おでんベント

きのうは
ソーちゃんの順位戦があったが
勤務日だったので、
スマホの中継で
カウンセリングの合間に
戦況をチェックしていた。

およそ14時間もの
長丁場の闘いなので、
毎度、決着がつくのが
深夜近くになり、
ゆんべは0時半頃に終わったが、
ベッドで観戦していたので
途中いちど寝落ちしてしまった（笑）。




現在、「三冠」という
棋界トップであるにもかかわらず、
『名人』位への挑戦権を得る
順位戦では、年に一回の昇級なので、
まだ「B級1組」という
最高位のA級の一つ前に属している。

そこで、
12戦してほぼ全勝近くでないと
昇級できないのだが、
現在５勝１敗で
残り６戦ある。

この大天才をしても、
C級1組の時には
９勝１敗で、
たった一敗しただけで
その年の昇級を逃して
留年した。

なので、
「鬼の棲みか」と言われる
B級1組を「一期抜け」できないと
谷川名人の持つ最年少記録21歳を
破れないことになる。

彼は、記録には
いっさい拘泥していないので、
マイペースで眼前の一局に
「盤上没我」を貫いている。

今月は、これから、
名人位にならぶ
ビッグタイトルである竜王戦に
あの宿敵トヨピーを相手に
三番行われる。

王位防衛・叡王奪取と、
これまでトヨピー相手に
勝ち越しているので、
今回の竜王への初挑戦も
タイトル奪取の期待が大きい。

そうなれば、
19歳にして「四冠」という
前代未聞の大記録が達成される。

羽生永世七冠が
26歳で「七冠」制覇を
成し遂げたので、
それを上回る「八冠」制覇は
来年にも完遂するやもしれぬ。





カミさんが
夕飯当番の時は
おでんやカレーを大鍋で作るので、
夫婦ふたりの今、
三日も四日も同じメニューが
食卓に並ぶことになる。

今週も
おでんを毎日やったが、
ついに、ベントにまで
おでんをギュウギュウ詰めにして
ピーマンを口直しに持って行った（笑）。

ご飯抜きベントだが、
巾着のなかには
しっかり餅が入ってたので
けっこう腹持ちがよかった。





パン愛好家の漫画家
山本ありのオールカラーの
「パン・マンガ」を
アマゾンに3冊注文して、
きのう2冊が届いた。

仕事で疲れ、
体調もいまいちなので、
夕食後、さっそくベッドで
たのしく眺めることができた。

世界各国を巡り、
知らないパンが沢山でてくるので
カラーイラストで見ていて
飽きることがなかった。

読後は、
むしょうにパンが
食べたくなった（笑）。






帰宅したら、ポストに
教え子で前勤務校の
宗教科教師になったN先生から
元同僚で定年退職になったU先生の
同窓会誌への『回顧録』寄稿文に
「先生のエピソードが載っているので」
とわざわざ送って下さった。

25歳の時、県の教採に落ち、
落胆していた頃、
大阪高槻市にできた
新設2年目の金光教関連高に採用され、
爾来11年間、生物教師として教鞭をとり
担任やテニス部顧問も経験させて頂いた。

定年退職された先生は
勤続39年というから、
自分の在職期間の三倍以上も
居られたのだなぁ…と、
他人事ながら感慨深いものがあった。

自分は教職を離れて
今の心理職になってから、
SCとして小・中・高・大・専…と、
20数校を経巡ってきた。

SCとしては
元教員だったので
スクール･ポリティクスを
知っているのが強みで、
児童・生徒・学生の心理は元より、
担任や部活顧問、事務職員の方々とも
今でもツーカーで、
校長、教頭は年下になったので、
働きやすい仕事を
楽しんでやらせて頂いている。

教員時代の教え子たちも
FacebookやTeacupのブログを
よく見ていてくれ、
ときどきコメントもくれたりするから
有り難い。






創作フレンチが
趣味なので、
フランベ用には
わりと高級な
コニャックを使っている。

おとついも
パテ･ド･フォア
(レバーペースト)
を作るのに臭味を消すのに
シェリー酒と合わせて
用いたばかりである。

これまで、
サントリーの製菓用という
安価な「ブランデー」を用いていたが、
やはり仕上がりに雲泥の差が生じ、
高貴な香りと風味を醸し出すには
それなりの本物のコニャックじゃなきゃ
ダメであることを悟った。

飲んで味わうものではないので、
何万もするものは必要がないが、
ハーフで2500円くらいの「VSOP」
(ヴェリー･スペシャル･オールド･ペール)
くらいが一番コスパがいい。