7時15分姫路港発のフェリーに乗り込みます、
8寺55分福田港着。初日の歩行距離は23kmですがこの時間からなのでかなり慌ただしくなると思います。
国道に出てすぐ橋を渡る、
橋を渡ってすぐ右に折れる、
川沿いに80m進んで最初の橋の所で左折、
左折したところ、
80m進んでここで赤線の道に合流、赤線はこの右から来て右折します、
さらに200m進んだところで最初の矢印を発見、ほとんど色が消えかけている、それくらい前から小豆島にも保存協力会の人が来ている、
ちょっと登っていきます、
国道よりちょっと高いところを歩いています、
下って国道に合流、ここから3kmほど国道を行きます。
島内は大体こういう感じでバスが走っているので宿のないところで区切っても問題ありません、バス料金は最長でも300円、
右側の崖が工事中で片側通行、
上陸した福田港を望む、
小豆島でも家島以上の採石が行われていることは知らなかった、主に島の北東部分、人口の少ないところで行われています。
歩き始めて40分、当浜の集落が見えてきました、最初の札所があるはずです。
橋を渡って、
すぐ右折、
右折するところに矢印、
この黄色い矢印が一番多かったかもしれません、ずいぶん助けてもらいました。
足元の手形の道しるべも要所に見られます、
当浜庵が見えてきたようです、
9時45分、福田港から44分で86番当浜庵に到着しました、ほぼ国道だったのですが多少のアップダウンがあって時速6kmはでませんでした。
9時52分出発、なにぶん札所が多いのでどれくらいゆっくりしていいのかよく分からない、初日は歩き始めの時間が遅いのでできるだけ詰めてお参りしていくつもりです。
当浜庵から国道へ向かう、
1分ほどで国道に合流、
当浜庵から22分で次の集落が見えてきました、87番はあの中にあるはず、
86番から2.6kmを26分、10時18分に87番海庭庵に到着しました、ちょうど3人の女性がお参りを終えたところ、服装荷物からして巡礼ではなく地元の方のようでした。
87番を10路27分に出発、納経所のない堂庵では大師堂がないのでお参りは1回なので10分前後で一通りのことができます。納経所のあるお寺でも大師堂が別にあるお寺は多くなかったです。
87番から15分、次の集落が見えてきました。
集落の入口に88番が見えてきました。
87番から2.1kmを20分、88番楠霊庵に到着です。
88番の次は12番、小豆島では札所が順番に並んではいません、港も各所にあるから打ち始めの札所もまちまちになります。だからこちらの88番は大窪寺のような意味のあるお寺にはなっていません、
納め札入れはほとんど木箱、線香ろうそくもほとんどの札所にありました。
10路54分に出発、次の札所までは峠越えの山道があります。
88番から5分で山道の入口が見えてきました。
距離表示を見ると霊場会の案内図より500m長くなっています。
登り始めはきれいな階段、
左に登ってすぐ右へ、
山道へ入っていくようです、
まだ130mですが4分かかっています、まだ序盤中の序盤、
登り始めて11分、広くて平らな所に出てきたけれど峠はまだ先、
400mを7分かかっているの時速3kmちょっと、
手すりがあります、
下りの手すりがあるからここが峠か、400mを10分かかったからじそくは2.4km。登り始めからの平均時速は3km、しっかりした山登りです。
下ります、
フラッシュオフにするとブレブレ、
峠から12分下るとイノシシ防護柵、紐でしっかり3ヶ所結んでいるので,ほどくのに結構時間がかかりました。
柵を出ればまもなく里です、
登り始めから40分で山を越えました。
三叉路は真ん中の細い道を行く、
もちろん矢印もあります、
この道、
88番から48分かかって12番岡の坊に到着です。時刻は11時44分。
岡ノ坊から50m南下すると3日目に泊まるひろきや旅館の前を通ります、岡ノ坊からは西の方へ行くのが赤線の道ですがこちらの方が少し近道なので南へ、でも結果的には道を外して遠回りになってしまいました。
岡ノ坊から200mで国道を横断します、88番からの山道を回避すると左の方からこの交差点に来ることになります。京阪神から姫路港に来る人は9時45分の船に乗ることになって初日は半日しか歩けないのでほとんどの人がひろきやで泊まることになります。東京、名古屋方面から深夜バス、新幹線で来る人も同様です。神戸からのフェリーは1日に3本、時間もかかるので効率は悪くなります。
国道を数m左へ行くと右折して川沿いを南へ、
150m進んで橋を渡って左側の道へ、
橋を渡って400m来たところで左の道に入るのですが、そのまま真っ直ぐ行ってしまいました、500mほど余分に歩いてしまいました、赤線の道を来ていれば迷いようがなかった。
よく探せば矢印もありました、
200m進んで左折、このあたりで初めて醤油の香り、突き当たりはその名も「島の香」
向こうに見える坂道の上が次の札所、
島の香から100m、岡ノ坊から1.1km、ぼくは1.6km、19分かかって11番観音堂に到着しました。
12時20分、次の札所に向けて出発、距離は1km。
200mほどで水路沿いの道に出る、
観音堂から9分、左の細い道を上がる、
矢印もあります。
観音堂から11分、
9番庚申堂へ上がっていきます、
12時40分、次の札所に向けて出発、さらに短く400mです
階段を下りてすぐ突き当たって左へ、
左折するとすぐ川沿いの道に出る、
右折してすぐ前の橋を渡る、
橋を渡ると二またですが左の太い方の道を200mほど進むと次の札所の塀が見えてくる。
右折して塀沿いの道。
庚申堂から5分で、8番札所常光寺に到着です。
初めての納経をしてもらいます。7ヶ所、450円です。300円払えば真筆もしてもらえると聞いていたのですが、自分で押すところもあったしその用意をしているところは少なかったように思います。つまり白紙の納経帳を持っていくのは意味がないと、
②へ続く
Unknown(靴の寅さん) 2018-11-14 10:27:49
原田さん、こんにちは。
小豆島は大変ね。きつそうです。
わたくしも小豆島へんろ、以前にはじめましたが
24番安養寺さんまで、安養寺さんはお寺に数匹
犬がつながれているお寺。安養寺さんには
たくさんお世話になり仲良くなりました。
安養寺様にはもう十回くらい行きました。
わたくしの一番好きな映画は「二十四の瞳」です。
戦争場面が出てこない反戦映画です。
高峰秀子の大石先生の涙をぬぐう姿がすばらしい。
映画の時代背景がおいらの小さい時、貧乏で過ごしたころとほぼ一致します。
泣きたいときは「二十四の瞳」を見てオイオイ
一人で泣いています。
8番を出ると2番札所に向かう自動車道に出ますが、歩きはその前に7番があります。
50m東へ進んで右折、
右折すると登り坂、
右折して80m、登りきったところに7番札所、
定光寺から1分42秒で7番向庵に到着、札所間の距離で一番短いと思いましたが、まだ短いところがありました。
向庵からは赤線は自動車道ですが矢印は階段、矢印の方が近道なので階段を下ります、時刻は13時10分、次は山登りです。
階段を下りるとすぐ左折、水路沿いの道はすでに登り始めています。
向庵から4分で右の山道に入っていきます、
九丁と書いてありますがあまり信用しません、信用したところでどれくらいの山道か分からないので時間の予想はつかない。
大きな砂防ダムの脇を抜けていく、
山道に入って15分で林道が見えました、ここは横断してもう少し山道が続くはずだと分かっています。
林道は舗装道だと思っていましたが地道でした。横断してまだまだ厳しい登りが続く。
林道を横断して4分で自動車道に出てきました、山道は20分、でもこの自動車道もまだまだ登るかも、
自動車道に上がって右の登り方面へ、
暑さのせいか山道で体力を消耗、自動車道に上がってもあまり調子が上がりません。
自動車道を9分進むと、再び山道へ、
短絡路山道を5分ほど登って、広いところに出てきました、
碁石山はさらに登る、
巨大なお大師さんの前を通って、
鳥居を抜けて、
