WALKER’S 

歩く男の日日

17日目 (1) 地蔵堂

2008-07-14 | 08年四国の旅
 昨日は5月3日(土)連休の初日だから満室は当然なのかもしれないけれど、昨年来たときは5月2日で2人だった、連休の前だったけれど、増井さん(ご主人)の話では連休中でもそんなに人は来ないし、満室になることもないということだった。1年で相当有名になったということなのかもしれない。この宿は3年くらい前にできた新しい宿、へんろみち保存協力会の地図に載ったのは昨年の版からだったと思う。確かに、ここに宿ができてすごく便利になった。それまでは下ノ加江の安宿から延光寺の2km手前の平田まで27kmの間宿が全くなかったから、選択肢がすごく限られていた。1年でこれだけの人気になるのはむしろ当然のことだったのでしょう。
 昨夜の食事は客の数が多くて部屋食になった、食堂はそんなに広くない。朝食はそれぞれ時間が違うので食堂でとることができた。ぼくは6時にお願いした。奥の部屋の夫婦は5時半に宿を発ったし、隣の男の人は二人ともぼくが食事をしているときに出ていった。女性ペアはぼくと一緒に食事をしている。もう一組の夫婦はもっとゆっくりのようだ。夕食はカレーライスでとても良かったけれど、お代わりができず物足りない感じがした。朝食は、もちろんお代わりもして充分頂くことができる。味噌汁も美味く、久々の玉子掛けご飯にも満足。
 6時20分に宿を出る。今日は4日ぶりに30km台、余裕の出立だ。天気は晴れ、山の朝は涼しく、快調な出足。昨日少し気になっていた左足首近くの筋も全く痛みはない。昨年の足摺からの打ち戻りの時のような、最高の状態で歩けている。宿を出て半時間もしない内に先に出た男の人に追いつく。でも50分先に出た夫婦には延光寺までに追いつくことはないであろう、と思っていたら、延光寺の3kmも手前で追いつく、時速3.3kmくらいで歩いていることになる。延光寺へは昨年より2分も早く着く、昨日の分を取り返した感じ。30分の休憩で次の休憩地へ向かう、松尾峠の登り口にある地蔵堂です。11kmもあるけれどそれまでには適当な休憩所がない。その手前のチェックポイント岡本旅館までも1分早く着いた。地蔵堂までのタイムはとっていなくて、松尾峠まで行かないと比較できない。