しばらく前から、
周囲にゾロ目を見る機会が多い。
その象徴的意味も
探ってみたら、
《天啓・瑞祥》とあった。
それと、もうひとつ、
文字通りの「続き事」も多い。
今現在の「私的11連休」もそうだが、
自宅カウンセリングが「三日続き」や、
先月の嫌な事が「立て続き」に起きた、
などの現象も《ゾロ目》への気付きと
シンクロナイズしてるように思われた。
【易】をやっていると、
64通りの現象が
循環して起こるという事を
身をもって体感できる。
それでも、
天の知らせであり、
よき事が起こる知らせ、
と「先を楽しむ」心になるのが、
開運し、大御蔭を蒙れる秘訣のように
解らされたような気がした。
**
きのうは
Tちゃん先生のご尊父の
H先生の遺墨を
表具し直した。
掛け軸の巻尾を猫に齧られたり、
本紙がゴワゴワになっていたので、
やり直しを勝手でた。
先生の『偲び草』の
造本をさせて頂いたり、
春休み中には
古いテープから教話を
CD化させて頂いたり・・・と、
何かとご神縁がある。
そのご霊徳により、
ご近所のT中学校に
お引き寄せ頂けたとも
思っているので、
その御恩返しの気持ちである。
*
楽器製作は、
パーチメント(羊皮紙)という
文字通り、羊の皮をなめして
古来の製法でつくられた紙を裁断して、
リュートと同じく
ルネッサンスギター表面の
補強&縁飾りを施した。
*
いちどお風呂の湯に浸けて
柔らかくしてから、
ボンド貼りしていくが、
この時ばかりは
指先がベタベタになるが
伸びる皮を引っ張りながら
マスキングテープで逐次とめていく。
古楽器は
表面板の厚みが2㎜ほどだが、
そこに0.2㎜厚のパーチメントを
貼っていくので、
コンマ何ミリの作業である。
*
ゼブラウッドの指板と
同じ材でナットを切り出し、
弦溝を掘った。
ルネッサンスギターは
ウクレレの先祖とも言われ、
4コースで、1コースのみが
シングル(単弦)で、
他は複弦なので、7つの溝と
7本のペグ(弦巻)になる。
ペグは加工用の
旋盤もあるが、
創るのが手間なので、
加工済みの既製品を
50本単位で海外オークションから
仕入れている。
今回、数種類あるうちから
残り8本になっていた
飾り付きの高級ローズウッドを
採用した。
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パーチメントが乾燥する間、
目留めのための
リンシードオイル
(亜麻仁油)塗りをやった。
ひと刷毛ぬると
ゼブラウッドとインレイ(象嵌)の
ツヤツヤと輝いて
美しく艶めいた。
この瞬間が、
リューティエ(楽器造り)をしていて
いちばん感激する時かもしれない。
もっとも、
この後、幾度も塗り重ねては
サンディングペーパーがけをしていく
という、毎度、汗の流れる
作業が待っている。
**
製作の合間や、
ぼっちランチ後には
ベッドをカウチ代わりにして
寝転んで漫画を読むのが
何よりの気休めと気分転換になる。
楽器製作時は
電動工具を多用するので、
気を抜いたら指が飛んでしまうような
緊張がたびたび強いられるので、
集中を要するから
けっこう神経が疲れもする。
きのうもAmazonに
愛読している
『江戸前の旬』の新刊を
注文したが、早くも、
今日には届くというから、
近所のツタヤに行くまでもない(笑)。
*
ゆんべも
常連さんのカウンセリングがあったが、
今日は午後から、
K中の卒業生で
大学生になったT君が
久しぶりに来談するので
再会を楽しみにしている。
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