さらに登る、
こちらは昔の登り口、鳥居の上が本堂ですが崖登りみたいなのでこちらに新しい階段ができたみたい、
本堂の前を通って少し先に
不動明王さんが、
本堂の横から一番高いところに小さなお社が見えました、こちらが碁石山の頂上かと思いましたが、地図を見直すともう少し離れたさらに高いところに頂上がありました、頂上430m、こちらは350mほどではないかと思われます。
稚児大師の像です。
下の自動車道に合流、赤線は自動車道をここまで来てここから登っていく、距離は遠回りだけど時間的には山道より早いかもしれません、
自動車道に下りてくると、すぐ1番の門柱のようなものが、2番から1番までの距離は300mとなっています。
100mも進まず1番の建物が、
碁石山の本堂から4分半で1番洞雲山に到着です。
入口に鐘楼、
こちらが本堂ではありません、
岩屋の中にお社が、
手前の大きな燭台の奥に夏至観音、岩屋の社には登らずこちらの前で般若心経をあげさせてもらいました。
洞雲山から自動車道600mを6分で3番奥の院隼山に到着しました、
入口の所から建物が見えて本堂かと思ったのですが、本堂はさらに奥にありました。
西国33観音が出迎えてくれます、できたばかりという感じの新しさ美しさ。
こちらが本堂です、
本堂の手前に少し前まで人が暮らしていたと思える住居があったのですが、今は完全に無住のようでした。
14時36分、舗装道を街へ下っていきます、次の3番札所まで1.6kmです。
分岐点もあるのですがまず迷わない、
奥の院から14分で、自動車道を離れて短絡路へ、
結構草が、
3分で出口、
舗装道に出てまたすぐ短絡路、ぼくの持ってる地図にはないけど矢印に従います、
階段を下りて、
1分ちょっとで舗装道へ、矢印に従いますが、こちらの道はたぶん赤線ではないという感じ、
最後の短絡路は入れなかった、
奥の院から25分、15時02分、3番観音寺に到着です。
1段高いところにあります。
本日2回目の納経、納経してくれた女性としばらくお話、こちらでは納経所は忙しくないのでほとんどの納経所で一言二言喋ったり、道を教えて貰ったり、お接待を頂いたりしました、お遍路さんと出会うことは少ないのですが、こういうところが小豆島はやさしいということに繋がっているのかもしれません。
15時19分、宿に向かって出発です。途中4番札所があってお参りする予定でしたが思ったより時間が押したので明日にすることにします、明日も打ち戻りのその前を通ります。
観音寺を出て50mで左折、
左折したところ、道なりに200mで県道に出るはずです。
県道に出ます、
県道です。
県道に出て7分でヘアピンカーブの短絡路に入ります。
1分ほどで県道に出ます、
県道に出たところ、古江庵はもうすぐ先、
短絡路を出て1.5km、5番6番へ向かう遍路道は左ですが、宿が右の自動車遍路道沿いにあるので右へ進む、宿まであと1.8km。
二十四の瞳 岬の分教場 映画村 観光客も皆この道を行きます。
16時6分、本日の宿センゲストハウスに到着、県道から50段ほど上ります。
上がる前に内海湾の向こう、オリーブ園方面を撮影、ゲストハウスにはこの下にプライベートビーチがあって海遊びもできるそうです、お遍路はそんな余裕はありませんが。
泉ゲストハウスはテキサス出身のマットさんと香川県出身ののりこさんのご夫婦が経営されています。半年前まで道後で6年半同じ名前のゲストハウスをされていました、ぼくは4年前にお世話になりました。今回ネットで予約を入れたときぼくの名前にかすかに記憶があったと言われました。二人が出会ったのはお遍路がきっかけ、マットさんは四国だけでなくスペインなど海外の巡礼も経験してきたそうです、2年前に娘さんが生まれたのをきっかけにもっと自然の多いところでのびのび育てたい、そして自分たちももっと思うようにGHを作り上げたいということでこちらに移ってこられました、もちろん小豆島の自然や文化にも大いに魅せられた。
道後にいるときは経験を生かしてお遍路さんへのアドバイスをしていましたが、こちらでも小豆島遍路のことを多くの人に知ってもらいたいと、活動されています。旧い遍路道の探索やへんろ地図を作るために四国の英語の地図を作られた松下さんを招待して助言してもらったりしています。その時の松下さんのフェイスブックの投稿を見てこちらに移ってきたことを知りました。
お久しぶりです、とのりこさんに出迎えられて、オフィスと称されているダイニングに面したデッキへ通されました、パラソル付きのデスクと椅子のセットが二組、ここで景色を楽しみながら夕食をしたりお茶をしたりもできます。ぼくの作ってきた地図を見せたら大いに感心してくれました、へんろ地図に赤線が付いていない道を今日探索してきたばかりで、教えて貰いました。28番札所へ向かう旧遍路道、こちらは少し登るし遠回りにもなるので赤線はないのですが、昔の28番は今の海岸の近くではなくて山の中にあったのでこちらが普通の近道だった、雰囲気もいいし自動車も通らないのでおすすめです、もう一つは58番から59番へ向かう道、こちらも海岸線の県道を避けて一段高い道を行く、自動車道でアップダウンも少ないし車もほとんど来ないので歩きやすいということでした。
ぼくの部屋は4人用のドミトリー、道後では和室の相部屋でしきりもなくて23時くらいまで電灯がついてよく眠れなかったのですが、こちらではきっちり区切られた2段ベッドでカーテンを引けば灯りがついていても問題なく眠ることができました。枕元にザックやその他の荷物もおけるスペースも十分、別にロッカーも用意されています。
同宿の3人はいずれも外国の人で、女性2人、男性1人、いずれも30代までの若い人、男性は7週間かけて日本のいろんな所を巡っている、でもその一つに小豆島が入っているというのはよく分からない、そういう番組が好きでよく見るけれど外国人の人気スポットに小豆島が採り上げられたのを一度も見たことがなかった、瀬戸内海にはアートの島や猫の島やウサギの島があって外国人にすごく人気があるのは知っていたけれど、小豆島には何を求めてきたのだろうとちょっと首をひねる。
- Unknown (日傘)
- 2018-11-19 12:18:31
- 小豆島巡礼始められたのですね!毎回Walker'sさんのブログを拝見すると、細かな下調べをされていてほんとにすごいなぁと思っています。
記事楽しみにしております。
- Unknown (walker's)
- 2018-11-20 08:03:30
- 予備知識を入れすぎるのも、せっかく初めての島遍路で新鮮みがうすれるのでは、とも思ったのですが、とにかく1日に巡る札所の数が多くて、迷ってはいられないだろうというのが先にありました。でも四国に比べて短いとはいえ140kmの道程を全部頭の中に入れることなどできず、所々で思い違いや勘違いもあってしっかり初めてらしいお遍路も味わったりしました、もちろんそれもまたよしという感じで全部受け入れます。ぼくは6日だったのですが、やっぱり忙しすぎる感じは否めません。理想をいえば8日間(フェリーの時間があるので正確には7日半)で巡るのがよりゆっくりたっぷり味わえると歩きながら思っていました。仕事の関係で四国遍路を区切りでしか巡れないという人が多いですが、そういう人たちにとても良い巡礼ではないかとも思いました。短い期間でも盛りだくさん、毎日300m級の山登りと海沿いの道が楽しめます。お遍路さんとの出逢いは少ないけれどほとんどの納経所でお話しできます。
泉ゲストハウスを6時19分に出発、県道を16分歩くと、
に到着しましたが、当然朝が早いので入館できません。
こちらが岬の分教場、無理に入ろうと思えば入れたのですが、一応閉館中なので門の外から撮影、ぼくのイメージと周りの感じが大部違っていました、映画はまた別の所で撮影されたかもしれない、入館できないので詳しいところは分からないまま、
二十四の瞳館の横から6番札所の方へ入っていきます、
これは5番、6番を打って県道で打ち戻る人のための矢印、
県道を左に折れたところ、
