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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

『スペインの風』-Vientos Eapañoles

2023-09-05 05:34:46 | ギター

 

 

きのうは
警報級の大雨で、
久しぶりに
30℃を下回った。

なので、
今朝もいくらか涼しげであるが、
日中は32℃に戻るようだ。

依然として、
残暑きびしき毎日である。

*

今週は、
四日勤務の週なので、
毎日、手作りベント持参である。

きのうは、
前夜の『石林(シーリン)』製
麻婆豆腐の残りを
オカズにした。

激辛の四川料理なので、
食後は、辣油と花山椒の
ダブルの辛味で
口中がピリピリ痺れていた(笑)。

*

きのうは、
予約生徒が欠席により
2件もキャンセルになり、
空き時間ができたので、
今、勉強中のグラナドスの
『ゴヤのマハ』の
アナリーゼ(楽曲分析)をした。

これは
『トナディージャ』という
18世紀ごろ、スペインで流行った
短い喜歌劇の様式で書かれ、
その歌詞もたわいのないものである。

*

去年のビッグ・イベントだった
『リュートマラソン』後に
勉強して、吹き込んだ
トローバ、ロドリーゴなどの
曲集を集めて
『Vientos Eapañoles』
(スペインの風)
というタイトルで
1枚にまとめてみた。

通勤車中で聴いていたら、
なんだか、自分が弾いてるような
感じがせず、
別の誰かのCDのように聞こえた。

*

今回は、
クラシックギターの
スペインの作曲家の
純クラシックCDなので、
誰彼にも差し上げるわけにはいかず、
ギター音楽が好きな方にのみ
差し上げようと思う。

そして、気が早いが、
来るべき4年後の
『古希リサイタル』での
頒布会用にもしようと考えて、
Amazonでケースも注文した。

*

スマホの広告に
『ハロウィン』用の
コスプレ衣装が入ってきて、
それに目が魅かれた。

『スチームパンク』という、
ゴシック様式の刺繍を施した
「ビクトリア朝のジャケット」
「ヴィンテージ燕尾服」
「中世のフロックコート」
「ルネッサンス衣装」
とあり、
赤色は、瞬間割引が95%で
354円だったが、サイズ不明で
さすがにポチれなかった(笑)。

今朝方、PCで
『Temu Japan』というサイトを
じっくり見てみたら、
「黒」のビッグサイズで
3,392円というのがあって、
『古希リサイタル』の
ステージ衣装として
買ってみようかなと思った(笑)。

こんな格好で、
ステージに登場したら、
さぞかし、オモシロかんべぇ・・・
という稚気なる遊び心が疼いた(笑)。

 

 

 

 

 


ありがとう。福大ギタークラブ!!

2023-05-28 08:33:57 | ギター

 

昨日は、
〈さよなら福大ギター部〉
『OBOG メモリアル・コンサート』
を無事終えることができた。

企画・準備から1年、
OB会長としての
「最後のご奉公」と肝に銘じ、
100年に一度のパンデミック禍で
消滅した『福大ギター部』
(享年60歳)の
葬儀委員長の重責を
務め果たさせて頂いた。

 

かつては、
舞台狭しとオーケストラ並みの
部員数を誇っていた時代も
長らくあったが、
【栄枯盛衰】
【無常の風は時を選ばず】
【万物は流転す】
の格言どおり、
形あるもの、命あるものは、
いつかは滅びるのである。

・・・それゆえにこそ、
そこには美が宿るのだろう。

その儚さの中に
感ずるものが、
【もののあはれ】であり、
【わびさび】なのかもしれない。

生きるとは、
そういう事なのである。

 

全国各地におわします
300名ものOBOGの中から、
『最後の定演』とも言える
有終の美を飾る
檜舞台に立ってくれたのは、
黒澤 明 監督の名作と同じく
『七人の侍』たちである。

舞台裏スタッフ5名も加えて、
それぞれに、
仕事を持ち、家庭を持ち、
さまざまな人生観を持つ
メンバーたちだったが、
青春の想い出の「ギター部」の為、
全国各地から馳せ参じてくれ、
それぞれの思いで、
愛する部に別れを告げた。

ありがとう。
福大ギタークラブ。
 
そして、さようなら・・・。

 

 

 


さあ、本番だぁ・・・ !(*・∀・)!ムン

2023-05-27 07:24:26 | ギター

さぁ、いよいよ、
〈さよなら福大ギター部〉
『OBOG メモリアル・コンサート』
の本番当日である。

思えば、
去年の4月から
企画・準備が始まり、
この一年を過ごしてきた。

ここにおいても、
時間が経つのは速いなぁ・・・
速すぎるよ・・・
と、今朝も再認識した。

だから、
脳裏には、いつも、
(もう、すぐ死んじゃうんだ・・・)
という科白や思いが
ちょいちょい浮かぶのである。

もっとも、
最近では、魂理学的研究の成果で、
時間は存在せず、
すべての事は同時に起こっていて、
パラレルワールドの中で、
「自意識=魂=ワンネスの分身」が
選択をして経験を選んでいるんだ、
という仮説に帰着しているが・・・。

