『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

奇才・異才

2019-12-28 09:28:00 | マンガ

案の定・・・
ピアノ練習と将棋観戦で、
体が硬直してたのか、
オシリの坐骨神経痛が
ぶり返してしまい、
イダ~イ思いをしている。

ヽ(;▽;)ノ

年の瀬だというのに、
ちったぁマシな体調でありたかった。

でも、
今も入院中で
闘病中の知人も幾人もおられるので、
こうして愚痴や御託をならべながらも
ブログが書けるだけ
有り難いと思わずばなるまい。



練習と将棋観戦を
交互にしながらも、
時折、姿見の前で
伸び体操をやっては
カラダをほぐした(笑)。




きのうは
はじめて音楽堂の
練習室のグランドピアノで
“缶詰”練習をしてきた。

3時間1.700円なので、
タイム・イズ・マネーだから、
ダラダラやらずに
効果的に課題的に
数曲の練習必要部分を
繰り返し反復練習した。

同じ半音階スケールの部分を
百回も練習してると、
小さい頃、自転車乗りの練習で
転んではくじけ、いやんなった、
懐かしい感情が蘇った。

楽器も思ったように弾けないと、
自分の不器用な指が恨めしくなる。

でも、ギタリスト修行で、
繰り返し「指に/カラダに/脳に」
覚えさせる必要性を痛感しているから
飽きずに叩き込むように
反復して時間をかけるのである。

この作業はある意味、
漢字の書き取り練習や
九九の暗記にも
似ているかもしれない。

不完全では
役に立たないのである。

それでも、
基礎的な訓練は汎用性があり、
高校時代に難曲だと思っていた
モーツァルトの『トルコ行進曲』が
いつの間にやら簡単に感じて
スラスラ弾けるようになっていた。




昨日は4時間の持ち時間で、
双方で8時間の棋戦だったので、
フルタイムで決着がついたのが、
9時前くらいだった。

昼休(ちゅうきゅう)はあったが、
夕休(ゆうきゅう)はないので、
いかな17歳のソータといえども、
終局後には目に隈ができていた。

これまで
二連敗している強豪の
元・王座で“西の王子”こと
シンタロー七段だったが、
中盤からずっと優勢で
終盤には「99:1」という
大差をつけて勝ちきった。

終盤では、
「歩」の叩き四連打という
「奇手」も出て、
解説陣もその意味が理解できず、
首を捻っていた。

ソータにしか見えない
世界があるのだろう。

聞き手には、
オキニのポッチャリ系の
カトモモちゃん(加藤 桃子)だったので、
癒されながら観戦できてよかった(笑)。

彼女も男性棋士と混じって
奨励会にも所属していたが、
結局は「棋士」にはなれず
「女流」に転じた。

なので、プロ「棋士」たちの、
しかも、七段のトップ棋士どうしの
雲の上の闘いには、言葉もなく、
感動していた様子だった。

ソータは
昨日の勝利で、
初の最年少「王位戦決勝リーグ」入りした。

先日の「王将戦決勝リーグ」では、
挑戦者決定戦で破れた。

今月は、
順位戦から4戦4勝である。

さすがに、
棋界一の勝率8割5分は伊達ではない。




注文していた
結婚式の写真が
出来て送られてきた。

小さなL版9枚で
3.600円というのは
バカ高いとしか言いようがないが、
一生もんだから、しかたがない・・・。

オンオン泣きした
新婦ミカちゃんとの握手シーンを
2枚選んだ。

自分の泣き顔を見たのは
初めてかもしれない・・・(笑)。

***

アマゾンに注文していた
高浜 寛の旧作3冊が届いて
一気読みしてみたが、
この人は奇才・異才・プチ天才・・・
かもしれない、と感じた。

かの有名な『ガロ』への
投稿歴もあり、
さもありなん・・・という感じの
世界観があり、尚且つ、
美大系なので独特の完成された
絵柄なのである。

自身、精神を病んで
自殺未遂したこともあるそうで、
シュールなメンタル系世界が
異色であり、他の漫画家の作品とは
一線を画している。

日本よりも、
海外で注目を集め、
受賞しているというのも
首肯できた。

今年、見出した
スグレモノのひとつである。




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