1分ちょっとで6番田ノ浦庵に到着です。時刻は6時40分、ここは納経所がないから大丈夫です、
6時48分、5番に向かって山道に入ります、出てすぐ右の方にも赤線の道がありますが、左の山道を行きます。
左折するとすぐ防護柵、
倒竹でけっこう荒れています、
24分で峠に出てきたようです、
峠から12分、かなりしっかりした急坂を下って下界が見えてきました、
まだもう少し下る、
ぼくは5番が後回しになったので、この手前で少し迷いました、先に打つ人と後から打つ人のための2種類の矢印が同じ所にあって、その意味が分からず行きすぎてしまいました。
田ノ浦庵から42分で5番堀越庵に到着です、この間2kmなので時速3kmは出ていませんでした、下りもかなり慎重さが必要な山道です。
堀越庵を7時39分に出発、2分で海岸線の道に、
逆光でほとんど見えませんが、最初泊まる予定だったきらく荘です、のりこさんもすごくいい宿だといっていましたがご高齢でときどき休業することもあるのだとか、
堀越庵から18分、4番札所が見えてきました、
7時59分、4番古江庵に到着、この間時速はちょうど6km。
古江庵から県道を900m、9分で10番西照庵に到着です、本当に気をつけていないと行き過ぎてしまいそうな佇まいです。
10番を出ると、県道沿いには醤油会社がずらり、一番有名なマルキンは道の両側を占めています。
マルキンの600mほど先にコンビニ、予定通り昼食と明日の朝食を調達します。
10番から1.5km、大きな二またを右へ、
二またから300mで右折、国道に入ります、
国道に入ったところ、
国道を400m進んだところで国道は直角に右折れ、ぼくはここを真っ直ぐ進んで国道を離れます。
交差点に道標、
150m進んで右折、橋を渡ります。
川の右沿いの道を200m北上すると次の札所が見えてきました。
9時ちょうど、10番札所から2.6kmを27分で13番栄光寺に到着です。
車遍路の数人がお参りを終えたところ、本日最初の納経所です。
庭掃除と植木の世話をしている人が今日のマツコで寒霞渓が出ると盛んに話していました。マツコの知らないロープウェイの世界、でしたが、疲れて眠ってしまいました。
9時30分、14番に向けて出発、栄光寺の東脇の道を北上、山登りの始まりです。
13番から2分、前方の白い壁は粟地ダム、稜線のすぐしたに道路を確認、あそこまで登ることは覚悟しています。
13番から5分、ダムが目の前、
13番から9分でダムの上に登ってきました、
13番から24分、粟地ダムの二つ上のダムの横を通る、
100m先で橋を渡って反対側へ、ずっと広めの舗装道、でも休み所がなくてきつい。
13番から32分、地道が現れる、部分的にコンクリートも敷かれています、
すぐ舗装道、
この距離表示が正しければ、ここまで2.6kmを33分、時速は4.8km、
ここからが本当の山登りという感じ、
この550mは11分、時速3km、
県道のガードレールが見える、この400mは10分、時速は2.4km、後になればなるほど険しくなる山道。
県道に上がればすぐ14番です。
14番清滝山、13番から3.6kmを56分、昨日の碁石山に比べて距離は倍、時間は1.5倍、こういう登りは四国でもあまりないのでかなり疲れました。
10時29分、本堂前に辿り着く、
ダムの手前で見ていた山の上のすぐしたまで登ってきていた。
鎖場がありましたが登る余裕はありませんでした、
天気はよかったけれどその分暑い、週間予報は大はずれ、正面奥の右側の山の真ん中あたりに今日出てきた泉ゲストハウスがあります。4寺間で歩いてこんなに遠くまで来てしまうなんて、自分でも不思議な感じ。
一番高いところが昨日登った碁石山、ぼくが登ったところは頂上から50m以上低いところですが、
お大師さんに見送られて10時42分次の札所へ発ちます、
県道を3km、30分歩いて20番札所仏ヶ滝に到着です。お参りを終えて休憩していたら世話をしている女性が上がってきて、掃除したばっかりなのに桜の葉がまたたいへん、と言いながらお堂の中に入っていきました。
11時40分に20番を出発、県道を2分進むと、18番への分岐が見えました。
18番への急な登り口、
10°以上はあるかと思える急坂、
20番から900mを14分、18番札所石門洞に到着です。岸壁にへばりついたような本堂に上がっていきます。
②へ続く
写真ではよく分かりませんが、これが石門、真ん中の白いところが大岩盤をくりぬいた形になっています、トンネルを抜ける階段がジグザグに確認できます。それに続く遊歩道をさらに進めばロープウェイの山頂駅まで行くことができます、石門は本堂の左側に続く岩盤です。
12時04分に石門洞を出発、10分で県道の交差点に打ち戻ってきました。
交差点から左へ下りていく細い道に入ります。
細い道を10分、県道が見えてきました、この間制服を着た3人組に追い抜かれてグングン離されてしまいました。一人は女性でしたが駆け下るという感じ、あそこまでの動きはとてもとても。
県道に合流します。
県道を10分進んで信号の交差点を左折します、
左折したところ、ぼくの地図ではこのあたり4軒の旅館がかたまっているのですが、何軒かは廃業している感じです。
石門道を指す道しるべ、昔は清滝山から石門道への県道ハイウェイがなかったから、清滝山に登った後一旦打ち戻って山を下ってここからまた石門洞へ登るということだったかもしれません。そういうことであればこのあたりで区切るお遍路さんも多くて宿が繁盛したのも頷けます。
ちょっとした丘を越えるようです。右折する迂回路もあります。
急な登り口、
3分ほどで峠に、
峠から2分で里に下りてきました、
橋を渡って突き当たって右折、
右折したところ、
50mで左折、
矢印も確認して
左折したところ、
あと少し、
見えてきました、
石門洞から3.4kmを45分かかって一の谷庵に到着です。
休み所に次の札所に向かう矢印もあります。少し前まではお茶のお接待もしていたようですが、今はありません、出も流し台の水道で水の補給ができました。
13時20分、16番に向かって出発、左に出るとすぐ平らな山道です。
こういう道なのでぼくの地図には記されていない、
こういうところもあります、
この手前の分岐で反対側に行って少し迷いました、よく見れば道しるべはありました。
迷ったので700mを10分かかりました。
13時30分、16番札所極楽寺に到着です、本日2回目の納経所です。
本堂です、納経所で次の札所に向かう山道の入り口を尋ねると、丁寧に教えてくれました、イノシシに気をつけてと最後に一言、防護柵といい、山道の多さといい、ふつうのことみたいです。
お大師さんに見送られて13時43分出発、
南に見える建物の所を左折して、
お墓の中を上がっていきます。
お墓を抜けるとちゃんとした山道、16番から5分で峠です。
峠から4分でここまで下りてきました、
すぐまた地道に入る、
16番から10分で山を越えました。
舗装道に出て左折したところ、
40mほど進んで右折して橋を渡る、
矢印、
50m進んで突き当たって左折、
左折したところ、すぐ右折、
右折すると突き当たりが大師堂です。
16番から600mを11分で15番札所大師堂に到着です、18番石門洞から17番、16番、15番と逆打ちになりますが、山のハイウェイがなかった頃はみんな順番通りに巡っていたはずです。
ゆっくりしたいところですが、時刻は14時、まだ札所が6ヶ所あるのでそうもしていられません。
21番に向かって一旦南下します。
川沿いの道を南下、
右折するポイントを130m行き過ぎてここで右折してしまいました。ここまでの川沿いの道には赤線がないから、右折ポイントにも矢印がなかったようです、赤線の道だとちょっとだけ遠回りになるのですが結果的にそれ以上の遠回りをしてしまいました。
違う道を右折したところ、少し歩いておかしいと思って、北側の道に入っていきました。
赤線の道に合流、
こういう細い道だったので気がつきにくかった、
矢印を確認して一安心、
