きのうの朝は
雪降る中を出発して、
4時間弱で京都に着いた。
11年間の在京中には
盆暮れの帰省で
20数回は行き来しており、
帰福後もしばしば上京していたので、
かつては、なんやかや
アクセスがわるく、
6時間近くかかっていたのが、
2時間も時短化したのは
驚くべきことである。
そういや、
かつては、東北新幹線は
大宮止まりで、
「リレー号」なんていうのもあった。
そして、『のぞみ』が登場してから、
東京-名古屋-京都と
さらなる時短化となった。
*
京都に着くなり、
駅とつながる
グランヴィア・ホテル内の
『美濃吉』で予約してあった
懐石で昼食となった。
京都入りして、
早速の「京懐石」は、
舌で味わう「京都」となった。
はんなりした味わい、
端麗にして奥深い出汁は、
さすがに、家庭では追随できぬ
伝統の職人技であった。
一つ一つ味わうたびに、
いちいち
「これは、家では作れないよねぇ…」
と、二人して
しきりに感激していた。
*
ゆったり食事を味わい、
隣接する『伊勢丹』のデパ地下で
予約していた『いづう』と『中村楼』の
老舗コラボ弁当を受け取り、
予約していたレンタカーで
市内散策に赴いた。
*
いちばん近所にある
東福寺に赴くも、
ギリギリ3時半をちょいと過ぎ、
まだ、冬時間とあって
拝観終了の時刻だった。
仕方なく、
塔頭の『芬陀院』に向かうと、
気のよさげなご住職が
「どうぞ、ごゆっくり、御覧ください」
と、招いて下すった。
ここは、別名『雪舟寺』とも言う。
在京中に
何度も訪れた、
最も好きな枯山水と茶室がある。
友人・知人・教え子たちとも
幾度となく訪れた
隠れ名古刹である。
若い住職とも
三十年前のお寺の様子などを
逆にレクチャーするように
歓談もさせて頂き
楽しくもゆったりした
至福の時を過ごすことができた。
*
晩には、
老舗の懐石弁当をホテルで食してから、
歩いて数分の『コメダ珈琲店』で
金光二期生の教え子家族と
数年ぶりの再会をして、
10時まで歓談に耽った。
ユリッペのお土産は、老舗の「アナゴ寿司」だった。
*
今日は、
いよいよ、孫のリク坊と、
正月以来の再会である。
久しぶりに、
ジイジ・バアバをして、
孫と一緒の京都散策を
存分に味わいたいと思っている。
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