神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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茶は毒にも薬にもなる?

2011-07-18 | 茶にまつわる文化・芸術
中国国際茶文化研究会認定「中国茶指導・老師」事務局(ct-ai)主催のセミナー、
岩間真知子先生の「『本草綱目』と『本草綱目拾遺』の茶」を聴講してきました。

岩間先生とは『中国茶事典』の執筆者の打ち上げで初めてお会いしました。
とってもチャーミングな方でして、以来、密かにそのキャラのファンなのであります。

著書『茶の医薬史―中国と日本』も発刊後すぐに買ったのですが、
スミマセン、何だか難しそうなイメージがあって、まだ読んでいませんでした。。。

今回のセミナーでは『本草綱目』と『本草綱目拾遺』に記載されている茶について、
資料をまとめてわかりやすく講義してくださいました。

いやはや、『本草綱目』って面白いんですね。
一般的に茶の効能を謳う場合、そのいい面だけを強調しがちですが、
『本草綱目』ではその害についてもバッサリ切っています。
中年以上の婦人の飲用についても注意を喚起しています(苦笑)。

そういえばイギリスでお茶が普及し始めた頃、その功罪について激論があったと記憶しています。
お茶を扱う人たちはその功の面だけに目を向けがちですが、
何事にも裏表はあります。

漢方では陰陽五行説に基づいて功罪を解き、バランスを重視します。
そういう角度から改めてお茶を考えてみるのも面白いかもしれません。
岩間先生の『茶の医薬史』、読まなくっちゃ!

「中国茶指導・老師」事務局では、今後もお茶に関するセミナーや講座などを企画する予定で、
一般の方も参加できるようにしたいとのことです。
期日と内容が決まりましたら、こちらのブログでもご紹介していきますのでよろしくお願いいたします。
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