大師堂から本当なら1.4kmですが、遠回り押してしまったので17ふんかかって21番札所清見寺に到着、本日3回目の納経所です。
本堂です、お参りを終えて14時35分、まだ4.4km、5ヶ所のお参りが残っています。目標の16時はちょっと難しくなっています。
清見寺から西側に100m進むと県道に突き当たって右折、
県道を北上、昔はこれから向かう19番を先に打って21番だったでしょう。だから昔はさっき歩いてきた15番から21番への道は誰も歩かなかったはず。当然古い道しるべは全く見かけませんでした。
県道を300m進んで左折、
左折ポイントに古い道しるべ、石門洞から下ってきた人に見やすい位置にあります、
右折したところ、
橋を渡る、
県道から200mで左折、
左折してすぐそれらしき建物が見えてきます。
清見寺から600mを8分かかって19番札所木下庵に到着です。
14時50分に出発して、クランクを3ヶ所経て5分ほど来たところ、地図の赤線はこのあたりから右の方に行きますが、その道はよく分からないので左の県道に出た方がよいとのりこさんが教えてくれました。実際赤線の道の入り口は皆目見あたりません。
矢印も左、むこうの山のふもとに道があるのかもしれません、
県道に出ました、
県道を200m歩いて右折、
県道を離れた路地に入っていく、
この後ろは神社、赤線は神社の中を抜けてここに出てくるはず、
県道を離れて120m、右折して登っていきます、
思った以上に登ったところが、
22番札所峯山庵です。木下庵から900mを9分半かかりました。
高台になっているので、1枚撮影入江の向こうの山真ん中あたりに今日出てきた泉ゲストハウスがあります。時刻は15時5分、残りはあと3ヶ所です。
階段を下りてきたところ道しるべはここでも赤線とは違うけれど従います、西国でも赤線と矢印が違うときは基本的に矢印の道を行くことにしていました。
庵の南側の路地、
突き当たって左折、すぐ赤線の道に合流、距離はほとんど変わりません。
赤線の道に入って70m、ここで右折、
右折するとすぐ次の札所が見えています、
峯山庵からわずか300m、23番札所本堂です。
15時18分、本堂を出発、宿まであと2.6km、お参りは2ヶ所。
本堂から250m、国道に合流していきます、
国道を500m西へ進んだところで、右の脇道に入ります。日が傾いて進む方向はおおむね逆光です。
脇道の入口の矢印、
よく見れば入江の向こうに泉GHが見えているはずです。
脇道はほぼ道なり、分岐には道しるべがあるから迷うことはない、
本堂から1.7kmを19分、24番札所安養寺に到着です。本日4回目の納経所です。出ていくとき丁寧に次の道順を教えて貰いました。
山門を出たところにも道しるべがあります。
お寺の南側の塀沿いを西へ、
西側の石垣沿いに北へ、
広めの道出ると左折、
西へ、次の札所まで400mですが山道のようです、
広い道路を横断すると山の中へ入っていきます。
登りの始まりですがすでに400m歩いているのでそんなに長い山道ではないはず、
それでも山道は3分ほど、本日最後の札所25番誓願時庵に到着です。時刻は15時53分、宿まで500mだから昨日と同じく16時過ぎには入れます。
庵の奥に次の札所へ続く遍路道があります。
25番からの山道が、写真はぶれてますが、最高に美しくて歩きやすくなっていました。小豆島で一番美しい道でした。四国でもこんな道は歩いたことがない、近所の人が2日にあけず丁寧に清掃を行っていることは明白でした。
美しい山道は4分で舗装道に合流、遍路道は真っ直ぐですが、宿がこの下なので、舗装道を左に下りていきます。
合流したところにあるのが御水の大師、26番の奥の院ですが札所ではありません。
ユースホステルに下っていきます、思ったより急な坂道でした。
16時8分にオリーブユースホステルに到着しました。ドミトリーで予約していたのですが、お客が少ないので同じ値段で8畳の個室に入れてくれました。同宿は60代の外国人男性一人だけでした。夕食付き5028円、次回も泊まりたくなる宿、内装もリーフォームしてきれいでした。
ユースホステルの朝食は7時か7時半から、そんなに遅く出ると予定がこなせそうにないのでコンビニで買ったパンで済ませます。6時32分に出発、歩き始めて9分、少し高いところに出ると、湾の向こうに初日の宿泉ゲストハウスが見えました、二つの白い建物の上の方が泉GHです。あのあたり県道より高い所にあるのは泉だけだからよく分かります。
20m手前で右に折れると27番、
YHから1kmを10分半、順調な出足。
27番札所桜ノ庵に到着、昨日の山道同様、近所の人がきれいにしてくれているのがすぐ分かります、地元の人の寄付できれいに建てかえられている堂庵は本当に多くて実にお参りしやすくて気持ちよかった、今回雨に降られることはなかったけれど、雨の日でも四国の札所よりお参りしやすいところが多かった。四国では雨の日に線香ろうそくに苦労するところがすごく多い。
桜ノ庵を6時55分に出発、1分ちょっとで次の札所が見えてきました、
1分28秒で26番札所阿弥陀寺に到着、札所間の距離でここが一番短い。本日最初の納経所です。今日は納経所が7ヶ所。
本堂です。
大師堂もあります、納経所のあるお寺でも大師堂のないところは意外に多い、7時10分に出発、次の札所まで今日一番の長丁場6.0km。
阿弥陀寺から3分で国道に出て、さらに国道を西に5分進んだところでオリーブ園の風車が見えました。今の小豆島の名所はみんなが魔女の宅急便になれるオリーブ園とエンジェルロード、昔は寒霞渓とくじゃくくらいではなかったか、
オリーブ園の駐車場の所で国道を離れて左折、この手前で赤線は短絡路ですが入り口は分かりませんでした、大して近道にもなっていないようです。
国道を離れて1.1kmで旧遍路道の入口です、のりこさんにお薦めされた道ですが、分岐がいくつかあってややこしそうで時間もかかりそうなので今回は入りませんでした。
昔は28番が山の中にあったのでこちらの道が近道だったようです。3月下旬に歩きます。
分岐点に大きな看板があるのですが、小さなシールをあてにしているので案外気づかなくてここでしばらく迷ってしまいました。こういうのが初心者らしくてかわいいところ。国道を離れて3kmの地点、
さらに1.8km、向こうの山影はさぬき市志度と津田間のあたり、ここが小豆島と四国が一番近いところ。
国道を離れて5kmほどで県道を離れて右折、まもなく次の札所です。
26番から63分かかって28番札所薬師堂に到着です。
薬師堂を8時27分に出発、知り合いのお遍路Sさんは海岸線の県道を大回りされたのですが、ぼくは当然赤線の道で山を越えます、でもここから苦難の連続、ぼくもSさんと同じ道を行けばよかったと一瞬ですが頭をよぎるのでした。読みとれないくらい色が褪せた矢印、
正面が県道の短絡路、上にガードレールが見えています。順調なのはあの上まででした。
短絡路から県道に上がってまもなく左の山道に入るのですが、右側を歩いていて見落としてしまってずいぶん行き過ぎてしまいました、この峠を越えたところまでいって戻って、結局2回峠越え、
これが山道の入口、10分以上余分に歩いています、
左側を気をつけてはいたけれど、思いの外すぐだったので最初は油断をしていたみたい、
山道に入って6分、ここが峠だと思っているのですが、ここですでに道を外していました、30番の方に下りていく山道に入っています。
道らしい道がなくなっていく中で何とか林道に出て下界が見えて安心したところですが、これは30番の近くの集落です、この時点ではまだ気づいていません。
矢印を見つけてほっと一安心、でもこれは30番への矢印、この道を行くお遍路は普通いないはずだからここに矢印があるのもおかしい。
4年後、23年の4月にに歩き直しました。こちらから見られます。
まもなく次の札所だと分かっていますが、まだ29番を飛ばしたことに気づいていません。
札所が見えました。
30番札所正法寺、ここで道を外したことにやっと気づく。今日の札所はあと10ヶ所もあるから引き返すわけには行かない、この時点で日帰りやり直しを決めました。小豆島は路線バスが行き渡っているからのりこさんに教えて貰った旧遍路みちを歩いても余裕で日帰りできます。
