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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ジイ様、あるある・・・(涙)。

2023-05-19 07:55:37 | ギター

 

きのうは
35℃の真夏日となった。

2階の寝室では、
朝方まで冷房で
23℃までに下げていたが、
6時頃、ゴミ出しに行ったら
外気温は肌寒く
20℃を切っていた。

出勤前のカミさんが
「今朝、起きるの
滅茶苦茶シンドかったー!!」
と、健康優良児なのに
珍しくボヤいてたほどなので、
虚弱G様の自分は
ほぼほぼ、ガタガタの状態である(笑)。

カラダ中が痛むばかりでなく、
顎関節痛もズキズキである。

こりゃ、また、
クスリ呑んで出勤かぁ・・・と、
今朝のドンヨリした曇天と
気分がシンクロするようである。

 

 

*

コンサート直前なのに、
なかなか体重が落ちてくれず、
職場でのベジベンが続いている。

こないだ
久しぶりに会ったK君が
糖質制限してたら
5㎏も痩せてリバウンドもしてない、
とのことで羨ましく思った。

検診の値も
すべて改善したという。

自分もそれにあやかりたいと
ダイエットしてるのだが、
思ったようには
贅肉がとれないでいる。

*

コンサート直前だから、
練習するのは当たり前だが、
ヘバーデン結節(変形性関節症)
なので、弾けば弾くほど、
痛みや強張りが増す。

なので、仕方なく、
メンソールの鎮痛軟膏を塗りつつ
指先マッサージ機で
揉みほぐして誤魔化している。

クラシックギターを演奏する、
というのは、
鼻歌を唄うようなワケには
いかないので、
全身全霊で神経を使い
カラダも酷使するので、
常に頸肩腕症候群のように
肩、首、腕、背中などが
痛み、だるく、重い。

こういう時、
ほんに
(命を削りながら、
 やってるなぁ・・・)
とロージン演奏家は
思わずにいられない。

なので、
カラオケ親爺と同一視され
「けっこうなご趣味ですね・・・」
なぞと人様からお愛想を言われると、
少しばかり
ムカついてしまうのである(笑)。

*

今回はリサイタルのように
20曲もやるのと違って、
コンサート・プログラムは
たった2曲で、しかも、
半世紀も弾いてきた
「十八番(おはこ)」の
『さくら』と『アルハンブラ』だから
気が楽といえば、楽な部分もある。

・・・が、
ミューズ(音楽の女神様)が
おわします音楽堂大ホールの
神聖な舞台なので、
手を抜くということは
一切許されず、
一千回以上も弾いてきた曲でも、
また、楽譜にもどり、検討し、
あらたな創意工夫をし、
上手く弾けずに苦しむ・・・
という日々なのである。

殊に、名曲の『アルハンブラ』は
難曲でもあり、
自分の理想には程遠いので、
時折、気が狂いそうな
自暴自棄感に襲われたりする。

♪ 吹けば飛ぶような
  将棋の駒に
   賭けた命を
    笑わば笑え ♪

・・・という、歌があったが、
たかがギターに、
何もそこまで・・・と、
思わないでもないが・・・。

でも、それは、
尻腰(しっこし)のない
ヘタレな人格であり、
やるとなったら、
とことんやる・・・
という求道者的な人格には
敵わないようである。

*

ギター部仲間のN君が
自分のレパートリーにはない
軽妙な曲をおせーてくれたり、
楽譜を提供してくれるので、
練習のいい箸休めになっている。

純クラシックの名曲を
根を詰めてやってると、
まじに気が狂いそうになるので、
ポップな曲は
その解毒薬として
役だってくれている。

きのうも
新しい曲の楽譜を
送ってくれたので、
今日も職場で
プチ・アナリーゼして
気分転換にしようかとも思っている。

*

リク坊の誕生日に弾いた
『♪ハピバースデ』の
自編の譜面をも
ギター部のグループサイトに
アップしてみた。

楽な運指で、
しかもギターがよく響くように、
というのは、
簡単なようで、あんがいに
ムズカシイものなのである。

【最小努力で最大効果】
というのが、
演奏家には理想の曲
なのである(笑)。

ヴァイスの曲は
そうだが、
バッハの曲は
【最大努力で悲惨な結果】
という戯言がある(笑)。

*

6年間の『復興支援リサイタル』で
活躍してくれた、
アンケート用筆記具や
スタッフIDなぞを
押し入れのボストンバックから
取り出して、また、
日の目を見る時がきた。

