『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

「今、ここ」の日常の美

2024-10-08 07:08:13 | アート

きのうは
KP中の勤務日だったが、
常連のJCが早退してしまい、
もともと、予約数が少ない学校なので、
丸々6時間の空き時間になった。



*

幸い、体調は悪くなかったので、
ほんなら、勉強でもすべぇか…と、
去年の未読のジャーナル(学会誌)を
熟読玩味した。

そうしてるうちに、
お昼の時間となり、
生徒たちは給食の支度で
白衣を着て、わらわらと廊下を
行き来していた。

 


自分は、
PCのYouTubeで
『孤独のグルメ』を視ながら
いつもながらの“孤独にグルメ”の
手作りベントをつかった。

前日、こしらえた
「栗の渋皮煮」も
一ケ入れといた。



*

昼食後にも、来談者はなく、
まだまだ時間があったので、
M2(院生)の頃、
『精神病理学』を教わり
飲み会でも気さくに話されていた
昼田 源四郎 先生のご著書
『疫病と狐憑き』を再読させて頂き、
江戸期・農村の「もの狂い」について
再考した。

ちょうど、
YouTubeの朗読サイトで
柳田 国男の『山の人生』を
聴き終えたばかりで、
「もの狂い」や怪奇な山里の
精神現象についても言及されていたので、
それとも関連性があって
シンクロニシティックであった。



*

次いで、
生物学科時代の同級生ノリリンの
ご主人様であるU先生(医学博士)が
書かれた『われわれは何ものなのか』も
再読させて頂いた。

宇宙の創生から
「生命の起源」「心脳問題」まで
コンパクトに収められた労作で、
表記も平易なので、
実存的な悩みや
形而上的な問題で悩んでいる
高校生・大学生などには
この「現象界」を
手っ取り早く理解するのに
恰好の推薦書である。

常々、生活改善療法で
ORT(経口補液療法)を奨めているので
「水の循環」の部分では、
その具体的な数値を
これから来る生徒達にも
教えてあげようとメモさせて頂いた。



患児たちを紹介した
精神科の主治医からは、
OD(起立性調節障害)や
自律神経失調症性の不定愁訴の治療に
1.5ℓの補液を奨めるように言われたが、
まさに、その事を裏付ける
体内の「水循環」が示されていて
ありがたく思わせて頂いた。

*

入院・オペから
自宅静養して、
その後、扁桃炎まで発症したので、
まったくギターに触れておらず、
来週末に、上京して
ナッちゃん&アキちゃんの挙式で
祝宴の演奏をするので、
きのうは、ちっとだけ指慣らしをした。

大学時代から弾いており、
ステージ・公演でも
何十回もやってる
『コーヒー・ルンバ』なので
文字通り、目ぇつぶっても
弾けるものではあるが、
それでも、きちんと練習しとくのが
人前で演奏する時の
礼儀というものである。

練習なしで
スマホの一発撮りをやってみたが、
やっぱし、いきなりだと、
ストロークの空振りやら
ピカード(音階)の音抜け、
アドリブ部分の間の悪さなどがあり、
その後、30分ほどの修正で
納得いくようだったので、
挙式当日も控室での
アップは必要だなと感じた。



*

カウンセリング室前の花壇に
コスモスが満開で、
勉強の合間、合間に
目の疲れを癒してくれた。

そういや、
「天に星、地に花、人に愛」
っていうような
言葉があったなぁ…。



***

退勤時、
学校のある郊外から
街場に入ると
信号がいっせいに赤になり、
なんだか、妙にキレイに見えたので、
すかさずスマホ撮りするようだった。

車内のイルミも含めて、
こんな、夕刻の退勤時間にさえ
光の美が隠れているんだなぁ・・・と、
再認識させられた。

まさに、
「今、ここ」を生きてねば
見逃してしまう
日常の美かもしれない。



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