よって、「死」という概念も
一般の「不吉」で「悲惨」という
捉え方とは違っている。

ま、それは、さておき、
「今・ここ」という
現在を全身全霊でもって
楽しもう・・・
というのが、魂理学的にも
正しい在り方と信じている。

ま、それは、さておき・・・(笑)
今日は、午前9時から30分間だけ
自分のリハ時間に充てられているので、
もうすぐ、出発の準備をしなきゃである。

ここ数日は、
練習は控えめにして、
指の養生に充てた。

今は、両手の全指が、
曲げただけでも痛むほどに
かなり酷使されてきた。

【身を削りてこそ 浮かぶ瀬もあれ】
なんのこっちゃ!?(笑)

 ┐(´ー`)┌ 

「我が心の音楽堂」で
公開演奏できる喜びを
今日は、存分に味わいたく思う。

***

そもそも、
自分の終活の一貫として、
もう、20年来の
OB会長職を辞めて、
預かり金の20万も
現役に寄付して、
OBOG会を発展的解消しようと
行動を起こした事で
今回のコンサートの顛末となった。

コロナ禍で
大学に出校できなくなると
現役の活動も停止となって、
合宿もできず、
コンサートも開けずで、
一人また一人と
櫛の歯が抜け落ちるように去って、
そして、誰もいなくなった。

60年続いた
ギター部の法灯も
ついに消えてしまったので、
言ってみれば、今日は
『最後の定演』でもあり、
部や亡き部員たちの
お弔いの日でもある。

60年で
およそ300名ほどの
OBOGが全国にいる。

カミさんも部員だったので、
自分の世代に近しい方々には
ずいぶんとお声がけしたが、
残念なことに、
おいで頂けるという方は
ごく少数でしかない。

一割方がいいところだろうか・・・。

でも、仕方がない。

我われは、
ギター部の為に
生きてるワケではないのだから・・・。

でも、ギター部の4年間が、
青春の一時期を
彩ってくれたのも
間違いがない。

それが縁で、
カミさんとも出会い、
息子たち三人が生まれ、
そこから孫も生まれたのだから・・・(笑)。

今般、呼びかけに応えてくれた
わずか数名の出演者には
感謝の気持ちしかない。

**

朝7時現在、
満足に舞台を降り、
ロビーで友人知人たちと歓談し、
打ち上げで嬉々としている
自分の姿が脳裏に
ありありと浮かんでいるので、
すでに体験したかのような
デジャヴ感さえある(笑)。

**

先日、T中のカウンセリングで、
長らく来ているA君から
唐突に、
「土曜日。みんなで行きます」
と言われて
「えっ!?  コンサートに来てくれんの_!?」
「はい」
・・・と、うれしい驚きがあった。

おそらくは、
学校始まって以来の
高IQの持ち主だが、
生憎と不登校状態になっている。

お母さんとの初お目見えの時は、
見事なまでの金髪で(笑)、
それまた驚いたが、
洒落も冗談もよく通じる
アタマのよいお母さんだった。

なので、
「兎も角・・・
トンビがタカを産んだんですから(笑)、
ガッコ行けだの、勉強しろ、なんて、
しょーもない事、言わんといて下さいや。
A君は日本の宝なんですから。
人類を救うかもしれない
頭持ってんですから・・・」
という爺様カウンセラーの
ひどい言い分にもニコニコして
頷いていた。

A君。
「おかあさん。
最近、叱らなくなって、
優しくなりました・・・」(笑)

A君。
天才的なクラフト能力があり、
すでにプロの領域で、
来月には、両親と一緒に
手芸展を開催し
販売もするという。

 

 

 

 


本番直前!

2023-05-26 09:22:57 | ギター

いよいよ、
『福大OBOG メモリアル・コンサート』が
明日に迫った。

昨年の4月から
着々と準備を続けてきた
一大イベントなので、
『自分史』的にも
意味と価値がある。

自分にとっても、
これが最後のコンサートに
なるやもしれぬから、
“文字通り”
命を懸けるつもりである。

どうせ、3.11の原発爆発で、
一度は死を覚悟した命である。

ギターと共に、
愛する音楽堂で死せるなら、
こんな幸せはない。

神話にも、
夢が叶った
最高潮の時に死ぬ事をほど
幸いなことはない、
というエピソードがある。

*

きのうの朝は9℃で、
日中は26℃と、
朝はストーヴ、昼はクーラー、
という寒暖差の激しい日で、
虚弱体質の爺様は
風邪に喘息を併発するような
不穏な病態だったが、
服薬勤務してルーティン仕事を
実意を込めて丁寧にしているうちに
体調はちゃんと復調してくれた。

