『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

オシャレ

2013-04-20 09:36:00 | 生活
家中の洗濯を母親がしているので、
時々、穴のあいた靴下や下着を見て、
「これで買ってきな」
と年金の入った日に
1万くれることがある。

最初は、いい歳して
80歳の老母から
小遣いもらうみたいで
嫌で断っていたが、
素直にもらってやるほうが
喜ぶみたいなので
近頃では黙ってもらうことにした。

昨日も、
古いシャツを洗濯していて
憐れに思ったのか、
「これで買ってきな」
とよこした。

いつも「着た切り雀」なので、
自分で衣類を買うことは
滅多にない。

欲しいと思って買ったのは、
何年か前の、コスプレ用の
パイロット・シャツくらいである(笑)。



一応、母親の顔を立てて、
ダイソーの630円と
しまむらの1.470円の
ボタン・ダウンを買ってきた。






仕事帰りに
しまむらに寄ったら、
どういうわけかサマージャケットが
1着だけポツンと出ていて、
3.900円という安価で、
ややグリーンがかった色も
ステッチの入ったデザインもよく、
手持ちにはない最軽量の極薄地とあって、
4拍子揃っていたので
母親年金で買ってしまった。

自分でジャケットを買うのは、
20年ほど前に、ヨークベニマルで
買い物帰りに、軽量の2.000円ブレザーを
色違いで3着まとめ買いしたとき以来である。

20代の教員時代に揃えた
上下のスーツは、
メタボになったので
全部切れなくなってしまい、
以後、ブレザーとズボンの
組み合わせを外出着にしている。

K高とK工の校長が
高校時代の同学年生だが、
二人とも校長らしい縞柄のグレーの
いかにも年齢と地位に
ふさわしい格好をしており、
なんだか遭うたびに
コンプレックスを感じている。


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花を活ける

2013-04-19 08:36:00 | 生活


つい、こないだまで
裏庭の山茶花を
寝室や玄関とあちこちに
活けていた。



京都在住中から
何十年も茶花をやっているので、
庭や野から花を切って
活けるのが習慣になっている。




今は、玄関には
節句飾りをして
煤竹一重切の花入には
裏庭のユスラウメの花を活けてみた。





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花盛り

2013-04-18 09:00:00 | 風景


市内のサクラは散り始め、
処によっては、
半分葉桜になりかかっているものもある。





城山の物見櫓は
歴史的建造物ではないが、
遠くから観ると、そのフォルムが
中国の古寺のような様相に見える。




青年会館の枝垂れ桜も
綺麗に咲き並び、
これを眺めながら
ギターの屋外練習をしてきた。



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早くも10本

2013-04-17 08:52:00 | 映画
昨年度は映画を
100本観ることを目標にして
130本観たので、
今年度は文学を
100篇読む目標にしたが、
春休み中にすでに10本も
映画を観てしまった。



