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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

バスマティ・ライスで 『ビリヤニ』

2024-08-03 05:54:38 | 食べ物・飲み物

きのうは
プチ夏負けしたのか、
早くも「冷房病」になったのか、
怠くて、丸一日、寝て過ごした。

夏は活動期・・・
と言ったのは、
平成の半ば頃までで、
令和の今は、
「不要不急の外出は控える」
「運動は厳禁」
というご時世である。


梅雨明けしたので、
これから、ひと月は
この猛暑、酷暑、激暑が
続くというから、
覚悟がいる。

ほんに、
クーラーがなければ、
2003年のフランスみたいに
熱中症死が1.5万人も
出てしまうだろう。



**

7月頃には
まだ甘味、旨味のなかった
トウモロコシが
ようやく味が濃くなってきたが、
それでも、昭和の頃に比べたら
なんだか味が薄く思われる。

久しぶりに
漫画図書室から
全巻揃っている
『美味しんぼ』を一冊取り出し
「タイ米」について読んでみた。

*

かつて、
細川政権時代に
冷夏があり
国内の米が出来ず、
外米で代用された時があった。

ちょうど在京中だったが、
琵琶湖にはアオコが発生して
市内の水道には異臭がたち、
タイ米の匂いと合わさって、
炊きあがったご飯は
とてもじゃないが
食べれる代物じゃなかった。

あの折の
タイ米の匂いに
辟易した想いがあるので、
爾来、口にしていないが、
「湯取り」という
炊飯器を使わない方法が
正しい調理法と知って、
もいちどトライしてみようと思った。

パスタと同じ調理法にしてみれば、
案外、タイ式炒飯もいけるかも・・・
と思った。



*

インドには
バスマティ・ライス(長粒種)を使った
『ビリヤニ』という米料理があり、
まずは、そちらを先に試してみようと
Amazonに注文してみた。

次には、
ジャスミン・ライスを
やってみるつもりである。



***

きのうのお昼は
冷麺に熱々の目玉焼きをのっけた
「ショー・フロワ」(冷温物)だった。

この時季は、毎日、
「カロリー0」のミニ・コーラに
ライムとシングルモルトで
コーク・ハイにしてやっている。



****

おとついの晩には、
トウモロコシを使って
醤油バター・ライスにしてみた。

バターが入ると、
粘りが失せて
セルクル(丸型)に入れても
巧く成形できず、
端っこが崩れてしまった。

ヒマワリをイメージした、
アシェット・ジョーヌ(黄皿)の
組み合わせにしてみたら、
なんか元気が出るような
色彩感があった。



サーモン・ピンクの組み合わせは
エレガンスであった。



***

ファイア・スティックの
スクリーンセーバーに
去年の夏の
リク坊とのツーショットが現れ、
ジイジの飛行機の恰好を
楽しそうに真似てる姿に
ホッコリさせられた。

今年も
海や山に一緒に行けると
いいのだが・・・。



***

facebook上で
昭和の頃、恋焦がれた
奈保子ちゃんのビキニ姿を
偶然、見つけたので、
スマホの待ち受け画面にした(笑)。

昭和38年生まれなので、
彼女も還暦を過ぎて
早61歳である。

この17才頃の画像の
溌剌さはどうだろう。

まさに、健康美で、
ボッティチェッリの
『ヴィーナスの誕生』をさえ
彷彿させられる。



*

彼女の娘が
「Kaho」という名で
一時、歌手デヴューしたようだが、
ヒットはせず、
芸能活動はやめてしまったようだ。

あんまし
お母さんの面影はないので、
オトーサン似なのだろうか・・・。


















貧乏をすれど我が家に風情あり 質の流れに借金の山(笑)

2024-07-28 05:33:50 | 食べ物・飲み物

きのうも午前中から
30℃を超す暑さだったが、
昼頃には、にわか雨があり、
辺り一面が散水したように濡れて
気温が3℃ほど下がってくれて
いい按排だった。



*

カミさんが、金曜に
大学ギター部の後輩ミチコさんと
ディズニーシーに行ってきて
千葉土産を買ってきたので、
それを頬張りながら
午前中はまったりと
仏文学の読書をしていた。



