ぼくのブログを見てくれている皆様はすでにご存じかと思いますが、このブログは半年後には見られなくなってしまいます。移行先のブログとして二つの推奨ブログが提示されていますが、検討した結果はてなブログにしました。すでにアカウントを取得してはてなブログを開設しましたが、移行作業はまだ数か月先のことになります。数十万人の人が作業していてすごく込み合っているからです。現在は無料版での開設ですが数か月先には有料版にして広告を外したりより快適に閲覧できるようにしたいと思っています。そのための支払い用のアプリも取得して通帳から引き落としできるよう手続きも完了しました。
ぼくのはてなブログ
5:58
最終日は2ヵ所お参りして24kmほど歩きます。帰宅してちょっとした用事があるのできるだけ早く帰りたい。
6:49
宿を出るとき玄関で若女将と少しお話しする。秋は長尾に泊まる計画をしていたけれど、やっぱり出発場所を変更してこの宿に戻ってくることにする。長尾の宿は悪くないけど外国人ばかりで話はまるでできないから味気ない。
7:50
額峠に逆打ち矢印、ここは大きなポイントです。
8:24
宿から93分でおへんろ交流サロンに到着、ベストより1分遅れ。ベストを出したときは峠の下りはほとんど走っていたから。逆打ちで今日あと2か所で結願というのに遍路大使の任命証はその場で発行してくれなかった。これから始めるのだと勘違いしていたようだ。まあ普通はそう考える。でも時間がかからなくて却って良かった。1時間早い電車に間に合ったからね。
9:23
前山ダムから44分で長尾寺に到着、ベストタイ。22年の秋この区間で金子さんと4度目の出会いがあった。その時は宇和島の松尾トンネルと峠道で行き違いになったのが半周してここで出会えたのだった。その後23年の春と23年の秋にも出会えていろいろお話ができた。逆打ちでここを歩くときはこれからも思い出すことになると思う。
9:31
本堂を撮影。この時間もちろん歩きの人はいない。
9:31
大師堂です。
10:35
長尾寺から62分で志度寺に到着、ベストより2分早かった。時速は6.68km。四国では最高レベルの歩きになった。ザックが3kg以下になったのもあるし電車の時間がギリギリで意識して速歩になった。
10:44
お参りを終えて本堂を撮影、台湾の団体さんが映っています。台湾の歩き遍路さんはフランスを超えて1番になったと聞いた。
10:43
大師堂です。
11:26
志度寺から33分で讃岐牟礼駅に到着、11時31分の電車に間に合いました。おかげで帰宅して大分ゆっくりできました。今回は2週間後に関東の方に歩きに出かけるのでなんだかまだ終わった気がしていません。何しろ全く初めての道ばかり250kmほど歩くのでかなり緊張が続いています。
坂東のレポートは帰ってからゆっくり仕上げたいと思います。インスタではリアルタイムで投稿するつもりです。

6:20
宿を出発、宿の前から普段は通らない昔の遍路道で2番の近くまで行く。1番から10番まで昨日お参りしたので札所には寄らない一番の近道で行く。

7:31
5番の近くの羅漢郵便局に到着。札所によらない近道は何度か歩いているけれどきっちりしたタイムは取っていないのでベストタイムと比べられない。でも調子はとても良い、おそらく今までで一番いいタイムだと思う。

8:17
安楽寺の駐車場に到着、宿から114分、時速は6.54km。確実にベストタイ以上のスピードだ。この時点ではこの後の暑さとのどの渇きのことは全く頭にない。

8:17
いっぽ一歩堂、ゆっくり見たい気もするけどまずは歩かねば。

8:17
最近はこの角度で見ることはなくなった。5,6年前からは本当の遍路道を行くようになった。大した遠回りでもないのに11版までの地図にはお寺の南側沿いの古い遍路道に赤線はなかった。

9:46
安楽寺から83分で切幡寺の下までやってきた。この間の時速は6.41km。気温が上がったせいなのか少し落ちた。

9:46
金山商会の前のベンチで休憩させてもらう。ここまで21kmほとんど休んでいない。フルーツティーエード600ccの半分で菓子パン1個食す。もう食べるものはない。残りの300ccだけで大窪寺までの18kmを歩く。足の調子は最高だけどこの暑さは計算外だった。この日姫路では夏日だった。