チビた鉛筆なぞが
ぎっしり詰まった箱をあけて
蓋をしめてから、
これをひっくり返したら
悲惨だなぁ・・・と、
思うや否や、扉の端にぶつけて
ガラガッシャーン・・・と、
やってしまった(笑)。

ジイ様、あるある・・・である(涙)。

折れた芯なぞも散らばり、
ほんに
悲惨な事になっちまった(笑)。

 

 

 

 

 


音楽堂リハにて、気付きし事

2023-05-18 07:59:51 | ギター

 

https://youtu.be/hXhgxrV4Tl8

 

きのうは
音楽堂でK君と一緒に
リハをやってきた。

4年ぶりの
大ホールステージは、
なんだか、懐かしくて、
(帰ってきたなぁ・・・)
という、しみじみとした
いい気分であった。

この名ホールの舞台に立てるのは
ギタリストとして
音楽家として
無常の喜びなのである。

 

本番まで
あと9日となったが、
座骨神経痛も顎関節症痛もあり、
ひどい寒暖差による
気鬱感もあるが、
それでも、ギターを弾く・・・
という矜持だけはある。

先日、誕生日のリク坊に送った
『♪ハピバースデ』の曲に
「センキュー!!」
「ありがとうー!!」
「ジージ!!」
と、笑顔で手を振ってくれたので、
そのイメージをも大切にして、
聴き手に真摯な音楽を届けたい
と思っている。

哀しいかな・・・
年々、加齢とともに
指が動かなくなり、
思うようにコントロールできなくて
落ち込んだり、腹立たしくもなる。

・・・が、
それよりも、今、
ギターが弾けることに感謝し、
その喜びの心を表現し
届けることこそが
演奏者のすべき事だと思っている。

【奏でられる者は 
 奏でなければならない】

・・・という箴言は、
世と人の為に、自分の出来る事を為せ、
とも解釈できる。

*

リハの帰り、
K君と一緒に、
常連のお鮨屋さんで
ランチをしてきた。

若女将に当日の寿司折を
員数分注文したら、
女将さんが来られて、
「親方が、十人前、
差し入れさせてもらいます」
って言ってました、
との事で、有難くも
恐縮してしまった。

6年間の『復興支援リサイタル』でも
「楽屋見舞い」として
差し入れをして頂いていた。

ほんとうに
有難いことである。

*

きのうは
予報どおり33℃にもなり、
日向に停めていた車中は
38℃にもなっていた。

お鮨屋さんからの帰路、
ミニスットップで
『ティラミス・パフェ』を
デザートにやってきた。

コンサート前の減量中だが、
リハーサルで汗だくになったので、
頑張った自分への
ご褒美も大切なのである(笑)。

・・・それと、
『慢性疼痛』の不思議は、
リハの間は「痛み」を意識する事は
まったくなかった。

リク坊といる間も
そうであるように、
一心に集中していると
痛みを感じる神経は麻痺するのか、
同時に二つ処理できないのか・・・
感知されない・・・。

でも、四六時中、
何かに一心でいる事も難しく、
むしろ、ボーッとしている時間の方が
圧倒的に多いだろう。

ひょっとすると、
命と魂と体から、
残り少ない「生存の時間」を
濃密に生きさせる為に、
文字通り、鞭として
痛みが登場したのかもしれない・・・。

 

 

 

 

 


はるかなる道の起伏をおもふ

2023-05-12 07:28:22 | ギター

 

1歳の頃から
「ビー、ビー・・・」
と言ってクルマが
大好きなリク坊。

バースデーケーキにも
消防車のデコレーションに
ご機嫌のようだった。

*

家庭内での
バースデー飾りは、
ダンゴ三兄弟にやった
我が家の飾りより派手で(笑)
華やかである。

でも、「お祝い事」を
親子共々に寿ぎ、喜び、楽しむ、
というのは、素敵な「家庭文化」で、
それがきちんとミーム(文化的遺伝子)
として、長男に伝わっているのが
嬉しく思った。

*

バアバは
休日の一日を
本屋さんやら洋服屋さんを
駆け巡って、プレゼントの
詰め合わせを送ってあげた。

両親・祖父母に愛され、
大切にされているリク坊は、
幸せな子である。

*

スーパーで
夕餉の買い物をし終えた時、
レジの外にあった
ケーキ屋コーナーに目が留まり、
(そーだ。
ジジ・ババも
お祝いに与ろう・・・)
と、ちっちゃな、まーるい
ショートケーキを二つ買った。

