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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

タレガの哀しみ

2023-03-27 08:50:32 | ギター

 

 

 

 

 

きのうは
小雨のなか、
カミさんに温泉に誘われて
『フォレストパーク』にまで
行ってきた。

家から30分圏内に
十数か所も温泉があるから
愛好家のカミさんは
クーポンを持っており、
休日ごとに出かけている。

ここの処、
“16時間絶食法”を試みてるので、
朝食抜きだが、
そのまま温泉に入るのはまずいので、
先に早目の昼食をとってから
入湯することにした。

岳温泉界隈の道路沿いには
食堂やらカフェが数軒あるが、
その中から未訪の『無想庵』という
田舎料理屋に入ってみた。

「焼きおにぎり」と「五平餅」
に「けんちん汁」がついた
セットにした。

一週間前の日曜には、
京都の智積院会館で
朱塗りの精進料理膳を
リク坊やミカちゃんと
会食したのを思い返し、
「ずいぶん、赴きが違うねい・・・」
と、二人でニンマリし合った。

*

露天風呂の落とし湯を
肩やら首やらに受けて
リラックスし、
休憩ロビーでは
マッサージ機でさらに
揉み療治をした。

*

帰路、うちの近所から
安達に移転した
『Upra』(旧・万SAI堂)
に立ち寄り、
「昭和漫画コーナー」から
面白そうなものを
選りすぐってきた。

帰宅後、すぐに、
ベッドにもぐりこみ、
寒かったので
電気毛布をマックスにし、
昭和漫画の頁を繰り始めた。

『サザエさん旅物』も
『みそっかす』も
昭和風情がたっぷりで
至極満足して楽しめた。

*

「ちばてつや」の作品が
むしょうに読みたくなったので、
ヤフオクで6冊のセットを
落札した。

*

晩には
Amazonから
注文していた
『タレガ伝』が届き、
パラパラと捲っているうち
惹き込まれるように
読み耽ってしまった。

5/27のコンサートで
久しぶりに
音楽堂大ホールの舞台で
『アルハンブラの想い出』を
演奏するので、
そのアナリーゼの一貫として
作曲者の生い立ちや
作曲背景なぞを勉強している。

半世紀も彼の作品を多々弾いてきて、
ちゃんとした生育歴を
知らずに来たが、
新たに知り得たことは
驚くべきことに満ち溢れていた。

殊に、
「パガニーニばりのテクニックに
ショパンのような抒情性があった」
という、当時の
数多の演奏評を見るにつけて、
真のマエストロだったんだ、
と再認識させられた。

・・・であればこそ、
あれだけの名曲の数々をも
生み出せたのだろう・・・。

昨年の『リュートマラソン』でも
40年ぶりに弾いた
『マリエッタ』は、
彼の待望の第一子の娘の名だが、
その子はわずか生後3ケ月で
病死してしまう。

その折、
『嘆き』という曲を創ったが、
これを後に『マリエッタ』と
改題したという。

タレガの作品のなかでも、
特段に憂いを秘めた
哀しみに溢れた名曲である。

このエピソードは
40年前にも、当時の
ジェイ・ベルリナーの
EPレコードの
ライナーノートにあり、
知ってはいた。

そして、
ことによると、
あの名曲『アルハンブラの想い出』も
単なる、名宮殿の想い出ではなく、
己が生涯をふり返って、
愛別離苦の哀しみなども
そこに込められていたのでは
と推察している。

そうでなければ、
あれほどの哀愁を帯びた名旋律は
魂の底からでないと
溢れてこないように思えて
しかたがない。

 


スウィングな『枯葉』

2022-10-14 08:18:58 | ギター

きょうは、久しぶりの
山間部のY中への出勤日である。

自宅から30㎞もあり
45分もかかるが、
それでも、月一勤務になり、
ちょっとした遠出も
気分転換にはなっている。

月曜勤務のK中は、
明日が文化祭なので、
月曜が代休になり、
「私的三連休」になった。

明日は、朝から、
やっと抜けてくれた
前歯5本の差し歯を
作り直し治療が始まる。

この咬み合わせが
わるかったばっかりに、
顎関節症になってしまった。

いまだに、顎がカクカクいって
心地よくない。

*

通勤中に
無性に背中がかゆくなる時が
たまーにあり、
孫の手を助手席側においてある。

「孫の手」とは
言いえて妙だが…(笑)。

たしかに、ほんとの孫の手のように
その先っちょは、ちっちゃくて、
かわいらしい。

 

