『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

またしても偉業達成

2020-06-21 06:12:00 | 藤井 聡太
コロナ自粛が明けて、
今月は「ソータ・マンス」で、
10回も棋戦がある。

すべてライヴだから、
その迫力は録画の比ではないが、
リアルタイムで観戦するのにも
体力・気力・集中力がいる。

きのうの
双方で昼食・夕食を挟んでの
12時間もの対戦では
観る方とて楽じゃない。

昼間と夜間の二度、
睡魔に襲われ
半時ほど寝落ちしたが、
その間には一手も進んでいない
という凄まじく張り詰めた
盤上戦であった。



杉本師匠との2年ぶりの
二度目の対戦である。

しかも、
竜王戦3組優勝戦という
大舞台なので、
師匠は
「タイトル戦のつもりで
気合を入れて、着物にした」
と語った。

ソータには
決勝トーナメント進出と
4期連続「組優勝」という
「史上初」の記録が掛かっていた。

文字通りの「大舞台」であった。

朝10時に開始し、
決着がついたのが、
夜の10時である。

始終ソータがリードして、
師匠の特異とする戦型に
終盤は圧勝であった。

真剣勝負に決着がついた後の
「感想戦」では
二人とも緊張が解け、
笑顔を見せながらの
普段通りの仲の良い
師弟姿に戻っていた。

ソータは師匠に
「ここは、これでよかったですか?」
と、弟子らしく
教えを乞うていた。

そして、インタヴューでは、
「師匠の気合を感じて、
これからのタイトル戦でも
大事なことを教えて頂きました」
と、語っていた。

この師にして
この弟子ありである。

23日は「王位戦」の
挑戦者決定戦があり、
「竜王戦」も
決勝トーナメントに進んだ。

コロナ自粛中に英気を養い
十分に自分の将棋を
見直したという天才少年が、
ダブル・タイトル戦はおろか、
トリプル・タイトル戦も
まんざら夢ではなくなってきた。

羽生永世七冠が
26歳で「七冠」を達成したので、
その記録を破るのは
ソータしかいない。

その年齢記録もさることながら、
新たに加わった叡王戦も制し、
史上初の「八冠」を
為してくれる日も
早々に訪れそうである。

デヴュー後の29連勝も
「マンガを超えている」
と語られたが、
「八冠」なんても
マンガになっても
スーパー・ヒーローである。

デヴューして5年目で
未だに勝率8割4分という
奇跡的な数字も
マンガを超えている。

「100回闘ったら84回勝つ」
と他の棋士たちは
表現しているが、
それって、物凄い強さである。

行方八段は
「バケモノ」と言い、
羽生永世七冠は
「完成された棋士」と絶賛し、
そして棋界からは
『400年に一人の天才』
という尊称で至宝とされている。

羽生ちゃんは
「国民栄誉賞」
「紫綬褒章」をも
受賞しているが、
それは、そのまま、
ソータの未来像でもあろう。

毎回、彼の棋戦は
10万人以上がネット観戦し、
今の将棋ブームを巻き起こし、
子どもたちの憧れのスターになり、
そのもたらす経済効果だけでも
若き“人間国宝”とも言えよう。




言霊説も有り得るなぁ…と、
懸念して
「ざ〇つ ナンタラ痛」
という言葉を
極力つかわないようにした。

そして、
未だに完治はしていず
モヤモヤとした鈍痛を
“ワルイ”ものだとして
退治しようというのでなく、
それと共存していこうという、
いわば“ウィズ・コロナ”精神で
いこうと思い替えした。

そこに、意識が集中すると
心身症発症のようなメカニズムが
作動してしまうので、
痛みがありながらも
目の前のことをやる、
というライフ・スタイルを
確立しようと努めている。

ユング派の分析心理学では、
「無意識を意識化する」
という作業をするが、
それとは逆に
「意識を無意識化する」
ということが
加齢と共に必要な
ライフ・スタイルだと
気が付いた。



オシリ痛に捉われていた時には
すっかりシュリンク(萎縮)していた
事々を細々と再開し始めている。

まるで、
コロナの自粛解禁に
合わせたかのようである。

まさしく、
【内的世界は外的世界とシンクロする】
というユングの言説どおりである。

ソーちゃんの
コロナ明けの快進撃にしたって
そういう事なのだろう。

土日朝のマドンナ
“アサちゃん”も
アート素材として
モティベーションを
引き出してくれる
アニマ(霊的異性性)である。

これまで、
いくつもモチーフとしてきた
錆びたトラックを路上で見て、
(あぁ…。
いい具合だなぁ…。
絵にしてみたいなぁ…)
と思って、シャッターを切った。

キャンバスに
油絵の具でもって、
これを表現するのは
なかなかに重ね塗りが
大変そうである。

アブストラクト絵画ではあるが、
その題名を考えるのも
脳トレになって面白い。

毎回、悩みに悩むが、
今回もなかなか
腑に落ちる題が浮かばなかった。

さしずめ、とりあえず、
『ウィズ・サイアティカ』
とでもしとこか…。

「Sciatica」とは、
「ざ〇つ、ポンポコリン」
の事である(笑)。




今日は、
月一のハッシーの
レッスンがあるので、
切れていたフラメンコギターの
弦交換をした。

彼も来月、教員採用試験があるので、
この春からは毎週だったのが
月一レッスンにしている。

弦交換も
ワインダーのおかげで、
ものの一分もかからず、
早回しで23回グルグルやると
その弦のピッチまで上がる。

子どもの頃は、
ワインダーがなかったので、
弦の交換がほんとに
めんどっちく感じていた。


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