*

そしたら、
「届いたよ~」
と、懇意にしているドクターからの
お中元を寝室まで持ってきてくれた。

20年来、紹介患者さんが
お世話になっている先生から、
盆暮れのお心遣いを頂戴し、
恐縮している。

『復興支援リサイタル』にも
ご夫妻で足をお運び頂き、
楽屋見舞いも頂戴したことがある。

ご返礼としては、
毎度毎度、自家CDや拙著を
贈らせて頂いている。

こたびも
『スペインの風』という
スペイン物を収めた
CDをお贈りさせて頂くつもりである。


*

ランチには、
カミさんの分も
『アリオ・オリオ・ペペロンチーノ』を
こしらえた。

食後に、
『ささき牧場』に
7月恒例の「トマトソフト」を
食べに行こう・・・となって、
出向いてみた。

この甘酸っぱいソフトは、
佳く出来ていて、
フレンチのデセールに
『グラス・ド・トマト』
として供しても遜色のないほどの
逸品である。

お盆には、もう、
なくなってしまうので、
いつもの事ながら、
「リク坊にも食べさせてあげたいなぁ~」
と、ジジ・ババともに
残念な思いでいる。



**

朝刊の家電店チラシに
「小型冷蔵庫と同じ」という
ふれ込みのネッククーラーを
見つけたので、
買いに出るのでなく、
Amazonに注文した。

いつもは、
冷凍庫で冷媒を凍らせてやる
ネッククーラーを常用しているので、
充電式の電子クーラーなるものが
どんなんか試してみようと思った。

きのうは、
熱中症対策として、
真夏の不測の停電に備えて
ソーラー発電セットも
高額商品ながら「生命維持装置」として
購入したばかりである。



***

夜、遠雷かと思ったら、
7時半から岡部での
花火大会があるのを思い出した。

7、8㎞先での打ち上げだが、
尺玉は高く上がるとみえ、
弁天山の頭上に開花するのが見えた。

なので、寝室の灯りを落として、
寝ながら、冷房で涼みながらの
花火鑑賞を半時ばかりした。

春には隣家のサクラの花見ができ、
夏には花火も見れ、
秋には山の紅葉が望め、
大晦日には除夜の鐘が聞こえる・・・
という、
まことに風情ある寝室で
ありがたいものである(笑)。


 

 


【腹も身の内】を識る・・・(😿)

2024-07-14 03:32:45 | 食べ物・飲み物

きのうは、午前中に
カウンセリング予約が入ってたので、
庭から名残りとなった
紫陽花を一枝手折り
ギヤマンの花瓶に飾った。

そしたら、
定刻頃にメールが入り、
体調不良なのでキャンセルしたい
とドタキャンになった。

なので、午後から予定していた
Tちゃん先生の教会に
検査の無事終了と腫瘍じゃなかった
お礼参りをさせて頂こうと出発した。

教祖様のみ教えに
「お願いにあわて来るものは多いが、
 お礼にあわて来るものは少ない」
というのがある。

ほんとに、そうで、
身の回りにも、
頼みやお願いには
飛んで来るが、
お礼には来ない
という人たちがおられる。

それが何度も続くと
さすがに【仏の顔も三度まで】で、
以後、お付き合いをお断りする。

*

お礼参りのついでに、
久しぶりに
『桑島食堂』のラーメンを
味わいたくなり、寄ってみたが、
開店して30分で
店前の5台分の駐車場は満杯で
諦めてスルーした。

それでも、
どこかで外食したいと
帰路考えていたら、
4号線沿いの『みうら食堂』が
目に留まり、迷わず寄ってみた。

土曜の1時前だったが、
一人分座れる席が空いていて、
炒飯を頼んだ。

町中華とは違った
典型的な昭和食堂なので、
650円の炒飯は
ナルトの微塵切りが沢山の
福神漬けがのったもの。

でも、小スープともに
味はまずまずだった。



検査の二日後にしては、
ちと、ガッツリ系の油沢山だなぁ・・・
半分くらいが適量だなぁ・・・
という一抹の懸念もよぎったが、
そこはそれ、昭和世代なので、
勿体ない精神で完食した。

おなかが苦しくなることもなく、
満腹で満足した。

教会で
美人四姉妹のHちゃんから
サンドイッチを頂いたので、
それは夜食にした。



日曜には
光っちゃん叔母ちゃんが
“ポリープだったお祝い?”に
鰻をご馳走してくれるというので、
カミさんと楽しみにしていた。

そしたら、
深夜の1時半ころ、
トイレに行った後から
おなかが痛くなり、
虚血性大腸炎や血管迷走神経反射の
前駆症状のような
ザワザワ感が起こって・・・
(やばい!!)
と、クライシス・インターベンション
(危機介入)処置を行った。