それが、夕餉のオカズより
高くてビックリもしたが・・・(笑)。

帰宅したバアバに
「こっつぁがねぇこと
(しょーもないこと)
考えて、ケーキ買ってきた」
と、照れながら言うと、
「お祝い事だから、
いいんじゃない・・・」
と、解ってくれた(笑)。

リク坊が生まれてから、
「ハッピニューイヤー・ケーキ」やら
「ジジ・ババ祝福ケーキ」やら
祝い事の「家庭文化」が増えた(笑)。

*

『私的五連休』中だが、
きのうは風邪っぽくて、
午前中は、ずっと伏せっていた。

午後から、少し回復したので、
起き上がり、着替えて、
夕飯の買い出しがてら、
途中、タケノコの生える
竹林沿いの歩道を見に行ったら、
1本発見したので収穫した。

ついでに、竹林内を眺めたら、
1本だけ生えてたので、
それもポキリとやってきた。

どちらも放置されたままだと、
いずれ、市の職員が
伐採せねばならなくなるものである。

*

晩には、
筍ご飯に、酢の物、田楽・・・
なぞの「筍づくし」懐石を拵えた。

京都に旅行してから、
「白味噌」をスーパーで買い、
はんなり甘めの
白味噌仕立ての汁椀を
よく創っている。

デセールとしての
「孫誕祝い」用のアシェットも
組み合わせを考えた。

*

玄関室礼を
節句飾りから改めた。

百枚ほどの色紙類があるので、
この五月の頃に
何を飾るか迷ったが、
ソーちゃんの
『叡王戦』『名人戦』の
タイトル戦と、
『王座戦』への
挑戦者トーナメントがあるので、
それに見合うコンセプトにした。

色紙は、
碧水先生の
「たのしんで
  なし得るまでになるまでの
   はるかなる道の起伏をおもふ」
を選んだ。

大天才の彼も、また、
幼少の頃は、敗戦のたびごとに
大泣きし、それこそ
「泣き虫ソータ」
と仇名されたことがあった。

プロ転向後も、
深浦九段に負けて
涙を拭いていたことがあった。

それでも、今は、
棋界トップの九段にして
六冠という「最高位」にある。

*

 たのしんで
  なし得るまでになるまでの
   はるかなる道の起伏をおもふ 

・・・というのには、
ギターの道もそうだったかも、
と思わされた。

再来週には、
4年ぶりに、音楽堂大ホールの
舞台に立つ。

半世紀以上もの
ギターとの関わりの
現在の「頂点」とも言える
最高の演奏を為したい、
とは思うが、当日、
はたして堂内に棲むミューズは
微笑んでくれるやいなや・・・
である。

精々、この二週間は、
精進潔斎して、
真摯に音楽に身を捧げようと
己れを律したいと思う。

・・・そーだ。
リク坊に向けて
「♪ハピバースデ』を
弾いたように、
心を込めて、全身全霊で
今の彼、未来の彼に向けて
やればいいのか・・・。

なるほど  ε= (•̀ .̫ •̀; ) 

 

 

 


我が心の『音楽堂』

2023-04-28 07:52:59 | ギター

 

 

来月27日の
コンサートの為に、
折よく、オフ日に空いていた
音楽堂の「ステージのみ」を
午前中おさえる事ができた。

3時間で、
11300円だが、
6年間続けた
『復興支援リサイタル』でも
毎回、総仕上げのリハーサルとして
音の「遠達性」や
ハーモニックの強さ、
ゴルペ(パーカッション効果)の
響き具合などを入念にチェックした。

残響が3.3秒もあるホールなので、
スランプに陥った時でも、
ホール全体が楽器のように鳴ってくれ、
「銭湯で歌うと上手く聞こえる」(笑)
みたいな効果で、
自信を回復する事がままある。

1002人のキャパの大ホールに
アマチュアの演奏会なので、
100人入るかどうか心もとないが、
それでも、このステージで演奏できる
喜びを再び味わいたいと
心待ちにしている。

*

炭水化物ダイエットをやっていたが、
風邪気味の体調不良だったので、
一時中断して、カミさんが
山形の校外学習で買ってきた
笹巻の粽(ちまき)を剥いて
ベントに入れた。

モチ米も
点滴と同じく
グルコース(C₆H₁₂O₆)なので、
体調不良の『喰いクスリ』となる。

おかげで、
今朝は大分と復調してくれ、
これから山の学校へ出勤する。

*

ビウエラを切望されていた
作曲家の方に
ご購入頂いたのが、
今朝方、到着メールが届いて、
たいそうお喜びいただき
リューティエ(製作家)冥利に尽きるなぁ・・・
と思わせて頂いた。

「楽器を無事に受け取りました。

とてもとても素敵な楽器で
本当に驚いております。

どう考えても
五万で購入できる
楽器ではありません!!