これは、よく聞くタイトルで
主題歌がCMなどで有名だが、
少年時代の冒険を
スティーヴン・キングが
描いたものである。

86年の作品。

まあまあだった。




十字軍とイスラム軍の闘いを
描いたもの。

リドリー・スコットらしい
壮大な戦闘シーンは
ひとつの見ものだった。




ヒッチコックの名作といわれるが、
BSでリアルタイムで観てみた。

女優が、かのグレース・ケリーで
その美しさには、たしかに
気品があった。

スリラーとしては、
現代から見れば、
さほど刺激的ではない。




山田洋次監督が絶賛した
喜劇だというが、
たいして面白くもなかった。

桃井かおりが若くて、
妖艶な美しさが
魅力的だった。



*********

道落もの随談

奈保子 京都で一番印象に残ったお寺はどこですか。
先生 マイ・フェイバリット・テンプルは決まってるんです。それは、家の近くにあった東福寺の芬陀院という所で、別名「雪舟寺」というんです。
奈保子 私は知りません。京都生まれのくせに…(笑)。
先生 生まれだけなら、ウチの長男、次男も京都生まれですよ。奈保子ちゃんは大学入るまでは京都育ちでしょ。
奈保子 はい。でも、お寺関係はまったく行ったことがありません。その、雪舟寺はどこがいいんですか。
先生 うん。あんまりメジャーじゃなく、観光客が少なくて、詫びてていいんですよ。それと、30年も昔は、まだ志納制で、玄関に「お心だけお納め下さい」とあったのが、なんだか奥ゆかしかったんです。他のお寺さんはどこも拝観料を当たり前のように取っているでしょ。
奈保子 なるほど。
先生 それと、ここの枯山水の庭は、回りに竹林を巡らしていて、ぽっかりと庭の上に空があるんですよ。初めて見たときには、なぜか「パーソナル・スカイや!」って思ったんです。
奈保子 「自分だけの空」っていう感じだったんですね。
先生 そう。プライベート・ビーチみたいな感じなの。小さな庭で、借景もないのを逆手にとって、市中の山居みたいな侘びの空間に仕立ててあるのに感心したんです。
奈保子 今度、帰省したら、一度行ってみます。
先生 うん。行ってみて。なんだか、こじんまりして、しみじみとするお寺ですから。


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スーさん逝く

2013-04-16 06:12:00 | TV・ドラマ


『釣りバカ日誌』の
スーさん役の三國連太郎が
亡くなった。

これは全22作とも観たので、
印象深いものがある。

他には、
『マルサ2』での悪辣宗教家や
『復讐するは我にあり』での
倍賞美津子との絡みなどが
印象深い役柄だった。

『八甲田山』では
愚鈍な隊長役を、
『息子』では
愚直な父親役を、
好演したのが印象に残っている。



佐藤浩一が息子だとは
今日のニュースまで
知らなかった。


******

道落もの随談

奈保子 最近、新島八重のドラマ化で、会津と京都が縁があったということを再認識したんです。
先生 そうなんだよね。私もあまり時代物や新撰組とかに興味がなかったから、京都守護職の松平容保が黒谷の金戒光明寺にいたなんて知らずに、息子と父親とで散歩に行ってドングリ拾ってたんです(笑)。
奈保子 あちこち歴史だらけの街ですものね。
先生 うん。お寺に行くたびにパンフレットでは「にわか勉強」するんだけど、どっちかと言うと、庭園の方に感心がありましたからね。
奈保子 お茶をやってらしたからでしょうね。
先生 そうだと思います。血生臭い戦乱の歴史よりも、侘び寂びの風情の方が興味深かった。
奈保子 京都って、戦乱の歴史でもありますものね。
先生 京都で戦後というのは「応仁の乱」以後のことだ、っていうジョークがあるでしょ。
奈保子 ああ、はいはい。ああいう類は、都市伝説みたいなものじゃないですか。有名な「ぶぶ漬けでもどうどす?」というのもあるでしょ。
先生 そうそう。お客さんに勧めるんでしょ。「早よ帰れ」っていう暗喩なんだけど、それを知らずに、うっかり、「はい」なんて言おうものなら、陰でボロカスに言われる(笑)。
奈保子 京都の「一見さんお断り」とか「いけず」も有名ですよね。
先生 実際は、そんなことはなかったけどね。ご近所の人たちは親切でしたし。マンションの管理組合の理事をやってましたが、みんなから「センセ、せんせ」って呼ばれてよくしてくれましたよ。
奈保子 でも、観光地では観光ズレしてる所も実際にはあるみたいですね。
先生 それはありましたね。店は忘れましたけど、加茂川の床に行ったら、順々に端から詰めさせられてキチキチに座らせられたり、嵐山に湯豆腐食べに行ったら、どこかのキャンセル客の料理を出されたりしたことありますよ。
奈保子 それは、ひどいですね。
先生 ほんとに、ひどい所はこういうこと平気でするんですよ。
奈保子 一流店ではありえませんね。
先生 こういうことは絶対しないのが一流店ですもの。


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