まずは、
仰臥位(仰向け)になり
教会からお下げ頂いた
『ご神米』で
おなかを上行・横行・下行結腸の順に
時計回りにゆっくりさすり、
過緊張になるのを抑制した。

その後、
リラクゼーション・テクニックの
自律訓練法(自己催眠)を施した。

ザワザワ感が治まったので、
次には、ネドじゅん式の
細胞や組織・器官への
語りかけ法も行った。

痛んでグルグルいってるのが
自分の「身内」なのだから、
「落ち着いて」
「大丈夫」
「安心して」
と、なだめ慰撫する。

すると、間もなく、
ガスが出始めて、
内圧が低下すると
楽になってきた。

内視鏡検査には
空気やCO₂を注入するので、
それが残存していたのか、
大量下剤の化学的刺激と
カメラ挿入という物理的刺激が
ストレスとなったのか・・・。

10回もの強制下痢を促したので、
腸内細菌のバランスも
崩れたことだろう。

それに、節食、絶食が
一週間も続いて
機能低下していた処に
いきなり炒飯とサンドイッチ、
そして間食のビスケットなどは
量が多すぎたし、刺激が強すぎた。

しかも、
もういいだろう・・・と、
【刺激物】となる
炒飯とスープには胡椒、
サンドイッチには
チューブの練りカラシまで
やってしまった・・・。

やっぱし、
【腹も身の内】
なのである・・・(😿)。

【腹八分目に医者要らず】
なのである。

思えば、
断食や節食・減食のあとは、
徐々に重湯から慣らしていかなきゃ
ならなかったのである。

強烈下剤をかけられて、
尚且つ、管を入れられて、
さんざんだったのは
自分ばかりではなく
「大腸ちゃん」たちも
お疲れ・ご苦労さん、だったのである。

なので、
腹痛に苦しみながらも、
「ごめんね。ごめん・・・」
と、オナカをおさえて
あやまった。

そこから、
自己催眠が効いて
ウトウトと1時間ほど
眠れたようだった。

それでも、
3時には起きて、
モビコール(緩下剤)と
モサプリド(消化管運動促進剤)
パンクラミン(整腸剤)
を「ご神米」と一緒に服用し、
だいぶ楽にならせて頂いた。

カミさんは、連休初日の今日、
「本宮の老舗鰻屋+美術館」を
セッティングしてくれてたが、
もう、自分だけはキャンセルである・・・(😿)。

今日・明日と
安静にしといて、
あと、二日の勤務を
無事、勤め上げて
1学期を終業としたい。

オフの水曜は、
市民検診の予約日でもある。



***

寝室のベッドとトイレとは
歩いて5歩ほどなので、
頻回下痢の時なぞは、
行ったり来たりも
いくらか楽ではある。

二階の4室には
自分以外だーれもいないので、
トイレも開けっぱでいても
平気の平左である(笑)。

廊下に吊るしてある
フラメンコギターを見ては、
いいセラックの色だなぁ・・・
なぞと感心したりしている(笑)。




 

 


