福音について

 「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。
 だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。」(マタイ7:7-8)

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 山上の説教で、イエスは律法を厳密解釈してすべての人が罪を犯し神と断絶していることを明らかにした。
 神との断絶は、この山に集まるひとりひとりの心の貧しさに結びついている。
 律法違反という罪を悟って悔い改めること、これが救いへのスタートラインとなる。
 そのためにはまず、このイエスの律法を遵守しなくてはならない。どうにも守れず降参するときに、はじめて自身の肉の罪を悟る。

 次いでイエスは呼びかける。
 「求めなさい。そうすれば与えられます。」
 罪人が罪からの赦しを求め続けるならば、神はイエスを介して赦してくださる。
 神と和解でき、聖霊が内住して下さる。
 腹が満ち足りるわけでも病が癒えるわけでもないが、その人は芯のところで満ち足りる。
 これが福音である。

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