年末年始には、
また、孫をつれて
フミが帰省する…と言ってたので、
その日を今から心待ちにしている。

カミさんは、
今も毎日、教壇に立ち、
しかも、週に二日も
テニスで鍛えてるので、
オンブも抱っこも
“平気の平左”のようである。

ジイジは、
ギターより重い物を
持ったことがないので(笑)、
2歳児を抱っこするのは
けっこう骨が折れる(笑)。

そんでも可愛いから
ついつい抱き上げたくなるが、
ギックリ腰も要注意なのである(笑)。

*

教職を辞して
畑仕事に精出している
カミさんの友人から、
カボチャをたくさんいただき、
いろいろと料理や菓子作りに
用いている。

なかでも、
やっぱり、フレンチに仕立てた
『ポタージュ・ド・ポティロン』が
いちばん美味しく頂ける。

作り方も簡単だが、
ただ、生クリームやバターで
コクを出す分、カロリーは
めっちゃ高くなる。

*

30ケ近くある
ドレスウォッチの為に、
電池をアマゾンから大量買いしている。

常に、全部を
稼働させてるわけではないが、
「お洒落の秋」になって、
そろそろフルコーデの
必須アイテムとしても
止まったまんまの時計を
するわけにもいかない。

*

 

今年の2/7以来、毎日、続けている
『リュートマラソン』だが…
半世紀以上もギターをやってきたので、
まだまだ弾くネタは尽きない。

きのうは、
『復興支援リサイタル』でも
プログラムに入れた
『枯葉』のスイング・ヴァージョンを
録画してみた。

 

【YouTube】

https://youtu.be/0YQUosDX4Zs


『竈門炭治郎のうた』

2022-09-22 09:17:49 | ギター

 

今朝方はぐっと冷え込んで、
17℃しかなかった。

薄手の毛布では
肌寒くって、
その上からタオルケットを
重ねていた。

そろそろ、
本格的に羽毛布団を
押し入れから出さなきゃである。

暑がりの寒がりなので、
10月後半には、もう、
電気毛布をセットするようである(笑)。

今日にも夏用のベッドパッドを
毛の長い冬用にしようと思う。

*

「私的九連休」の
中日のイベントとして
今日は、お昼に、
行き付けの三ツ星懐石店に
予約を入れてある。

年に数回訪れているが、
暫くぶりに、
髙橋板長のご尊顔を拝し、
名人芸を堪能してこよう
と思っている。

料理のいちばんの勉強は、
美しく美味しいものを
まずは自分が沢山頂く事が
肝要なのである。

これは、社会人になった
20代の頃から40年来、
自分に課して来た
「修行」といってもよい。

殊に、在京中は、
11年間で、京阪神の
フレンチ店を100店以上制覇し、
名だたる懐石店も訪れた。

なので、今でも、
五つ星ホテルのグランメゾン
(メインダイニング)で
黒服に囲まれても
ビクともしないし、
初めての鮨屋のカウンターで
お好みでやるのも平気である。

*

カミさんが、
休日のたびに
朝早く直売場に出向いては、
安価で旬の果物を買い集めてくる。

なので、今は、冷蔵庫には
五種類の葡萄やら
桜桃やら白桃やら柿やら・・・と、
食後のデザートに
目移りするほどである。

夫婦そろって、
サプリメントなぞとは
全く縁がないが、
こうしてフルーツやナッツ類で
まめにヴィタミン類を摂取している。

*

 

リク坊一家が
淡路島に行ったというので、
ミカちゃんが動画を送ってくれた。

車のチャイルドシートに座ると
条件反射で爆睡するという
ありがたい子なので、
この日も、食べかけのパンを
片手に持ったまま
寝落ちしたようだ・・・(笑)。

*

 

先日、講演会に招聘してくれた
ギター部仲間の永山校長から、
校長室で視聴して気に入った
『竈門炭治郎のうた』の楽譜を
きのう送ってくれたので、
さっそく、さらってみた。

2/7から
『リュートマラソン』で
毎日、読譜にいそしんでるので、 
中級レベルなので
スラスラと初見で弾けた。

 

 

 

 

 

 

 


苦楽(くるたの)しいギター・・・

2022-09-10 07:48:46 | ギター

きのうは山間部にある
僻地校のY中勤務だった。

時間調整で7時間勤務だったが、
なんと、7件もカウンセリングが入り、
カンファレンスもあり
執務記録も書きで、
まったくのフルタイムで、
休憩時間にギターを手に取ることさえ
できなかった。

それでも、
保護者の方や
用務員の方から
スイーツを頂戴して
有り難かった。

仕事中は張り切っていて
さほどに疲れもなかったが、
退勤車中で軽食をとり、
帰宅して入浴して
まったりしてたら、
8時半に爆睡して夜中に目覚めた。

今朝も二度寝して、
久しぶりに10時間近くも
眠ってしまったので、
風邪気味だったところに
フルタイム営業(笑)だったので、
老体には目に見えぬ疲労があったのだろう。