本当にありがとうございます!!

模様もとても美しいですね。
憧れのビウエラ、
大切に演奏していこうと思います。

今後、自分の曲や、楽団でも、
このビウエラを使っていきたいと思ってます。

本当にありがとうございました」

楽器造りの楽しみはもとより、
こうして、手に取り、
喜んで頂けるのも
生き甲斐になるんだなぁ・・・と、
改めて感じさせて頂いた。

*

安価な材料で、
魂を込めて製作し、
廉価で提供して喜んで頂く、
というのがコンセプトだが、
やはり、高級素材も使いたい、
という欲もあり、
縞模様のキレイな
『ゼブラ・ウッド』を仕入れた。

高級素材の中でも
最も安価ではあるが、
それでも、裏板・側板のセットで
8000円する。

ただし、これは、
モダン・ギターのサイズなので、
それより、ふた回りも小柄な
ルネッサンスギターだと
3本分の材料が調達できるので
経済的ではある。

もっとも、ホームセンターの
アガチス材なら一枚200円なので、
その1/10だから、それらも
併用していかねばである。

明日からの
『私的九連休』中には
ストックの3本の
ルネッサンスギターを調整して
『古楽売買』サイトにアップしようと
思っている。

いちいち、デモ演奏するのは
『リュート・マラソン』で
365日弾いてきたので、
こんなところで役にたっている(笑)。

*

きょうは長男のフミの
34歳の誕生日なので、
facebookに
「おめでとう」を送った。

孫のリク坊も
来月には早3歳になる。

ジイジ・バアバは
どんな誕生プレゼントをあげようかと
楽しく思案している。

 

 

 

 


タレガの手書き譜

2023-03-28 08:12:27 | ギター

 

『タレガ伝』を読了した。

献呈者名を記した
『アルハンブラの想い出』の
手書き譜もあり、
タレガ本人は、
現行よりも速めの速度で
弾いていたという記述もあった。

あと2か月で
6年間続けた
『復興支援リサイタル』の
あの音楽堂大ホールの
舞台に再び立つことができる。

その期待に
今から胸躍らせ、
その日の「今ここ」の為に、
練習とアナリーゼに
励む毎日である。

小学時代から
人前で数百回は弾いたろう
『アルハンブラ』は
当然ながら暗譜しているが、
それでも、また、
まっさらな白譜を前に
読み直し、弾き直し、して
さらなる理解を深めようと
日々、努力している。

白譜に曲を
最後まで書けるほどに
譜読みと演奏をしてきたので、
理解はしているが、
それでも未だこの名曲を
“ものにした”という実感はない。

それほどに
深淵な曲である。

***

Tちゃん先生から
2009年に造本させて頂いた
お父様の『偲び草』を
あらたに30部お願いされ、
毎日、印刷、製本作業に
勤しんでいる。

原稿はPCファイルにあるので、
プリント・アウトするだけだが、
それに厚紙表紙をつけるのに
常用の『レザック66』の
「ライトグリーン」を
Amazonに発注した。

両面印刷した「本文(ほんもん)」を
大型ステープラーで綴じ、
この厚紙を木工ボンドで貼りつけると
簡易製本ができる。

その後は
綴じ面の天地(上下)と
小口(側面)を
大型カッターで切り揃える。

今回は、
カバーは不必要との事で、
だいぶんと省力化できそうである。

神事に関わる事を
金光教では
「お道の御用」と言うが、
これもまたそうなので、
『奉』という表書きを記して
献納させて頂くつもりである。

*

Amazonで、
金属製のゴールド・コースターが
あったので、
古楽器のローズ(薔薇窓音孔)に
転用してみようと
注文してみた。

大きさも
直径10㎝と
ちょうどよい具合である。

*

ブックオフの
110円コーナーで、
昭和テイストの
グルコミを見つけて読んでみたが、
稚拙な絵ながら
なかなかに味があって
佳かった。

こういう、
シンプル&プレーンな
“脱力系”な筆致は
テンションが緩くて
読んでいて癒される。

*

出汁に使った
干しシイタケに
醤油バターの味を含ませて、
凍み豆腐(高野豆腐)や
パスタ、焼き芋、
コーングリッツのチュイルなどで
ドレッセしてみた。

茶色い煮物のような
一皿になった(笑)。