WALKER’S 

歩く男の日日

外国人お遍路の割合

2020-01-29 | 日記

 昨年風自遊庵を訪れてノートに書き込みをした人の数は599人、そのうち外国人は15%だということでした。ぼくが昨年の春の順打ちで出会った歩き遍路さんは237人、そのうち外国人は14.3%でした。そして秋の逆打ちでは474人で外国人は18.8%でした。春秋の合算では17.3%、になります。外国人の割合は年々増加していると方々で聞きましたが、実際のところ、2年前が20%、3年前が13%だから、2年前がピークで、それからは増えていないというのが本当のところだと思います。これからも15%前後で落ち着いていくような感じがしています。


窪川 村の家は?

2020-01-29 | 日記

 風自遊庵のFacebookを見ていたら、新しいへんろ地図の37番岩本寺の近くの地図が紹介されていました。風自遊庵は休みのマークで載っていて近くのゲストハウス40010も載っていました。しかし、村の家が消えていました、ひとつ前の地図には載っていたのに、廃業してしまったということでしょうか、これからどの宿を紹介すればいいのでしょうか。
 18年の春、八丈島の人を紹介したときは確かに営業していて、19年の春も松山の人ともう一人を紹介した。


リピーター

2020-01-24 | 日記

 お遍路さんが減って宿泊してくれる人も減ったと嘆く遍路宿の女将に対して、それは宿の食事がよくないからでしょうと、そんな表層的な極端な考えを持つ人もいるようですが、全く的を射ていないとぼくは考える。第一歩き遍路の半分は初めて四国を歩く初心者、そういう人たちは宿の料理なんて全く知る由もないわけだから、数が減った理由とは何の関わりもない。複数回巡る人にしても、宿の接待が素晴らしくてまた来たいと考える人も少なくはないでしょうが、それだけでまた1200km歩き直す動機としてはどれだけの割合を占めるものか、
 ぼくも宿の料理が素晴らしすぎてもう一度来たいと思ったことは何度かあるけれど、実際に再度訪れることは毎年四国に渡るぼくでも容易ではない。宿毛のまなべ旅館の肉料理は熱々でボリュームも十分で箸を動かすのがもどかしいくらいだったけれど、2回目はまだの状態。三原村のくろうさぎと森本まるもまだ1回、八栗の岡田屋さんもこの先いけるかどうか、前後の宿の距離とか費用のバランスを考えるとなかなか思い通りにはいかない。なにしろ30泊以上するから少しは倹約ということも頭をよぎる。昨秋の民宿椎名もすごく良くて大満足だったけれど8200円となると2の足を踏まざるを得ない。
 お遍路を初めて数年の間はあらゆる人が四国に来ればいいと思っていたこともあるけれど、今はあまりそういうことは考えない。とくに若い人が増えるというのはあまりこの国がいい状態ではないことを反映しているのではとも思ったりする。でも遍路宿のことを考えると外国人でも野宿の若者でもなく、普通に全部宿を使う中年以上のお遍路さんがもっと増えてほしいとは思う。どうすればいいかは全く見当もつかないけれど。


浅海に宿ができる!?

2020-01-19 | 日記

 大阪のお遍路さんのブログを見ていたら、浅海の駅前の民家がリフォームされてゲストハウスになりそうだとの記事がありました。まだ管理人だとかいつ開くとかははっきりしていないみたい。ここに宿ができると助かる人はかなり多いはず、道後温泉から25kmほどだからちょうどいい、コスタブランカが宿泊をやめてもうずいぶんになります。名前はカバの家、それは決まっている。
 エリーさんは昨日、久保さんの紫雲庵に泊まりました、石鎚に登って伊予西条から観音寺まで電車で来たそうです、今日は宅間から高松まで電車に乗ってエリーさんの冬遍路もようやく終わりが近づいています、この後は小豆島に行くのか別の島に行くのか、あるいは韓国へ飛ぶのか、彼女ほど先が読めないお遍路さんはいません。


御詠歌札保存帳

2020-01-15 | 日記

昨年の春、5月1日が屋島だったので御詠歌札は最後の五カ所しかもらっていませんが、保存帳を買ってしまいました。今年の春は36不動と番外の納経をするので来年の春までお預けですが。


地図を描く、そして撮る

2020-01-10 | 日記


 今年の春は36不動のうち16ヶ所でお参り、別格や番外と重なって地図の必要のない札所もありますが、英語や日本語のへんろ地図にも載っていないところは自分で作るしかありません。写真は35番厄除不動明王院、栗林公園から西へ2kmほどのところにあります。この日は一宮寺の近くのゲストハウスそらうみから南へ6kmの天福寺まで歩いて、天福寺から2kmほど戻ったところからバスに乗って栗林公園まで行く。不動明王院から屋島寺、不動36番聖代寺、八栗寺、志度のたいや旅館まで歩きます、これで34km。