これは、
「仕事療法」と
命名しており(笑)、
重篤な病状でない限り、
ある程度の不調でも
「頑張れば、ガンバレそう」
と思える時には効果がある。

きっと、
仕事への使命感や緊張感、
充実感、自己効力感、
集中力、楽しい気分・・・等などが、
自律神経失調症のような
心身相関の症状を
復調させるのだろう。

*

帰宅したら、
コンサート案内状に
丁寧な返事が
1学年下のジュンコちゃんから
届いていた

カミさんが4年の時の
2年生なので、
カミさんからも可愛がられていた
マスコット的存在だったので、
来福できない事情は残念だったが、
義理堅い彼女の人柄が偲べて、
懐かしくも嬉しくも思った。

文末に、
見慣れぬ異様な文字の
メッセージがあったので、
その部分を接写して
近似文字検索にかけてみたら、
「私は成功を祈ります」
(ロシア語)
と出てきた。

そーいや、ジュン助、
国語科だったので、
いつかロシア語の原文で
ロシア文学を読んでみたい・・・
と、学生時代に語っていたことを
思い出した。

勉強家の彼女のことだから、
きっと、60代まで
こつこつと勉強して、
その夢を叶えたのかもしれない。

努力家で優秀な後輩を
幾人も持った幸せを
一葉のハガキから
感じさせてもらった。

*

本番直前だが、
『復興支援リサイタル』の時の
〈楽団ひとり〉の
マネージャーみたいに
事務・雑務にも追われている。

ゆんべは、
仕事から帰って、
(そうそう・・・。部旗に
掲揚する時のヒモ付けなきゃ・・・)
と、マイお針箱を出して、
得意のお裁縫で、
チクヂクと縫い付けた。

前日、ズボンのウエスト直しを
やったばっかだったので、
それに比すれば、
ものの30秒で片付いた(笑)。

*

原案では
部旗の周囲を
黄金ホールの
『ニューイヤーコンサート』のように
花で飾りたかったのだが、
スタッフがいないので、
現実的には無理っぽいなぁ・・・と、
断念せざるを得ないと思った。

・・・が、花代の5000円は
キープしてたので、
パイプ・オルガンの手すりの間からでも
チョロッと花を見せようかしらん・・・
とも考えている。

そしたらば、
今日中に花を買い出しに行って、
明日の昼食用の8人分のお茶も
買ってこねば・・・である。

相変わらずの
〈楽団ひとり〉の
雑用マネである(笑)。

*

さぁ、これから、
最終練習に、
搬入機材、荷物の
パッキングをしなっきゃ・・・。

リア充してんなぁ・・・(笑)。

٩(^‿^)۶ ヤホ

 

 

 

 

 

 


弦を換える

2023-05-22 07:01:00 | ギター

 

きのうから始まった
名人戦「第四局」。

幸いにして、
きょうはオフ日だったので、
カミさんからも
「よかったね。
ゆっくり見れて・・・」
と言われた(笑)。

きのうの「封じ手」の段階では、
「57対43」と
やや優勢だったので、
そっから『藤井曲線』を描いて
勝利し、奪取に王手と
したい処である。

*

棋戦においては、
長考タイムというのがあり、
きのうも一手に98分もの
大長考があった。

なので、その間に、
ギターの弦交換をしたり、
弦高の微調整をしたりした。

*

この処、スランプ気味で、
『アルハンブラ』が
上手く弾けないので、
気分転換に、3弦と2弦に、
古楽器で用いる
金属巻弦を張ってみた。

シャープな切れ味の音にはなったが、
いかんせん巻弦に爪があたり、
「シャリシャリ」いうのと、
「キュッキュッ」という
フィンガーノイズが大きすぎて、
結局、試しで終わった。

でも、せっかく張ったので、
棋戦中にアナリーゼした
ヘンツェの『ノクターン』を
撮ってみた。

*

今回は、高音弦に、
先日、音楽堂リハに来た
K君からプレゼントされた
貴重な『アクィーラ』の
白いナイルガットを
久しぶりに張ってみた。

これも、古楽器によく
用いられる弦だが、
ギター用は絶版になったので、
まさに、貴重なデッド・ストックである。

*

コンサートの打ち上げ会では、
参加者7名に色紙を回し、
それぞれ感想を書いてもらって
後日、グループサイトに
アップしようと考えた。

PCで、きちんと
メイン・タイトルを打ちだそうかとも
思ったが、面倒なので、
マーカーで手書きにした(笑)。