『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

脳科学者の洞察

2022-04-09 06:48:00 | 勉強
YouTubeで
『TED』という
識者による凝縮された
「20分スピーチ」を
魂理学の勉強で
よく視聴している。

脳科学者ジル・ボルトが
37歳で稀有な脳卒中体験をし、
その内面からの脳機能の
変容体験を記した本が
全米でベストセラーになった。





『TED』での
スピーチでは、
おしまいの方で
感極まって涙し、
それが聴衆に伝わって
笑顔で話し終えると
客席が一斉にして
スタンディング・オベーションとなった。

病前は
多くの科学者と同じように、
脳の機能が意識を司るものと
固く信じていたが、
言語野を有する左脳が
ダメージを受けると、
右脳のみの意識となり、
それは驚くべき
「神秘的」体験だったという。

「境界・定位」感覚が失調して、
カラダの物理的感覚が喪失し、
大いなる宇宙と一体化し、
天国的な解放感と幸福感に
充たされた・・・
というのである。

その証言は、
多くの臨死体験者たちが、
語っている事にも
通じるものがあった。

ただし、
幽体離脱は起きていない。

左脳マインドによる
「分類・同定・分析・統合」
などが機能不全になって
「Doing」できなくなると
純粋な「Being」状態となり、
「今、ここ」に「在る」
という事が意識され、
その多幸感の魅惑は
筆舌に尽くしがたいという。

開頭しての
ピンポン玉大の血種除去
という大手術の後、
左脳機能が回復してくるが、
すると「脳のおしゃべり」が始まり、
それと共に不安も生じ、
右脳マインドは後退するという。

彼女の卓見は、
脳卒中を起こさなくとも、
この右脳マインドには
アクセスできるはずだ・・・と、
「今、ここ」に「在る」ような
自分なりのアイディアを
提示してみせた事である。

その中には、
自然の中に身を置く、
音楽を演奏する、
という事もあり、
我が意を得たりと思った。







"ぼっちフレンチ"に
珍しい鶏のアバ(Abats/内臓料理)を
こしらえてみた。

「肚玉(はらたま)」
とも
「キンカン」
ともいう
産卵前の体内卵と
ヒモである。

中華麺を
ヌイユ(ヌードル)とした。









同じく
中華麺をヌイユとして、
ソーモン(サーモン)・マリネを
サラダ仕立てにしてみた。

フレンチでは
「中華風」を
「シノワーズ」という。

バディアーヌ(八角)や
コリアンドル(パクチー)
ゴマ油などで香り付けすると
シノワーズになる。








『東京古楽器センター』から
ガット弦が届いたので、
休ませていた『阪蔵(さかぞう)』の
フラメンコギターに張ってみた。







福高に合格した時に、
亡き父に
買ってもらった
当時、手工ギターの第一人者だった
中出 阪蔵によるものである。

73年作なので、
すでに50年物の
ヴィンテージ・ギターになった。








ついでに、
ウクレレにも
『アクィーラ』社の
『ナイルガット』という
ガット弦の音質に近づけた
白い弦を張ってみた。

これらの楽器で、
『リュート・マラソン』の
選曲をしてみようと
思っている。












きのうは、
ジュリアーニの
『調子のよい鍛冶屋』(ヘンデル)の
『主題と変奏』から
第三変奏と第五変奏を
抜粋してみた。

はじめは
ガット弦を張ったばかりの
ギターでやってみたが、
低めのピッチが曲想に合わず、
レキントギターに代えてみたら
生き生きとした表情になった。

やはり、
曲想に相応しい
調性や音質というのが
あるものである。








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