逆打ちの山道 3

2020-01-10 | 日記

 柏坂ほどではありませんが順打ちと逆打ちの差が大きいのは太龍寺、ここは歩く前から大分逆の方が楽だと想像はついていました。順打ちの場合最後の1.7kmの登りはいつも苦労する、階段はきれいに整備されているけれどその段差が大きくて横側から登ってしまうことが多い。玉ヶ峠の次に嫌いな山道かもしれない。でもこれが下りとなるとあの階段の整備がとてもきいてくる。半分駆け足のように時速5km以上で下ることができる。水井橋の休憩小屋から太龍寺を経て坂口屋まで順打ちだとベストタイムが97分に対して、この秋の逆打ちでは90分でした。昨年の逆打ちは92分で今年の方が調子は上がっていました。
 反対に鶴林寺では順打ちの方が少し楽。2年前さかもとで同宿だった男性が逆打ちで、しきりに鶴林寺の逆の登りの辛さを語っていました。確かにいろんなパターンの登りがあってそれぞれに対応していくのも一つの苦労だし、時間もそれなりにかかるからきついことに違いない。鶴林寺は順打ちの登りもはじめはかなり苦労したけれど回数を経るにつれ歩き方が分かってきてあまり苦労しなくなってきた。逆はまだ2回だからなかなか合わしきれないしついていくのがやっと、特に最初のコンクリートの階段2ヶ所、あれで足がピタッと止まってしまう。金子やから鶴林寺を経て水井橋まで順打ちのベストが77分、この秋の逆のタイムは87分でした、昨年の逆は82分、こちらは昨年の方が調子が良かった。


エリーさんは久万高原で除夜の鐘

2020-01-03 | 日記

 Facebookでエリーさんが除夜の鐘をついていました。場所は真弓トンネルを抜けて5km先の露峰の休憩所近くの法蓮寺、年越しはTentsuki Place でお世話になったようです。


逆打ちの山道 2

2020-01-03 | 日記

 今回は岩松から観自在寺までバスに乗ったので歩かなかったのですが、柏坂も明らかに逆の方が緩やかで楽に登れます。柏坂は最近は順打ちでもパスすることが多いのですが、楽に登れた記憶がほとんどありません。2.7kmで標高差500mだから鶴林寺とあまり変わらないはずだし、登る時間も50分ほどで変わらないけれど、とにかくきつい。昨年逆打ちで登った時は登ってる感じはほとんどなくて普通に歩いた記憶しかありません。標高290mまで3kmほどかけてダラダラ登る、その後の山道も2km近くかけて160mほどだから理想的な山登り、楽しめる山登り、いい方の記憶しか残っていない。逆に下るときにはこんな急な道は登りたくないとはっきり感じた。
 今年の春の順打ちでは篠山から満願寺の方に行くので柏坂はまたパスします。その次は中道で満願寺へ行くから本当にもう柏坂は順打ちで登らないかも。


逆打ちの山道

2020-01-01 | 日記

 秋遍路ではおおむね足の調子は良くなくてタイムを狙うことはほとんどなくて平地では大体時速6km止まり、平地の舗装道では調子が上がらなかったけれど、山道ではいい感じのところがありました。逆打ちの方が楽だと思う山道はいくつかあるのですが、前回以上にいいタイムが出たのは三坂峠。最初四国に来て三坂峠を下った時には、こんなところを逆に打つ人があるのかと思えたくらい険しく長い山道だったのですが、昨年逆から登った時は意外なほど普通に登ることができた、坂本屋のすぐ後の急なコンクリートの道はなかなか手ごわいけれどそこさえ乗り越えれば比較的楽な山道が続いて時速4km近いスピードが出せる、今年は前回以上に快適で昨年より2分以上早かった。久万高原から内子への下りも快適、ひわ田峠も逆の方が断然好き、順打ちでひわ田峠を気持ちよく登れたことがありません。
 同じように逆の方が好きな山は焼山寺、玉が峠は舗装道の緩やかな道が本当にいい、植村旅館から玉が峠まで時速4.9kmです。鍋岩から玉が峠までの登りは本当に最悪、あの道は赤線はあるけれどへんろ道ではなくて無理やり作った感がひどい、これから順打ちをしたとしてもあそこを登る気は全くない。神山の街へ出てバスに乗る。鍋岩から焼山寺への登りも昨年同様快適でした、バスターミナルから焼山寺までの3.4kmを46分でした。時速4.4km、これだけのスピードが出る山道はそんなに息も上がらないし立ち止まることもない、楽しみながら登れる理想的な山道です。そしてまた焼山寺から藤井寺が楽、左右内谷川から浄蓮庵までの30分ほどの登りさえがんばれば後はほとんど下りかフラット、時間もトータルで2時間48分、ここも2回逆で打ってしまうと順打ちはしたくなくなってしまいます。