このお寺は納経所があるのですが、納経所に人はいなくて呼び鈴を押しても誰も出てこない。あちこちうろうろしても人の気配はなし、仕方ないので納経所の中に入っていくと御朱印ケースの上に自分で押すようにと書いてありました、そんなの外から見えない、外側に貼り紙をしてくれないと、本当に不親切な唯一の納経所です。こういうのは小豆島にはあってほしくなかった、道を外したすぐ後だったので余計残念でした。
30番を9時43分に出発、18分で31番札所誓願時に到着しました、海岸線の県道なので時速は6km、ここにも納経所があります。
本堂だけ少し高いところにあります。
納経所でフルーツ牛乳のお接待を頂きました。コーヒー牛乳はよく飲むのですが、フルーツ牛乳は思い出せないくらい久しぶりです。
31番を10時30分に出発、県道を北上します、
16分で34番保寿寺庵に到着、県道沿いです。
ちょっと階段を登ったところにあります。
34番を11時3分に出発、4分半で32番に到着。
32番札所、愛染寺です。こちらも納経所があります。タクシーで巡っている6人ぐらいのお遍路さんと一緒になりました。
こちらが本堂です。
32番を11時28分に出発、県道を10分ほど歩くとここで右に入ります。
32番から1.3kmを13分で33番長勝寺に到着、納経所の建物を通り抜けてこちらが本堂です。この時は全く知らなかったのですが、昨日12月1日のとことこお遍路会でたいへんなお話を伺いました。実はこの本堂、このお寺で体調を崩されてお寺の方のお世話になって港まで送ってもらった女性、その人が次回ここを訪れたときに本堂の建設費用として13億円(一説には8億円)を寄付したいと申し出があった。それでできたものだそうです。ぼくもここで塩昆布茶のお接待を頂きました。納経所の女性がいうには昔は30人、50人のお遍路さんが列をなしてお参りしていたそうです、そういう古い写真を所々で見かけることもあります。さらに今日これから登る西の瀧の高さを尋ねるとここから見えてますよと、あの山の一番高いところのすぐ下だということでした。
33番を12時05分に出発、県道国道を20分ほど歩いてきたところ、左は小豆島中央高校、ここから右に入る。
右に入ったところ、左側を歩いていたので、ちょっと行き過ぎてしまいました。
国道から4分ほどで40番が見えてきました。
33番から2.4kmを24分で40番札所保安寺に到着、ここにも納経所があります。
ここから1.5kmの山登りが始まります、納経所の人に訊いたら慣れた人で30分から45分で登れるということでした。ということは時速1kmも出ないということ。鶴林寺より厳しい、
12時46分に出発、10分で林道に上がってきました。
舗装道を横断して旧遍路道に入ります。これは舗装道の短絡路で距離は半分くらいになりますが崖登りのような所もあって避ける人も多いようです。
崖登りは10分ほどで舗装道に合流します。右の方の稜線のすぐしたに西の瀧が見えています。
急な舗装道を5分登ると金剛力士のお出迎え、
そしてお大師さん、
41番札所佛谷山に到着、40番から27分半、きつかったけど距離が短かったので想像していたよりは楽だったという感じもあります。
岩屋の中が本堂です、保安寺の納経所の人がぼくのちょっと前に姫路から車でお参りに来られた方がいますよと教えてくれた、その人が目の前にいました。ちょうど住職が来ていていっしょにお勤めをしてくれました。
佛谷山から屋島と八栗がはっきり見えています。
佛谷山を13時35分に出発、アップダウンのあまりない山道を10分で西の瀧に到着しました。
西の瀧の本堂でお参りを終えた頃億から住職が現れました。歩いて西の方から来たというと、展望台があるから登っていくようにと言われました、天気のよい日には瀬戸大橋も見えるのだとか、そして歩いて下るのなら太い舗装道に出たところで横断して遍路道にはいるようにとアドバイス、そのまま太い道を行くとたいへんな遠回りになる。
誰もが感動、西の瀧の階段。14時04分に出発です。本日も残すところあと2.5km、札所は3ヶ所です。ずいぶん時間が余りそうです。
西ノ瀧から14分、住職が注意してくれた太い道に合流、
横断して遍路道へ、当然道しるべもありました。
遍路道をさらに6分、舗装道に出てきました、この道のすぐ下に、次の札所があります。
赤線はすぐに横断しますが、矢印は少し舗装道を行く、どちらも同じくらいの距離、
西ノ瀧から1.3kmを22分かかって、35番札所林庵に到着です。
林庵を14時40分に出発、9分で39番札所松風庵に到着、ここまでの道程で矢印がないところが1ヶ所あったのですが地図を見れば迷うことはありません。
15時00分に松風庵を出発、3分で本日最後の札所38番光明寺に到着しました。
住職が一緒にお勤めをしてくれました。本日7回目の納経もしてくれました。
少し出たところにある中央病院の所で本日の宿ひろきやに電話を入れると通じない、使われていない番号だといわれて、あわてて光明寺に引き返して電話番号を教えて貰いました。最後の二桁をてれこにして登録していました。光明寺の前の駐車場で待つことにしました。
ひろきや旅館は小豆島の遍路宿としてまず名前が挙がる有名な宿です、送迎してくれることも聞いていたので迷わず3日目の宿として予約、今日の区切りポイントの近くにも宿がないではないけれど、初めての小豆島でこの宿は外すべきではない、同宿の方は6人いましたがお遍路でも観光でもなく仕事関係のようでぼくのとメニューが違ったから連泊しているような感じでした。歩き遍路は本当に少なくなったみたいです、3月4月にはそれなりの人数がお参りされるようですが、
こちらは朝食、2食付きで7200円、送迎もあるからこの値段は十分リーズナブル、おみやげにキクラゲ昆布一袋頂きました。
4日目の始まり、ひろきやさんに38番まで送ってもらいます。
38番を6時58分に出発、800mを8分で37番明王寺に到着、同じ境内に36番釈迦堂もあります。
36番は国宝です。
国宝です、
こちらが明王寺の本堂、納経所も本堂の中にあります。ここでの納経は2ヶ所200円なのですが、住職が上のもしとこか、と言って計5ヶ所450円支払いました。意味がよく分からなかったのですが次の札所へ行くと納得できました。
明王寺を7時27分に出発、150mで県道に出て右折、次の札所まで2.8km、今日歩く中では一番長い、やっぱり四国とは全然違う。
県道を北上、次の札所までずっと県道です。
明王寺から26分、このあたりが峠、ちょっとした山越えです。
峠から4分ほどで集落が見えてきました、集落に入るとすぐ次の札所です。
明王寺から33分、県道を離れて右折、
右折すると、札所が見えています。
45番地蔵寺堂です、この右側に藁葺きの家が続いていて、何十年か前までは人が住んでいたはずですが今は完全に無住です、
同じ境内のこちらが43番浄土寺、本堂の前に御朱印が置いてあって自分で押すようになっていました、こちらと同じものが明王寺にもあってしてくれたというわけです、ここの料金箱は空っぽでおおむね明王寺で5ヶ所というのが定着しているようです。
次の札所へは鳥居をくぐって登っていきます。8時20分出発、今日もよく晴れてお遍路日和と言いたいところですが、歩いていると暑い、曇りの方がほんとのお遍路日和などと贅沢なことを言っています。
浄土寺から3分山道を登って防護柵を抜けて舗装道を横断、
さらに4分山道を登ってここから舗装道を左の方へ、
そんなに登っていない舗装道、
浄土寺から12分で次の札所が見えてきました、距離は500mなので時速は3km出ていない、
44番札所湯船山です、今日最初の山岳霊場ですが、今日の山岳霊場は6日間の中でいちばんやさしい、
湯船山からこれから進んでいく土庄方面を望む、
本堂の奥に次の札所への階段があります。8時45分出発、
石段はすぐ左折してさらに下へ、
石段を下りきったところで右折、ぼくの大好きなタイプのへんろみち。
