めの最終盤では、
「王手飛車」という大技を
相手にかけさせ、
相手が飛車をゲットした
まさにその瞬間に
必殺技の「神手」が出た。
見方によっては、
飛車というエサを罠にして、
相手がシメシメと喰らいついた隙に
トドメを刺したのである。
その時の最善手は、
大駒に飛びつくのではなく、
自分の王様が
【玉の早逃げ八手の特』
という格言どおりに
実行していれば
負けはなかった。
因みに、プロの間では、
シロートが大好きな
【王手飛車】という
大技をかけさせられた方が
負けやすい・・・
とも言われている。
解説の
戸部ッチは
「鳥肌がたちました・・・」
飯島八段は
「怖ろしいものを見ました・・・」
と、両者、絶句した。
きのうは、
最初こそ、持ち時間で
大いに優勢を誇っていた
相手側が、最終盤では
逆に時間切れとなって
先に「一分将棋」となり
時間に追われた中で
指し手の決断を迫られた。
そして、
ソーちゃんの方は、
残り2分・・・。
ただし、
【藤井の2分は永久に減らない】
と言われるほど、
「ストップウォッチ方式」だと
55秒で指しても1分は保たれるので、
言われる通りに2分を残したまま
勝ち切った。
これで、1-1となり、
残り三番勝負を
先に2勝した方が勝ちになる。
来月の第三局は、
ソーちゃんの「先手」なので、
タイトル戦「先手勝率」
9割5分という確率からいけば
勝機が十分にあるが、
なにせ、相手は「鬼」と言われる
永瀬ッチなので、
油断はできない。
普段は礼儀正しく
温厚な好青年で、
ソーちゃんの長年の
二人研究会の先輩棋士だが、
他の棋士からは「鬼軍曹」という
あだ名があるほどに、
将棋に対しては厳しさがある。
きのうの扇子の揮毫には
「鬼」という字が
二つ書いてあったという。
まさに、
「棋神に愛されし棋士」に勝つには
自らが「鬼神」とならねば
「三連勝」など出来るものでは
ないのだろう。

きのうは
正午過ぎに
珍しくカミさんが早引けしてきて、
吐き気がしてフラフラすると言うので、
帰宅してすぐに
近所の「胃腸科」に行かせた。
やはり、
梅雨寒やら寒暖差で
自律神経が失調気味なのだろう。
東北もきのう、
ようやく「梅雨入り宣言」が出されたが、
なんと、今日から、一週間は
30℃を超す日々が続くと言う。
梅雨入りと言ったその口で、
まるで、梅雨明けのような
真夏日が続くって・・・。
「ジジイころすに刃物はいらぬ」
である(笑)。
健康優良児の代表みたいなカミさんが
ガオる(具合悪くなる)んだから、
まさに、物価や円安のような
乱高下のジェットコースター気象で
「気象病」を誘発しやすい。
スーパーで
「富山特産品フェア」をやってたので、
鱒寿司や白エビの天婦羅を買ってきて、
懐石盆に仕立てたのに、
伏せっていたカミさんは
ほんのちょいと摘まんだだけだった。
さすがに、
今日も欠勤するみたいなので、
晩には、消化のよい
海鮮粥でも作ってやろうかと思う。

今朝の朝刊のチラシに
『福島市の100年』という
フォトグラフの宣伝があったが、
9.990円は高過ぎるので、
懐かしい「中合」の屋上ミサイルを
見るだけで、よしとした(笑)。
「伏拝」の坂は、
今とあまり変わりがない
様子だった(笑)。

自然科学や芸術関連、宗教分野は
得意の守備範囲だが、
経済に関しては、
「音痴」といってもいいほど
不案内である。
大学時代には、
一般教養で経済学をとったが、
先生がテニス部の副顧問で
試験の答案用紙に
ラケットマークを書いとけば
大丈夫だから・・・(笑)
という先輩の言い伝えのまま
「単位」をもらったような有様で、
学問の内容は
さっぱり理解できなかったし
オモシロクもなかった(笑)。
シュプランガーの類型で言うと、
自分は「審美型」で
「経済型」ではない、
というのはこの頃から
感じていた。
なので、これまで、
投資や投機などにも
手を染めたことがないし、
利率を考えて預金したこともない。
ほんでも、
「お金」もヒト社会に定着した
ひとつのマスト・アイテムなので、
その流通について知っておくのも、
心理学的・現象学的な
社会理解に役立つかもと、
最近では経済アナリストにして
スピリチュアリストでもある
ラビ・バトラや藤原直哉らの
本やYouTubeで勉強している。
急速な「円安」になってると、
連日騒いでいるが、
インバウンド(外国人観光客)には
買い物に有利だとか、
パン屋が小麦粉を輸入するには不利だ、
くらいは理解できる(笑)。
工業製品の部品調達にも
高く仕入れなきゃならないから
企業業績が悪化するんだろう。
そして、
FRB(The Federal Reserve Board/
連邦準備理事会/
中央銀行制度の最高意思決定機関)が、
たて続けに金利をあげて
金融引き締めを図り、
ハイパー・インフレに歯止めを
かけようとしているという。
アメリカの物価指数は
8.6%の上昇らしい。
物価が一気に
一割高になったら、
こりゃ、たいへんだ。
聞く処によると、
日本でもガソリンが高騰してるが、
欧米では3倍近くになってるらしく、
まさにハイパーである。
リッター500円もしたら、
まさに「ガソリン=血液」みたいに
貴重になるよねー。
ただし、
先のアナリストたち曰く、
庶民も苦しむが、
金利上昇で「金利0時代」に栄えた
「悪徳商人たち」が
塗炭の苦しみを味わい
倫理的に正しい事業者が
取捨選択されるだろう、
といういい面もあるらしい。
**
ウイルス感染をはじめ、
ウクライナ戦争や
上海の長期ロックダウンという
外国での事変が、
バタフライ・エフェクトとなって
我われの家計を圧迫する。
いまや、
インターネットだけでなく、
人類は食料や工業製品でも
世界規模のサプライチェーン
(供給連鎖)で
「一蓮托生」の「絆」で
有機的につながっているという事を
実感させられる。
これをいい意味で、
環境を守り合い、互いに助け合い・・・
という「絆」と「ワンネス」感覚で、
この大いなる転換期を
乗り切っていかねばと思う。