『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

能登「11」東日本「22222」の天啓と瑞祥

2024-03-12 10:00:40 | 大震災/コロナ禍

震災から13年目の昨日。

幸いにして
体調もよく
いつもどおりの勤務に就けた。

数年前までは、
この日になると
やや心身の不調が起こり
軽いフラッシュバック性の
「記念日反応」になっていた。

きのうも
職場での「黙とう」を
忘れないようにと、
黒板に「2時46分」と
板書しておいた。



不思議な事に、
この時間帯だけ
予約生徒がキャンセルになり、
一緒にやろうと思っていたが、
ひとりだけでスマホのTV中継に
合わせて合掌した。

多くの人々が海に向かって
手を合わせる姿を見、
孫を亡くしたという老爺の言葉に
胸が詰まり思わず涙が浮かんだ。

きのう現在で、
関連死を含めて
2万2222人という
「2」並びの数字を見て、
どんな象意・ご神意があるのだろう・・・と、
怪訝に感じた。

それは、
能登の震災が元旦正月の
1月1日に起こった・・・
ということに
不穏な気分を抱いたことと
繋がりがあるのか・・・とも。

試しに「ゾロ目」で
ググッてみたら、
スピリチュアルな解釈として
「啓示的意味」と
「瑞祥的意味」があるという。

特に、「1・1」は
エンジェルナンバーとも言うそうで
強烈なメッセージ性があるようだ。

まして、
「22222」は
揃い過ぎている。

これらに気付いて
それを意識化できた個人は
スピリチュアルのレベルが高まっていて
魂理学的に言えば
「神性」に近づいているらしい。

世界情勢分析や
人類史的転換について言及している
アナリストや学識者たちは、
震災・戦火・パンデミック・腐敗政治・・・
と、目を覆いたくなるような現状だが、
これらは全て、ここから
オセロのように一転して
「黒」が「白」にひっくり返る布置だ
と一様に述べている。

とすれば、
その吉兆の天啓が
「ぞろ目」に現れている。

ご神慮を垣間見せてくだすっている
という事なのだろうか。



**

3.11当日、
家の中が散乱したが、
お気に入りの亡父愛用の姿見が
転倒して鏡が粉々に粉砕した。

木枠を大型ゴミに出そうと
片付けていたが、
見ようによっては
縦でも、横でも、
大枠の額縁に転用できるかな・・・と、
放擲を思いとどまった。

そして、
数年前にやっと
鏡の下の木板に方形枠を図り、
そこに王義之の書いたと言われる
『般若心経』を臨書してみた。



単に墨書となると
やや抹香臭くなるので、
松煙墨・油煙墨の古墨と
顔彩を交互に使って
色彩書に仕立ててみた。

無論、そこには
震災の多くの犠牲者たちが
幽世(かくりよ)で
御霊様(みたまさま)として
幸せに暮らせていますように・・・
という願いを込めた。



*

きのうも
勤務の昼休に
「手作りベント」を
有難くも勿体ない気持ちで
頂いた。

戦地のガザでは
無辜の民たちが
飢餓の状態に陥っているという。

それでも、戦争をやめない
ネタニヤフらシオニスト政権は
ヒトラーを批判する資格なぞない。

聖書にある
最終戦争「ハルマゲドン」とは
人類が滅びるか、
はたまた、それが最後の戦争となり
以後、恒久の平和が続くか・・・
というダブル・ミーニングが
あるのやもしれない。

 



*

3.11の時、
半年近く、
新幹線も止まり、
高速道路も閉鎖となった。

原発爆発で
放射能汚染死を覚悟したが、
5万もの県民は県外に脱出した。

ガソリンも、水も、電気も
ストップして、食糧危機さえ
懸念される、まさに
「命懸け」の毎日だった。

そんな中に、
遠く赤穂の地から
わざわざボストンバッグ満載の
20㎏近い食料を携えて、
不便な交通を乗り継いで
支援に来て下すった方がおられた。

元同僚で元ギター弟子Oさんの
元自衛官の御主人である。

避難中の
「福島」ナンバーの車が
各地で投石されたり、
入地を断られたりと、
まるで「現代の穢多」が
復活したような
差別的扱いを受ける中、
関西から支援に来て下さったのだから、
その使命感と高貴な精神には
尊崇以外のなにものもなかった。

その「英雄的行為」に
会ってもいない叔母なぞは
「ありがたいねぇ・・・」
と涙を流して感謝していた。

あれから、
13年経っても、
毎年のように「3.11」には
支援物資の名のもとに、
様々なご当地の銘品を
送り続けて下さっているから、
感謝のしようがない。

なので、
蓋然性の高い
西日本大震災が発生の際には、
命懸けで「恩返し」をしなければ、
と老境になっても
その気概を保っている。









 

 


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