10:45
この手前、阿波市役所のトイレでたっぷり水を飲んだ、思ったよりのどが渇いている。暑さそのものはそんなに負担には感じていないし金山商会で塩も十分とったので足の動きも悪くないけれど、この渇きは昨日までの歩きでほとんど感じなかったものだ。

10:50
県道2号を北上する。ここからはごく緩やかな登りになっている。

11:16
犬墓大師堂の入り口。こちら側の遍路道の方が歩きやすいはずだけれど、普通のお遍路さんは県道をそのまま来ることが多いので迷わず初めから県道を歩いてきた。でもここまでで出会った人はいなかった。

11:42
切幡寺下から83分で岩野トンネルに到着、ベストより2分早かった。ベストと言ってもこの間タイムをとったのは1回だけ。めちゃくちゃのどは乾いていたけど採石場の自販機には手を付けなかった。ここまできたら残しておいた300㏄で大窪寺まで行って、到着したらアクエリアスを飲む。昨日までの天候なら何の問題もなく楽勝だったのに。ここで150ccと塩をたっぷりとって備える。

12:17
トンネルから25分で県道を離れる左折ポイントに来た、ベストタイ。暑さで昨日までのような動きはできていないようだ。筋肉の動きは全然問題ないけれど、水分不足はどうしようもないようだ。残りの150ccを飲み干してあと1時間がんばる。

12:37
香川県に入る。

13:11
最後のトンネル、はらいがわトンネル。のどはカラカラだけれど足はよく動いてくれている。気力も保っている。

13:26
左折ポイントから61分で大窪寺に到着、ベストタイだった。我ながらよく頑張った。お寺には入らず先ずはアクエリアスと残しておいたミレービスケットで一息つく。14時のバスを待っている歩き遍路さんと少し話した。本当は八十窪で赤飯をいただきたかったけれど満室だった。それは本当に残念なこと、やっぱり歩ける距離を把握して泊まる宿は早めに予約しないと、特にこういう大事な遍路宿はね。せっかく最後まで歩いてきたのに最後でみそをつける感じで終わらなくてはならないというのはいかにももったいない。

13:41
休憩してお話も十分聞けたので入山します。

14:30
お参りが終わって参拝者の途切れたところで本堂を撮影。土曜日だけど参拝者はそんなに多くなかった。

13:56
大師堂も人がいないときにうまく撮影できた。
宿に入るのは早すぎるので、水屋の前のベンチでスマホに入った音楽をイヤホンで聞く。女体山から下りてきた歩き遍路さんがぼくの名前を呼んだ、磯屋で同宿だった福岡のYさんだった。そう、宇和島から愛南にかけて出会った人が半周してこの辺りで再会することがある。宿毛で出会った千葉の伊藤さんは2日後八十窪に泊まるので1周内での再会はならなかった。

14:35
この旅最後の宿八十窪に入る、ちょっと早いけれどすでに入っている人もいた。

18:09
同宿はフランスの男性と日本人男性2人、日本人女性1人。
今回から2食付き7500円になった。
米の値段が1年で2.5倍になるご時世、当然のことです。
何の不平も文句もありません。
ちなみに今回のお遍路の宿泊費の合計は32泊で166290円でした。
マイマップはダウンロードしてオフラインでも使えますが2週間ほどで自然消滅する。色々調べるとマイマップのデータをパソコンに取り込んでスマホのMAPS‐MEのアプリに転送するとラインやポイントが反映されてオフラインでも使えるとブログで紹介されていた。そんなことができるのかと一応やってみると何と、本当にきれいに転送することができた。オフラインでもばっちり見ることができる。坂東と秩父のマイラインがオフラインでいつでも見ることができる。これで道迷いの心配はなくなったけれど、本当はスマホを見ながら歩くというのはやりたくない、知多四国のときは道しるべが全くなくて頼るしかなかったけれどあんまり楽しくなかった。やっぱり遍路シールや道しるべに頼りながら歩くのが一番お遍路らしい感じがする。