5分で舗装道に出ます、
舗装道になってから結構な登りです、
湯船山から8分、ここから左に入って下り坂、
地図に書いてあるとおり急な下り、
この二または絶対迷う、道しるべはなかった、迷ったあげく右へ、正解でした。
迷い所にこそ矢印が☆けど、
湯船山から1.3kmを14分で47番札所栂尾山に到着です、洞窟の中へ入っていきます、本当に小豆島では毎日岩屋寺があります。
栂尾山からすぐ急な下り坂、手すりがあって安心、小豆島では毎日山登りがありますが、このような手すりのあるところも多い、
栂尾山から500mを5分で次の札所48番毘沙門堂に到着したのですが、写真を撮り忘れてしまいました、真面目にお参りしているので撮影は二の次になります、タイムメモの書き込みもありますし、急坂を下りてきたところに新しい立派な建物がありました、堂庵は納経所もないし無住だけれど、新しくなっているところが多かった、それに反して歩く人が少なくなってきているというのは実に残念、
毘沙門堂を9時19分に出発します。
毘沙門堂から3分、なにやら異様にでかい白いものが、
毘沙門堂から5分で突き当たりの先に次の札所の屋根が見えました、左折します。
毘沙門堂から500mを5分で46番札所多門寺に到着、本日2ヶ所目の納経所です。Sさんのブログで、番外藤原寺(とうげんじ)の御朱印もこちらでするように変更になっていること、そして人がいなくて自分ですることを教えて貰ったのですが、ブザーを押すと女性が出てきてくれました。さらに良かったのはこの山門を出たところに新しいトイレがあったこと、シャワートイレでした。
多門寺の本堂です、
トイレの横のベンチで軽食を摂って15分ほど休憩、10時2分に出発します。
山門を出てすぐ右折、
県道に突き当たって右折します、
しばらく県道を行きます、
県道を10分進むと橋を渡る、昔は橋を渡ってすぐ左折して49番を目指したかもしれないけれど、赤線は先に74番です、赤線の方が500mほど近道のようですが、
橋を渡ると少し登っていきます、
道しるべ、
結構急な登り、
多門寺から1.5kmを16分で74番札所圓満寺に到着です。
本堂です、本日3回目の納経です。
10時30分に出発、70mで県道に出てきます。次の49番のちょっと手前までこの県道を行きます、
橋を渡ったところの県道が左から合流してきます、左の方がへんろみちの雰囲気があるような、
圓満寺から14分、県道を離れて右折、
右折したところ、
圓満寺から1.4kmを14分、49番東林庵に到着です。
東林庵を10時53分に出発、すぐまた県道に出ます。右折して県道を行く。
県道を3分歩いて右折します、
矢印を貼るところがなくて道しるべはなかった。
東林庵から500mを5分、50番遊苦庵に到着です。
遊苦庵を11時08分に出発、県道の北側の細いへんろみち、
山の際のちょっと高いところ、
遊苦庵から600mを6分、54番宝生院に到着、境内に上がったところにあるこの建物が本堂かと思ったのですが、こちらは納経所のある本坊でした。
②へ続く
本坊の前を左の方へ進み右折した奥に54番宝生院の本堂があります。
宝生院の右側に51番宝巾童坊があります。
本坊の前まで戻って今度は右側へ、ものすごいご神木(真柏)の脇を抜tると、
52番旧八幡宮、小豆島では同じ境内に2ヶ所の札所があるお寺が6つありますが3ヶ所あるのはここだけです。
宝生院には大きな休憩所があって、ゆっくり休みました、3つのお参りを含めて1時間ほど滞在しました。12時21分に出発です。
次の札所まで600m、
11分で55番観音堂に到着、
観音堂を12時41分に出発、5分で56番行者堂に到着しました。この間距離は300m。
行者堂を12時57分に出発、土庄の街へ下りていきます。
行者堂から8分で県道まで下りてきました、
大型ショッピングセンターオリーブタウンの横を抜けます、明日の夕方このバス停で降りることになります。
永代橋を渡る、ここが世界一狭い海峡ということらしい、
永代橋から200m、次の信号で左折、オリーブタウンからここまでの道は赤線の道ではありません。赤線は総本院に向かっています、ぼくは明日総本院にお参りです。したがってここに矢印はありません。
左折して150mで58番西光寺です。行者堂から1.2kmを16分で来ました。本堂の撮影は忘れてしまいました、
58番から階段を上がってきたところが58番奥の院誓願の塔です。真新しい三重の塔です。
土庄の街を見下ろすお大師さん、
誓願の塔からこれから進むお墓を見下ろす、のりこさんの話ではあの中を抜けてトンネルの上の高台を越えていくらしい、その道はへんろ地図にはありませんし少し遠回りですがせっかく教えて貰ったので今度は挑戦します。
誓願の塔から58番へ下りていく途中で左の方へ下りていきます。あとから分かったのですが放哉記念館はお墓の脇にありました。
矢印に従っているわけではありませんがお墓の方角がそちらの方向です。
お墓の中に入っていきます。
高台の大きな建物の横まで上がってきました。ホテルのようです。
本来のへんろみちは下に見えている県道です。海の向こうに見えるのは屋島、
ホテルの前から右の方へ。
ホテルを出てすぐ二また、右へ進みます、左へ行くと県道に下りてしまいます。
赤線の道ではないけれど道しるべがありました、こちらが本来のへんろみちだったかもしれません。
谷に架かった大きな橋、これは昔の道ではないなという感じ、
かなり高いところを歩いています、海水浴場の所で県道に合流するはずです。
誓願の塔から20分で県道に合流していきます。
県道を5分ほど歩くと右折して県道を離れます、
まもなく次の札所です。
誓願の塔から2.7kmを30分で59番甘露庵に到着です。
堂庵の多くは扉を開けて中に入って灯明線香をする、中にはベンチもあって休むこともできます、雨の日でも全然苦にならない。
甘露庵を14時21分に出発、1分でまた県道に合流です。
県道に出たところ、
県道を13分歩くと、左の道に入ります、次の札所が近い、
脇道に入ったところ、向こうの岬は讃岐の最北端庵治のあたりか、
県道を離れて3分、この二またも左へ、
道しるべもしっかり、
甘露庵から18分、次の札所が見えてきました。
60番江洞窟、甘露庵から2kmを21分で来ました。海岸ぺりにありますが山岳霊場です。
小豆島霊場のパンフレットにも使われているお大師さんです。
江洞窟を14時49分に出発、本日の札所も残すところ1ヶ所になりました。2分で県道に合流します、
県道を23分歩いて二また、へんろ地図では赤線はそのまま県道ですが道しるべは右の近道、右に入ります。
1日の最後になってかなり疲れたのか、脇道から県道に合流するポイント、県道からまた脇道に入るポイントも撮影できませんでした。
江洞窟から2.7kmを28分で61番浄土庵に到着しました。
これ以上はないだろうという簡素な鐘楼門です。
15時25分に出発、ホテルまで3.5kmです。21ヶ所お参りしてほぼ計算通り、でも歩いているときは全く余裕はないし時間に追われている感じはずっとあります。
15時59分、本日の宿が見えてきました、向こうの三角屋根の白い建物がニューポートです。ここまで余裕がなくて1枚も写真を撮りませんでした。歩いた距離は24kmほどですが、四国で40km歩いたのと同じくらい疲れました。
ホテルニューポートは素泊まりで泊ったのですが、聞いていた通りとても感じの良い宿でした。ホテルだけど和室というのも嬉しかったし、朝も6時過ぎだったけれどパン1個と缶コーヒーのサービスもありました。すごく人気の宿で朝食は20人分のトレイが並んでいました。
6時30分出発、県道を300m戻って、橋を渡ったところで左折、川沿いの道を行きます。
ちょっとおややこしい交差点
鳥居の前を通って、鳥居の下に矢印が見えます。
色あせた矢印、
右折したところ、
ちょっと高いところにあるようです、
宿から900mを12分で、62番大乗殿と63番蓮華庵に到着です。二つの札所が完全につながっています。