水無月「初夏」のフレンチ

2024-06-03 09:51:32 | 食べ物・飲み物

きのうは
元大学ギター部の
マドンナたち3人と
会食会を催す
『アンムクライ会』の
7回目の例会で
三ツ星フレンチを堪能してきた。

これまで三度も
お世話になっているお店なので、
みな緊張する事もなく、
日常の食卓では味わえない
フランス料理を楽しめたようだった。

*

アミューズには
この日のメインの
キャナール(鴨)の希少部位を
楊枝に刺した一口サイズの
「ピンチョス」。

ブルターニュ地方は
ゲランド半島の塩田で作られる
フルール・ド・セル(塩の花)が
ミネラル分が豊富で
肉の旨味を引出していた。

**

オードヴルの一品目は
水牛のモッツァレラに
ひんやりとしたトマトのジュレ。

口中が爽やかに洗われるようになり、
アペティ(食欲)を刺激する
快心のスターターである。

時不知(トキシラズ)のマリネは
ディルの風味と相まって、
これまたけっこうな
カナッペであった。

*

オードヴルの二品目は
富士幻豚の1年半熟成の生ハム。

パルマ産プロシュートに
勝るとも劣らない旨味と香りがあり、
その塩加減も絶妙であった。

チコリの仄苦みが
また、いいアシストをしてくれた。

**

オードヴルの三品目は
クロヴィス(アサリ)と
山芋のコンカッセ(微塵切り)を
パートで巻いて揚げたブリック。

熱々でパリリとした食感と
じんわりと貝の旨味、
サクリとした山芋の歯応えなどが
ハーモナイズして
“食の快楽”が演出されていた。

ハーブ・バターのソースも
高貴な味で、
路地物のアスパラが
いい合いの手になっていた。

***

ポワソン(魚料理)は
旬のイサキに甘味のあるトマト、
ソラマメが添えられていた。

まずは、イサキを味わってから、
次いで、トマトと、
そして、ソラマメと、
最後に、全部いちどに
マリアージュさせてみた。

夏野菜と海の物が
皿の上での出会い物として
巧く調和していた。

***

ヴィアンド(肉料理)は
ニュージーランド産鴨のロティを
オレンジを使った古典的な
ヴィガラード・ソースで。

フランス産の家禽・野禽類は
鳥インフルの影響で
厚労省がここ数年、
全面禁輸しているという。

かつては
シャラン鴨を味わえていたのだが、
この禁輸政策でどのレストランも
他国や国内の鴨を仕入れるより
ないようである。

それでも、
ニュージーランド産の鴨も
味わいは佳く、脂にも甘味があり、
フレンチのオレンジ・ソースにも
よく馴染んでいた。

シャンピニオンや
ポムドテール(馬鈴薯)の
ムースとは“テッパン”の
相性だった。

***

ここまで六品も
塩気のある料理を堪能してきて、
ここにきてのデセールは
まさに「別腹」ではなくとも(笑)
ホッとするスイーツであった。

上品なビスキュイに
香り高いグラス・ド・フレーズ。

街場のパティスリーでは
絶対に味わえない、
まさに、フレンチならではの
創りたてのデセールである。

*

口中が甘やかになった処へ、
熱々のエスプレッソをキュッとやる。

これで、華麗なる
味のシンフォニーが完成する。

*

プチフールは、
さしずめ、アンコールの佳品
といった処だろうか・・・(笑)。










温泉らーめん

2024-05-30 08:12:29 | 食べ物・飲み物

 

毎週水曜がオフ日なので、
今週のように
月火と木金が勤務の日は、
中日の骨休めには
ちょうどいい。

・・・てなわけで、
土湯温泉に出来たという
ラーメン店の情報を得て、
出向いてみた。

*

吾妻山は
すっかり雪兎が消えて、
麓は五月の新緑で
青々としてきた。

それでも、
一切経の一部には
まだ残雪が望めた。

*

『復興支援リサイタル』の
ファイナルで、ソプラノ歌手の
アベタミさんと『土湯賛歌』を
演奏した土湯温泉は
家から30分ほどの近郊にあり、
ちょくちょく出向いている。

*

宮城から転入してきた
という新店だが、
平日は閑静な温泉街で
はたしてやっていけるのか・・・と、
老爺心がないでもなかった。

さっそく、
いつもの試食セットを
頼んだ。

ラーメンは
中太縮れ麺で旨味もあり、
スープもほど良かったが、
チャーシューが「焼き豚」ではなく、
あまり旨味のない
ロールチキンだったのは
感心しなかった。

しかも、
それが4枚も入っていて
それによって値段が
880円にも吊り上げられてるのでは
と勘繰ると、あまり愉快ではなかった。

餃子は焼きムラがあり、
焦げ焦げのものと
半焼けのものとが入り交じり、
どういった火の加減だと、
こんなふうに仕上がるのか
むしろ疑問でさえあった。

こういった調理ムラは
厨師の腕前が
疑われても仕方なかろう。

会計時に、店主に
「また、よろしくお願いします」
と笑顔でお愛想を言われたが、
顔も見ず、返事もせず、
踵を返した。

これでは、
リピータブル・ヴァリューは
「ないない」である。



**

目の前に
足湯があったので、
しばし、浸かって
ボーッとタイムを過ごしてきた。

いつもなら、
15分ほどで、
上半身から汗が滴るのだが、
この日は涼し気だったので、
そうもならなかった。

手足とも湯につかったあと、
上下をまくり上げたまま
温泉街を歩いた。

*

三段滝の水音(みなおと)を耳に
その清涼感を愛で、
上り坂でフーフーいいながらも
路傍の雛菊が揺れるのに
目を細めた。

 



*

コケシの名所らしく
嵌め込み看板があったので、
撮って、あとで、リク坊の笑顔を
はめこんでみようと思った。

彼がいたら、
きっとやるだろうし、
きっと撮ると思う(笑)。



**

温泉街を一望できる
展望箇所では、
「集字」を行い、
書室での臨書の手本とした。



*

駐車所へ至る石段には
珍しく見る野良猫が
ひなたぼっこをしていたが、
さすがに近くまで登ると
サッと走って逃げていった。

ここの処、
毎日のように、
野良仔猫の動画を視ているせいか、
昭和の頃は、ふつうに見ていた
野良猫の姿に、妙な親近感を覚えた(笑)。

逃げなければ、
頭のひとつも
撫でてあげたのに・・・(笑)。

ニャンとも
つれない奴である(笑)。



***

帰宅後は、
カミさんの東京土産の
『舟和』の芋羊羹と
あんこ玉を1ケずつやりながら、
『剣客商売』を読んで
まったりと休養した。