なので、今日は、
自分へのご褒美として、
行き付けの鮨屋に予約を入れた。

久しぶりに、
大好きなお鮨と
お店の方々と語らって
疲れを癒してきたいと思っている。

 

エリザベス女王が死去され、
その国葬の準備が当然のように
進められている。

片や、議論紛々のアベ氏の
国葬「問題」。

反社会的な犯罪カルト教団との
蜜月が取り沙汰されてから、
各国のVIPも相次いで
参列を見合わせるようになった。

当然の事である。

ここにおいて、
クイーンとの
「権威」「品格」の「違い」を
まざまざと感じさせられた事だろう。

 

Facebookで
7か月も続いている
『リュート・マラソン』だが、
今現在は、ベートーヴェンの『月光』の
一楽章を編曲し、それの弾き込みに
苦闘している。

編曲物にありがちな、
特異的な運指に苦戦し、
音楽の流れが
停留してしまうのである。

この土日は
完全オフ日なので、
なんとか録画録音まで
仕上げたいとは思っている。

それでも、
苦戦・苦悩・苦慮とは思わずに、
楽聖の珠玉の作品と
真摯に向き合って、
それを味わい、楽しもうと
意識化している。

何事でも、
物事を極めるには、
「苦楽(くるたの)しい」という
プロセスを経ねばならないのだろう。

最近では、
すっかり収録場になった
寝室のクローク前に
音質も調弦も異なる
レキントギター、
バスギター、
ブラメンコギター、
ヴィンテージギター、
の4本が待機している。

今朝は、アルベニスの『グラナダ』をアップした。

 

 

 

 

 

 


アグアドの支持器

2022-08-23 06:45:27 | ギター

いよいよ今日から
出勤である。

一か月ものロンバケで、
少々、休みボケの感もあるが、
幼稚園来、学校社会を離れてないので、
こういうのを60年ちかく
続けているから慣れてはいる。

*

休みボケとは関係なく・・・
時々、やらかす事だが、
きのうも、右足の小指を
室内で家具にぶつけて、
あまりの痛さに悶絶した(笑)。

しっかり血まででて、
なかなか止血せず、
ベッドパッドまで
汚してしまった。

これは、加齢に伴う
「空間認知」能力の低下
なのだろうが・・・
忘れた頃にやらかすので、
難儀している。

*

 

カラダが暑熱順化しているようで、
28℃くらいでも体感的には
たいして暑くは感じない。

それでも、
夜は25℃以上の「熱帯夜」で
蒸し蒸しする晩なぞは
さすがに冷房なしでは眠れない。

31℃の日中に、
買い物&散歩に出かけたが、
直射日光が肌にピリピリするのが
感じられた。

それでも、
往復10分ほどの近所なので、
紫外線によるカラダの虫干しと思って
「日光浴」を兼ねて歩いた。

いつもの原っぱには、
また野生アスパラが
数本生えてたので、
気持ちよくポキリ、ポキリ摘んで、
その切り口から水分が
ポタポタ垂れるのも
観ていて涼しげであった。

*

自宅カウンセリングがあった日曜日に、
カミさんが、ひとりドライヴで
相馬まで行ってきたようで、
ソーちゃんも「おやつ」に選んだ
銘菓『じゃんがら』を買ってきてくれた。

もう、半世紀以上ある
ロングセラーのお菓子で、
その食感、味・・・と、
独特のものがあって、
マイ・フェイバリットの一つでもある。

*

 

地元の聖光学院が大敗した
仙台育英が優勝した。

優勝旗が白河の関を超えるのは
史上初である。

かつて、
ダルビッシュを擁しても叶わず、
古くは三沢高の太田投手、
磐城高の田村投手・・・と、
いずれも決勝で敗れてきた。

今、「乱世」でもありながら、
「時代の転換点」なので、
多くのエポック・メイキングな事柄が
連鎖的に起こっているから、
おそらく育英が勝って
ブレイクスルーするだろう・・・
という予感はあった。

*

 

夏休み最後の日のきのう、
『リュート・マラソン』用に
頑張って、練習曲を中心に
10曲ほど一日で録画録音した。

特に、これまで、
あまり馴染みのなかった
アグアドの作品をいくつか
文字通り練習して録ってみた。

アグアドはスペインの
ギタリスト兼作曲家だが、
彼の演奏スタイルは独特で、
ギターのボトムを載せる
支持台を用いていたことで
知られている。

その後、タルレガの時代になって、
足台が用いられるが、
現代では、また、ギターレストという
支持器が使われ出している。