向かい側には大師堂と薬師堂が並んでいます。こちらは簡単に真言だけで失礼しました。
63番を6時55分に出発したのですが、早速道を外してしまいました。突き当たって右折してすぐ先の二またを左の方へ入ってしまいました、太い道に入ってやっと間違えたことに気づきました。少し遠回りして四国新聞の前まで来たところ、8分で来るところを12分かかりました。
四国新聞の隣が総本院です。7時07分だったので御朱印は自分でするようになっていました。
道路の反対側から撮影したのですが、木が大きくて建物の感じはよく分かりません。7時21分に出発、
総本院から国道を200m進んでちょっと右に入ると、
少し登ったところが64番松風庵です。
松風庵を7時35分に出発、12分で57番浄源坊に到着です。この間もちょっと道を外しました。中央区民館の手前の三叉路を右の方に進んでしまいました、100mほどですぐ気づいたので大きなロスにはなりませんでしたが。そのあとコンビニでボールペンを買う、昨日の最後にペンをなくしてしまったのでここまでタイムメモが書けなくて記憶に頼るしかなくて、それで写真を撮る余裕がなかった。道を2回外したのもその影響があるかも。
浄源坊を8時06分に出発、600mを6分で65番光明庵に到着です。
庵とはいえ真新しく立派な建物です。庵の中は四国の82番根香寺を思い起こさせるようなものでした。
光明庵から少し階段を下りたところが53番本覚寺です、本日二つ目の納経所です。
人はいましたが御朱印は自分でします。ちょっとわびしい、
本覚寺を8時38分に出発、すぐ県道に出て2.7km海岸沿いの県道を行きます、次の札所まで3.1km、今日の最長区間です。
県道を2.7km来てやっと右折、
やっとへんろみち、
県道を離れて300mで66番等空庵です。本覚寺から3.1kmを31分かかりました。
次の札所まで500mですがこの道が一番ややこしいと地図を見て思っていました。右折の矢印が見えます。
そしてすぐ左折の矢印、
そして右折、
今度は真っ直ぐですが、ここまで打ち戻ってから左の方の道に行くはずです。
右へ、
今度は突き当たって左。
左折すると次の札所が見えてきます、
等空庵から500mを5分で、68番松林寺に到着です。本日3か所目の納経所です。本堂の中に住職がいて僕がお参りを終えるのを見計らって出てきてくれました、納経所は本堂の中、左端にあって、反対側にお接待所が設えてありました、インスタントですがコーヒーもありますので、と住職が促してくれました。
普段毎日4敗コーヒーを飲むので、コーヒーのお接待が一番うれしい、10分ほど休んで9時43分に出発です、
同じ道を打ち戻ってこの三差路を右折、
矢印、道しるべは交差点ごとにあって、地図がなくても迷わない感じ、
くの字に折れて少し上ります、
右のほうに折れていくと、
次の札所です、こちらも新しそう、松林寺から400mを5分かかりました。
67番瑞雲堂の正面です、
そして、どんぐりのお接待、こういうのは四国でも見たことがなくて、しぜんと和みます。
9時57分に出発、Sさんは山側のほうの道を行かれましたが、ぼくは赤線の道を行きます、上のほうの道には矢印があるかどうかわからなかった、
右に折れると細い道、
右に折れる、
右に折れたところ、
まだまだ細い道、
4分ほどで県道に出てきました、
県道を250m進んで右に入ります、気を付けていないとこの矢印は見逃しやすい、
右に入ったところ、
細い道に入っていく、
僕の地図にも載っている九冨商店に突き当たって右折です、
右折したところ、
ちょっと進んだところで左折してちょっと上る、
登っていく、
県道を離れてから300m、瑞雲堂から800mを10分かかって69番瑠璃堂に到着です、
瑠璃堂で少し休憩、10時26分に出発です、これから山越えのヘアピンカーブです、
山越えの道から北側の海が見えました、向こうの陸はもちろん岡山県、
峠を越えてまっすぐな下り、
ここで左へ入るかと思ったのですがまだまだまっすぐ
②へ続く
突き当たって左折、
右へ行けば少し前にお参りした松林寺につながっています。
左折したところ、
瑠璃堂から1.7kmを18分で70番長勝寺に到着です。
本日4ヶ所目の納経所です、住職の奥さんがしてくれたのですが、しばらくお話しできました。住職は近所の人を連れて度々四国遍路や小豆島も巡るのですが自分は留守番でほとんどどちらも巡ったことがなかったけれど、昨年やっと車で四国を巡った、沖縄から来ている若い女性が足を痛めていたので車で一緒に巡ったと話してくれました。この時季歩いている人は少ないですかと訊くと、昨日は二人いたけど1日に一人いるかいないかという感じだそうです。3月4月連休はもっと多くはなるということでした。
11時03分長松寺を出発、4分で山道に入っていきます、
2分ほどで舗装道に上がってきました、
右の方に行きます、
舗装道を1kmちょっと進むと突き当たって、左折します。
さらに800mで八坂神社の前の交差点、ここを右折します。今日は21ヶ所なので八坂神社にお参りする余裕はありませんでした。
右折する道、すぐ左の方へ曲がっていきます。
長勝寺から2.5kmを28分で71番滝ノ宮堂に到着です。
こちらのお堂も新しくてきれい、11時50分に出発、次はいよいよ小豆島一番の難所です、(Sさんのブログによれば)
200mほどで右の方へ上がっていきます、
笠瀧不動明王道、小豆島で一番有名な札所でもあります、ぼくが四国を歩く以前にこの札所だけはテレビで見ていた。
まだ舗装道、
左折して、すぐ右の方へ入るようです、
道しるべに従って、
山道に入っていきます、坂は緩やか、
ちょっと急になって手すりも
滝ノ宮堂から10分で、峠かというところ、Sさんのブログでは登りきった後の下りが怖いということですが
やや平坦なところに出てきました、
これだけ山深いところでも海が見えるというのが島遍路ならでは、
祠のようなものがありますがこちらは札所ではありません、
すごいところを手すりに従って下りていきます、Sさんがこわいといっていたのはこの後、手すりもなくなって道なき道、写真を撮る余裕など全くないほど、
峠だと思われたところから11分でなんとか難所を乗り越えました、
滝ノ宮堂から800mを21分かかって、72番奥の院笠ヶ瀧の下までやってきました。ここからがテレビで見た崖登り、
写真ではこのすごさは全然伝わりません、手すりや鎖が整備されていても何ともいえない圧迫感があります、女体山や捨身ヶ嶽禅定とはまた違う感覚です。
笠ヶ滝のお堂の中は撮影不可、お堂を出てきた所から南側の海を望む、
これから下って歩くであろう平地、左の方へ進んでいきます、
お堂を一旦下って右の方に出て、またこの崖をそろりそろりと下ってきました、鎖はあるけど足場も安定しないから必要以上に緊張しました。
鎖場の崖のあとは長い長い石段があってようやく平地に下りてほっとしたところ、笠ヶ滝を体験してまず思ったのは、来年のせりわりはもう大丈夫、そんなに畏れることはないだろうと、それくらい四国では味わったことのない本当の難所でした、
太い舗装道から左の細い道へ、次の札所の屋根が見えています、
笠ヶ滝から500mを5分で72番滝湖寺に到着です、階段の短絡路はもっと短いかもしれません、あの下りを時速6kmで行けるわけがない。
滝湖寺の本堂の前から笠ヶ滝がくっきり見えています、頂上の右下の建物です、本日5ヶ所目の納経所です、
滝湖寺を12時56分に出発、500mを5分で73番救世堂に到着です。
救世堂を13時08分に出発、右手の県道を見下ろしながら北へ進みます。
地図を見ているときにはこういう起伏のある高原だとは思っていなかった、
最後のところで、きれいに道を外して右往左往、赤線とは別の道で近所の人に道を尋ねてやっと75番大聖寺に到着です。1.2kmを22分もかかってしまいました。本日6ヶ所目の納経所です。
大聖寺を13時41分に出発、300mで県道に出て、県道を200mすすんで右の道に入るところ、
県道を離れて200m、右の道に上がればすぐ次の札所です、
