『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

奇跡の大逆転劇

2023-02-24 10:10:55 | 藤井 聡太

きのうの
ソーちゃんの『朝日杯』では、
奇跡の大逆転を目の当たりにして
驚いた。

対トヨピー戦で、
「振り駒」では「先手」を引き、
先手連勝23連勝中なので、
これで24連勝に記録を伸ばすか・・・
という期待を抱いていたが、
さすがのトヨピーに巧く指され、
154手目には絶体絶命の
「33手詰み」に入り、
ソーちゃんも覚悟して
“下駄を預け”て首を差し出した。

 

そしたら、
秒読みに追われてなのか、
なんと、トヨピーが痛恨の
「大悪手」を指し、
解説の高見九段も思わず
「エーッ!!」
と大声を発した。

これには、
自身が負ける詰み筋を
読み切っていたソーちゃんも
驚いたようだったが、
一瞬にして形勢が
「1対99」から「94対6」に逆転した。

悪手を放った直後に
トヨピーもそれを悟ったようで、
肩がガクリと落ち、
敗勢に観念したようだった。

もっとも、このミスを誘ったのも、
ソーちゃんの巧みな戦術によって、
唯一の最善手以外なら
詰み筋はないように持っていき、
更には、相手の読み筋を裏切って、
最も危険な逃げ道に
文字通り1%のチャンスに賭けて
飛び込んでいったからこそ
生じたものだった。

ここにおいて
彼の「勝負師」としての
胆力を垣間見た気がした。

聴けば、
ここまでの
三局とも「先手」を引きながらの
敗勢からの大逆転だったという。

そして、決勝は、
圧倒的優位に立っている
渡辺名人に対して、
余裕勝ちをして、
全棋士参加の『朝日杯』の
4度目の優勝を果たした。

その賞金は750万であるが、
昨日のドラマは、
2000万くらいの価値はあっただろう。

先日の棋王戦では
310万人もの視聴者がいたので、
これが有料であれば、
1000円でも31億円の
興行収入になる。

現在、有料視聴のタイトル戦は
レジェンド羽生「永世七冠」との
『王将戦』のみだが、
それにおいても主催者側には
そうとうの経済効果があるはずである。

すでに、
「六冠」達成は
ほぼ確実視されているが、
彼の獲得賞金や対局料は、
すでに数億プレーヤーに達している。

 

*

かつて、
地元ローカル局のキャスターだった
福大の卒業生でもある
“ブーちゃん”(岩間 瞳)が、
出身の仙台局に転属になり、
久しぶりに「東北ニュース」で
その顔を見ることが出来た。

数年ぶりで、
すこーしフケたような気がする(笑)。

*

西の夜空に
三日月と二つの星が
煌々と輝いていた。

宵の明星の金星なのかと思ったら、
ネットによれば、どうやら
接近している木星とのことだった。

もうひとつは、
クジラ座の変光星「ミラ」
かもしれない・・・。

*

大阪のミカちゃんから、
フミとリク坊の寝姿が
送られてきて、
仲良し父子の姿が
微笑ましく思った。

来月には、
5年ぶりくらいに
京都に行く予定なので、
正月以来、また、リク坊に
会えるのを今から
楽しみにしている。

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« もうすぐ雛祭り・・・ | トップ | 五冠の「六礼」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

藤井 聡太」カテゴリの最新記事