大聖寺から700mを6分半で76番奥の院三暁庵に到着しました。
三暁庵を13時56分に出発、9分歩いて打ち戻りの交差点までやってきました、ここから右の方に行ってまたここまで戻ってくる、
交差点の道しるべ、先に77番へ行く、
右折したところ、
交差点から2分ほど、三暁庵から1.1kmを12分で77番歓喜寺に到着です、
本日7ヶ所目の納経です、
歓喜寺を14時18分に出発、900mを9分で76番金剛寺に到着です。打ち戻りの所からほぼ北へ真っ直ぐの道、
金剛寺の本堂、本日8ヶ所目の納経、
14時37分に出発、金剛寺からの道はちょっとややこしい道が続くのですが、写真は撮りませんでした、余裕がなくなっています、笠ヶ滝越えて20ヶ所の札所、大聖寺では道も外して、時間の余裕はあるけど精神的に限界だったかも、
11分でバス停見目に到着して時刻表を確認、やはり15時台の便はなくて1時間以上待ち時間があったので番外藤原寺に向かいました。
バス停から2分ほどで番外です、
14時56分、番外藤原寺です、以前は納経所がありましたが今は無住で74番でしてもらうことになっています。
バスは土庄港まで行かずオリーブタウンで左折して池田港方面へ、最後の宿は土庄港の近くの大師の宿、オリーブタウンから1.2kmほど歩きます。お遍路プランの夕食は松竹梅自由選択制、ぼくは竹を選択、それでもかなりなものでした。右上はうどん鍋、このうどんが何ともいえない歯ごたえですごく美味しい。この歯切れの良さがさぬきうどん本来のこしだとしたら、それは天下一だと言えるものでしょう。うどんを食べて楽しいと思ったのは初めてです。夕食付きで5940円、部屋は三番館ビジネスホテルですがこちらも和室でくつろげました。今回泊まった5つの宿で一番気に入りました。
見目に向かうバスは始発だけ土庄港から出るので、オリーブタウンまで歩かなくてもよい、6時40分に見目に到着、
14分で小海のバス停まで来ました、当初の計画ではここで区切るはずだった、
バス停のすぐ先で県道を離れて右折、右折したところがすぐ二またになっていて左の細い道に行くのが正解なのに何を血迷ったか右の方へずんずん登っていきました、1km以上登って、これはおかしいと引き返しました、道しるべも見ていたのですがよく確かめず右を指していると判断してしまいました、引き返して見直すとちゃんと左を指しているのでした、最後の日になって一番大きなミス、まあこれが初めての遍路というものでしょう。
2.1kmを48分かかって78番雲胡庵に到着です、2km半も余分に歩いてしまいました、時間の余裕はあるのでそんなに焦ってはいませんが、
雲胡庵の本堂です、こちらも新しい、
雲胡庵を7時35分に出発、5分で県道に合流していきます、
県道を30分歩いて79番薬師庵に到着しました、こちらは県道沿いにあります。
薬師庵です、今日も快晴、ありがたいけど歩いていると暑い、最高気温は6日とも22℃前後だったのですが陽射しがあるとちょっと辛い歩きでした。
薬師庵を8寺20分に出発、県道を11分歩いて右に入ります、もう大部の町に入っています。
薬師庵から12分で80番観音寺に到着、境内に上がっていくと早速住職が声をかけてくれて、一緒にお勤めしてくれる、大きなろうそくに火をつけてろうそく代100円払わされる、納経では予定にない番外の御朱印も押して50円余分に払うことになりました、うどんのお接待はあったのですが、150円でうどんを食べさせられたという感じで、なんだか腑に落ちないまま寺をあとにしました、余裕がなくて本堂の撮影もできませんでした。
9時00分に観音寺を出発、21分県道を歩いて右折ポイントまで来ました、ここまでの道程は大学時代の合宿で来たときも歩きました、前のポールに矢印があったのですが赤線の道はもう一つ先だったようです。
右折して山登りの始まりです、
4分で本格的な参道の入口です、
観音寺で聞いていたとおり1時間くらいで行ける感じです、ここから時速3kmで登ったとして、
ここにもイノシシの防護柵、もう慣れました。
一旦舗装道に出てきました、県道を右折してから12分です、
舗装道は1分、Sさんは回避した山道に入っていきます、
厳しい登りだけれど、足場は比較的しっかりしていて登りにくいというわけでもない、下りはちょっとこわいかもしれないけれど下りは舗装道で行くつもり、
7分で舗装道を横断してまた山道に入ります、
あと18分だとここでは思っています、観音寺からだとここまで42分、
この300mは8分かかりました、時速3km出ていない、
舗装道を横断してから15分、山道に入ってから22分で舗装道に上がってきました、まだまだ登るはず、
すぐ石段が待っています、
行く手が確認できないほどの石段、四国別格15番箸蔵寺を想起させます、
石段を3分登って鐘楼門をくぐる、
舗装道に上がってきました、
さらに山門、さらに石段が待っています、
二つ目の山門を抜けるとさらに石段、その先には鎖場の崖登りが待っています、これは昨日の笠ヶ瀧以上ではないか、
最後の崖登り、手すりもありますがここまでたっぷり汗をかいたので、
右側の階段で登ります、観音寺から59分で81番恵門の滝に到着しました、肝心のお堂の写真は撮り忘れてしまいました、前の写真に土台だけ写っていますが、本当に最後の最後まで岩屋寺です。小豆島の山岳霊場は14ヶ所です、
堂内に上がっていくと住職とお手伝いに来ている男性がいてまずお茶のお接待、しばらくその男性とお話ししました。歩きの人は1週間に3~4人くらいではないか、ということでした。
お参りを終えて石段の一番下まで下りてくると、ちょうどその男性が軽トラで下りてきて乗って行きなさいと盛んに誘う、むげにするのも大人げないと思い乗せてもらうことにしました。朝一で2km以上余分に歩いたから差し引きゼロでもあるし、
県道に出たところまで乗せてもらいました、
ぼくはこの後の82番に向かう山道の入口を完全に思い込みで間違って把握していました、地図を全然見ていなかった。入口は県道に出てこの少し先なのに、県道に出る手前だと思いこんでここまで出てしまってもう入れないと諦めていました。それで、ここではもうずっと県道で行くと決心しています。ただいま10時38分、県道の距離は測っていないからどれくらいかかるか全く分かりません。
県道を歩き始めます、
4年後にやっと82番への山越えの道を歩き直すことができました。こちらから見ることができます。
6日間本当によく晴れました、曇ったのは4日目と5日目の午後だけ、
県道を歩くこと68分、やっとダムが見えました、本当ならあの横から下りてくるはずだった。
76分歩いてやっと県道を離れます、右折して300mほどで次の札所です。
右折したところ、
12時10分、82番吉田庵に到着しました、
吉田庵から最後の峠越えです、実のところこんなにすごい山越えだとは思っていませんでした、吉田庵を出て12分ほど進んだところです、
18分でかなりなところまで登ってきました、峠はまだのようですが、ふり返って吉田の集落を眺めています、
前の写真から7分、まもなく峠です、
1分で峠です、
下りの山道もけわしくてひざにくる道が続きました、これは札所のすぐ手前の家です、巡ったのは四国でしょうか小豆島でしょうか、
吉田庵から2.4kmを42分かかって83番福田庵に到着です、ただいま13時ジャスト、13時15分のフェリーにはやはり間に合いませんでした、県道は思った以上に遠回りだった、
稜線の低くなっているところがさっき越えてきた峠、思った以上にすごい山登りでした、
福田庵を13時16分に出発、4分で次の札所のすぐ手前までやってきました、最後の防護柵を抜けます。
最後の札所、最後の納経所でお大師さんのお出迎え、
84番雲海寺です、
その左隣に85番本地堂があります、納経所はこちらの中にありました。
本地堂を13時40分に出発、赤線の道を7分歩いて5日前歩いたポイントに合流、サークルがつながりました。つながったところから福田港へ引き返します、
赤線の合流ポイントから北へ、
無事福田港に到着、フェリーは15時30分です。